ANAのスマートU25航空券で、日帰りで北海道往復! ボンバルディアDHC8-Q400型機に初めて乗ってみた!!!
こんにちは、しののめです。
とても大事な試験があったので、1か月ほど更新をお休みさせていただいてました汗汗
申し訳ないです。おかげさまで、試験の出来もまずまずといったところです。Twitterなどでたくさん応援してくださって本当にありがとうございます。
今年は本当に国家試験のプレッシャーに耐えながら、コロナは避けながらやっていくことになるかと思いますが、焦らず確実にしっかりやっていきます(むきむき)
さて、世間ではGO TOなんて騒がれてますよね。地方に行くのがアレだとか何とか…
今回の記事はそれを助長してしまいそうなので、書くかどうかすごく悩んだんですけど、ネタいつまでも取っておいても仕方ないと思ったので、書くことにしました。
今回は、「日帰りで北海道に行ってみた」です。
とまぁそのまえに
えー、でも北海道行くの飛行機高いし…… と思ったそこのあなた!!
25歳以下の方であれば、飛行機に安く乗る方法があるんですよ!!ちょっと背伸びすれば届きます!!
航空各社がやっているサービスなのですが、今回はANAのスマートU25運賃
について紹介したいと思います。どんなサービスなのか簡単に言うと、
25歳以下の人は、当日、乗りたい便に空きがあれば、正規運賃の1/3ほどの料金で乗せてあげますよ
というサービスです。
おさらいも兼ねて条件はこの3つ。
・ANAマイレージクラブに加入していること
・25歳以下
・当日予約限定
マイレージクラブは入会金、年会費無料なので何も問題ないですね。航空会社のポイント会員的な感じです。最近では貯め方も多様化してきたし、使い道もすごく多いので、マイルをためるということはどんどんやって良い事なんじゃないかなと思っています。買い物をするだけで全く飛行機に乗らずにマイルを貯める、「陸マイラー」なんていう方々もいますw
とまぁ、こんな感じ。話がそれました。
では早速出発です。
(※この記事の取材は4/1にどうしようもなく移動しなければならなかった用事で行ったものになります。各自感染状況など確かめたうえで、自粛などしてください)
今回はできるだけ人込みを避けて、空いている電車に乗っていく方針で羽田空港まで向かいました。長野から北陸新幹線で来て、大宮からはあえて乗ってきた列車を降り、空いているなすの号の後ろ側、E6系へ乗車。1両あたり僕含め、5人くらいしか乗ってなかったので結果正解でした。
東京駅からは混んでいる東海道線の電車を避け、常磐線からやってきた品川止まりの電車に乗車。どの電車が空いているのか、こういう時にマニアの知識が生きてきます。
東京駅から乗る東海道線の品川行きだと、先頭車両か一番後ろが空いていることが多いです。15両なので少し歩きますが、こういう時ですから仕方ないです。
エメラルドグリーンか、青の帯の電車を狙いましょう
品川駅からは仕方ないので普段通り、✈急行羽田空港行きに乗車。
およそ全体的に混んでいる電車ではありますが、空港目当ての人が密集するのは一番前と一番後ろの車両になるので、できるだけ真ん中(4両目か5両目がベスト)の車両へ。
羽田空港に到着です。
さて、スマートU25を予約していきますが、一つだけ落とし穴があります。
1回目の利用時のみ、年齢確認などする必要があり、チェックインカウンターにて直接予約・支払いをしなくてはならないので、事前にネットで座席を押さえることができません。
もし1回目に使う場合、繁忙期は避け、早めに空港へ行っておきましょう。
※乗らなくても空港に行き、年齢確認等だけ済ませることも可能なようなので、参考までに
2回目以降、ネットで予約ができるようになります。
「スマートU25」という欄が現れますね。
7月後半から8月は繁忙期なので、スマートU25運賃も割高になります。
通常であれば、羽田ー福岡で1万円ほど、羽田ー新千歳で1万5000円ほどで乗れます。
新幹線を選ぶ理由が無いですね。飛行機どんどん使いましょう。マイルもたまります。
さて、早速乗っていきましょう。
NH59便、東京(羽田)→札幌(新千歳)
雨模様のフライトは、今日はどのくらい雲が厚いのかなーとか、色々ワクワクしますね
おや?意外と濃い雲じゃないね
巡航高度でここまで近いので、濃くはないけど厚い雲だったようです
ログを見返すと、高度37000~39000ft(11.7~8kmくらい)を行ったり来たりしてました。あまり気流が良くなかったんでしょうか。時々揺れましたが、そこそこ安定してました。
降下すると、北海道は晴れてましたw
新千歳空港に到着です。
昼についたので、昼食を購入、自宅からどうしても必要な荷物を回収、午後再び新千歳空港へ。
千歳駅から空港へ行くバス、240円で乗れるんですよ。実はJRよりも安いですw
帰りの飛行機を予約して空港デッキへ行きましたが、この時期は緊急事態宣言で本当に飛行機が少なくて、たくさんある駐機場に2~3機止まっていればいい方でした。
離着陸する飛行機も1時間ほど見ていても5機ほどだったので、本当に寂しかったです。
現在はもう少し多くなってきましたが、まだまだですね。
アマゾンや郵便が遠くからすぐに届くのは飛行機のおかげなので、国内線だけでも、以前通り運航できるようになるのを願うばかりです。
新千歳空港はグルメが盛りだくさんです。
今回は甘味処、イシヤカフェをご紹介。銘菓、白い恋人のメーカーがやっているカフェです。
パンケーキがおすすめ。
2020年7月現在、パンケーキは下の限定メニューに差し替えられています。
パンケーキもさることながら、ぎっしり詰められたイチゴがまた絶妙な酸味と甘みのバランスを両立していて、ペロっと行けちゃいます(*'ω'*)インスタ映えも狙った見た目ですよー!
多少値は張りますが、スイーツ好きなら絶対に食べてほしいメニューです。
新千歳空港へ来た際はぜひ立ち寄ってみてください。
さて、そろそろ北海道を離れます
新千歳空港は保安検査場の先、待合ロビーが半円形になっているのですが、広いしきれいだし、コンセントも使えるので、ある程度早めに入ってしまっても全然平気です。
結構お気に入り。
NH1116便、札幌(新千歳)→新潟
機材はなんと、当ブログ初登場の……
ボンバルディアDHC8-Q400です!!
カナダ製の地方路線用飛行機です。
この飛行機本当にマニアックで、正直ジェット機乗るよりも楽しいですww
乗るときからもう楽しいです。機体の高さが低くて、搭乗橋をぴったりくっ付けられないので、ハシゴ?を渡って乗ります。
どれだけ低いかはこれを見ればわかりますねww
機内の座席はこんな感じ。ちょっと薄いですけど、快適性には全く問題ないです。
乗った人の特権
窓際の座席に座ると、外側の足の置き場に少し困りますww
四角く座席側に何か張り出してるんですよね。
おそらく床下スペースを確保するためにここに配線とか色々入れてるんでしょうか。
穴が開いているので、与圧・空調系統のダクトもここに通ってそうです。
この飛行機の面白い所はこれだけじゃなくて、駐機場から出発するときにプッシュバックしないんですよね。
空港ターミナル側に頭を向けたまま走行を始めて、クルっと180°ターンをして出発します。
動画撮ったので興味があればどうぞ↓
https://twitter.com/shinonomeDIVA/status/1245632826596155394?s=20
新千歳空港の周りは本当に何もないので、夜出発すると空港がとてもきれいに見えます
性能のいいカメラで撮りたいですね
夜だし天気雨だし何も見えなかったのでずっとプロペラ撮ってました。
よく聞かれるんですよね。「プロペラの旅客機ってエンジン何使ってるんですか?」ってw
ジェットエンジンですw 「は?」ってよく返されますww
ジェットエンジンなんですよ。一般的にジェット機に使っているエンジンは、ターボファンエンジンと言って、ジェットエンジンでファンブレードを高速回転させます。
プロペラ機も同じようなもんです。ジェットエンジンでプロペラを回してるんです。
シャフトの先についてるものが違うだけで、原理は同じなんですよ(どや顔)
ヘリコプターを横に飛ばしているようなイメージなんですけど、この辺かなりマニアックで、解説したいので別記事でやらせていただきます。
ターボファンよりも、ターボプロップの方が複雑で難しいですが面白いですよ
ぜひ飛行機の仕組みについて興味を持ってほしいですね。深い深い沼です。
ほぼ1時間ほどで新潟空港に到着
ちょっと揺れましたが、そこまで気にならない程度でした。雨だったので何も見えず、それが残念でした。
駐機場からは久々にバスで移動になりましたwww
こっちの方が大変だった(^^;
今回の行程はこれでおしまいです。
どうでしょうか。ANAのスマートU25を利用して日帰りで長野と北海道を往復しましたが、意外とやれなくはないんですよね。こういう弾丸旅行は若者の特権なので、是非見聞を増やすためにもあちこち行ってみるのがいいと思います。
コロナがある程度落ち着いたら、ね( ;∀;)
それにしても新潟空港すごい新潟空港すごですね。便数も多いし駐車場もめちゃくちゃ広かったです。これも田中角栄の影響力なのでしょうか。。
新潟は街づくりが上手いですよね。すごいなぁ…
(終)
過去記事もどうぞよろしくお願いします!
福岡観光、太宰府天満宮外すとかありえなくない?!平安時代のイケメン、菅原道真に国家試験の合格祈願してきた。【20春九州】
どうもこんにちは。しののめです。
何も告知なしに2週間ほど更新お休みを取ってしまい申し訳ありません。無事北海道に帰ってきております。しばらく本州にいた後北海道に帰ってくると、とにかく夜が暗い事を感じます。先日夜中に買い物に行く機会があったのですが、真っ暗で何も見えませんでした。人がいないっていうのは多少不便を被る事でもあるんですよね~。
話は変わるんですが、最近本当に飛行機に乗る回数が多いので、「フライトログブック」というものを付け始めました。
これを記入することで、いつどの路線に乗ってどんなフライトだったか思い出せるようにしておこうと思ったわけです。飛行機に乗るときは、大体目的があって乗るときなので、これで思い出に残しておけるのは素晴らしいですよね。ちょっと前にテレビでも紹介されたようです。
また、これは個人の責任でやってもらいたいと思いますが、サービスでCAさんも記入してくれたりします。
これがまた毎回かなり凝っていて見るのを楽しみにしているのですが、お仕事なので、その辺も理解したうえで迷惑にならないように楽しみましょう。
一応マナーについても載せておきます。↓
https://www.elsana.xyz/entry/flight-logbook
一冊500円程度で購入することができます。大きな空港の売店か、アキバの書店とか、ちょっとマニアックなお店に売ってたりします。(新千歳のショップにもありました!)
是非見かけたら買って、フライトの祈念を一つ増やしてみてください。
https://kumariair.com/lp ←公式サイト
さて、余談でした。
前回の続きから。いよいよ九州旅行も大詰めです。
福岡の有名な神社、太宰府天満宮へやってきました。
太宰府天満宮、お祀りしているのは天神様です。
天神様=菅原道真(すがわらのみちざね)ですね。全国に天満宮、およそ12000あるらしいですが、その総本宮がこの太宰府天満宮です。
学問、至誠、厄除けの神様として知られていて、毎年1000万人の参拝者がやってくるそうです。
さて、ここでお祀りされている菅原道真についてですが、とても頭がよく、武術にも長け、誠実な人だったと言われてます。僕とは雲泥の差。ある意味理想です。
彼の生涯について語るとこれもまた長くなるので割愛しますが、彼が生涯を終えたのがこの太宰府の地ということで、ここにお祀りされているのでしょう。
学問、至誠については菅原道真繋がりなのはわかるのですが、なぜ厄除けまで祈願に来る人がいるのか…??
って僕思ったんですよ。調べてみました。
986年平安時代、一条天皇・花山天皇の時に「鬼すべ神事」が行われた記録をはじめ、どうやらこの太宰府天満宮では大昔から除災招福を祈願する行事がずっと行われていて、だから今でもそれが続いているということだそうですww
天神様が愛された梅の木の下でひょうたん酒を飲むと、厄から逃れられるという言い伝えもあるようです。地元の方の風習とも強く結びついているということなんですね。。
古典文学の話になりますが、平安文学で「花」といえば大方「桜」を指すのですが、道真公は梅が好きだったと。古風な男性だったのかもしれませんねwww
文武両道、至誠一貫を重んじたイケメンの歴史について学んでみるのもいい場所かもしれません。
僕も試験をパスできるよう、しっかり祈願してきました。
このほかにも、太宰府天満宮には見どころがたくさんありました。
まずはこちら
菅原道真の奥様もお祀りされています。夫婦円満、安産、子宝の守護神だそうです。
必要になった際はこちらを頼りたいですね。
太宰府天満宮、参拝時に気付いたことがありました。「やたらと橋を渡らされるな」と。これも言い伝えによるものなのだそうですが、この池は漢字の「心」をかたどった形をしているようで、橋を渡ることで、過去・現在・未来の邪念を払うという意味があるそうです。身を清めるのと同じ意味があるということですね。
また、動物もたくさんいます。
まずは麒麟。キリンじゃないです。
これは中国の空想上の動物で、いろんな動物の一番美しいパーツを寄せ集めてある生き物ですね。立派な王が現れ、素晴らしい政治をしたときに出てくる生き物だとされています。江戸時代に博多の商人がここに置いたようです。
狛犬(?)にも注目してみてほしいです。何かに似てないですか??(これは右側)
角ないですよね。シーサーっぽくないですか??ww
気づいた方いるかもしれません。
こっち狛犬じゃないです。何言ってるんだと。そう思う方いるかもしれません。
左側見てみるとちゃんと角ありました。狛犬でした。口も閉じてます。
じゃあこの角が無くて口が開いてるシーサーっぽいのは何だと。
「獅子」です
詳しい意味について知りたい方は阿形吽形(あぎょう/うんぎょう)について調べてみるといいと思います。
普段「狛犬」って一括りにしていますが実は違うんですね~。面白いですよ。
さて、そろそろ帰らないといけないので西鉄電車で福岡市内へ戻りましょう。
二日市で急行電車に乗り換え、30分かからずに福岡第一の繁華街、天神に到着です。
ただいまー!!天神天神天神!!!!!
天神は→、鉄道とリンクした↓、交通↑システム↓
やり方ひとつで、こんなに変わるものなんです
↓元ネタ
https://www.youtube.com/watch?v=vtKutkRhCZY
すみませんでした。やりたかっただけです。(アグネス・チャンさんすみません。)
天神ではとんこつラーメンを食べました!!うまい!
安いし、量もそこまで多くないので、ハジゴして食べ比べるのもお勧めです!!
さて、いよいよ空港から東京に戻ります。
福岡空港が都市部から近いというのは本当で、地下鉄で天神から10分、博多から5分で空港まで行けちゃいます。
空港もめちゃ綺麗ですよ
NH0264便、東京(羽田空港)行きに搭乗。
福岡から羽田の飛行時間は本当に1時間ちょっとなのであっという間につきます。
時間で言えば新千歳より近いです。
降り際にギャレー見せていただきました。
いつかこの裏の電気配線どうなってるのか見てみたいです
以上で、2泊3日の九州旅行終わりです。
人生で初めての九州でしたか、行ったことない場所に行くのは楽しいものですね。
今度は県単位で訪れてみたいし、教会見るためにもう一度長崎行かなくちゃと思ってます。長い間記事も読んでいただき、ありがとうございました。(終)
次回は乗り物メインの記事になるかと思います。
(ちゃっかり)
前回↓
九州シリーズ
乗車レビュー
船も乗ります
【グリーン車】JR九州の看板列車、883系ソニック、グリーン車に乗ってみた!!前面展望がやばい!!【20春九州】
どうも。しののめです。
やっとこさ学校が始まる日が決まりまして、6月中旬には長く続いた実家生活が終わるのかなと、希望を持っている毎日です。
5月末にはGW明けの感染の様子がわかるなんて言われているので、色んな数値と毎日にらめっこしてますが、学校始まってくれないと個人的な都合ですが人生に関わりますから、何とかなってくれって祈るような気持ちですね。
5月最後の記事も九州ですw
あと1回くらいは続くかなと思ってます。
実はあらかじめ門司港駅に着いた段階で計画してましたww
JR九州の福岡近郊特急料金、実はすごい安くて驚きました。
後で調べてみると、JR九州全線でB特急料金が設定されているからなんですね。
ちょっとマニアックな話題なんですが、皆さん特急料金が2種類あるってご存じでしたか??
指定席か、自由席かの違いじゃないですよ?
実は特急料金にはA特急料金と、B特急料金の2種類があります。
今回はまぁ、A特急料金は普通の特急料金としましょう。
B特急料金は、指定されている区間において安めの特急料金が適用されるんですよ。
JR東日本区間であれば、主に東京近郊ほぼすべて、踊り子、ときわ、草津、かいじなどですかね。サフィール踊り子や、成田EXPは一切適用外なので注意が必要ですが。
JR西日本は京都、大阪近郊区間。はしだて、サンダーバード・スーパーはくとの一部区間、こうのとり、くろしおなどが適用です。
そしてJR九州はなんと全線でこのB特急料金が適用になりますw
上見てもらえればわかりますが、小倉~博多って67.2kmあるんですが、特急料金は520円でOKです。比較でJR東日本のA特急料金、100kmまで1200円ですねww
というわけで、子供に大人気の列車、883系ソニックに乗車です。
初登場は1995年ということで、すでに登場から25年が経過していますが、そんな事どうでもいいって思えるくらいカッコいい見た目。The 特急電車って感じ。
これも独特な見た目をしていますが、やはりデザイナーは水戸岡鋭治氏。
登場当時のグッドデザイン賞、ブルーリボン賞を受賞しています。
2005年にリニューアルが行われているので、内装は登場当時のままではありませんが、こちらも独特のデザインですよね。
ドア真っ赤なんですけどww
左手は電話ブース。すでに公衆電話は撤去されています。
デッキは基本かなり大きめに作られていて、バリアフリーに対応してます。
自由席、指定席の客室はこんな感じ。やはり荷物棚は蓋ついてて、大きな荷物は入らなさそうですね。座席の枕の形、これ実は列車のロゴと全く同じ形ですww
左側、座席が1つになっている列は車いす対応列ですね。
そしてグリーン客室は、こちら!!
博多側先頭車両の半室がクリーン車になっています。
座席は普通席の色違いに見えますが、若干横幅が広いのかなって思います。3列シートですから、スペースも狭いように見えて結構広々してます。一切圧迫感など無し。
シートピッチは多少広がっているかと思います。
しかしまぁ、それなりに欠点はあります。予約する際は車両端の列を指定しないことをオススメします。展望スペース付近は特に。
もれなくこうなります。
まず、テーブルがショボい!ww端なので小さいのは仕方ないですが、丸くなっているせいで用途がかなり限られますwww
展望スペースのために足元がせり出してるし、足置きが謎のクッション。これに足を乗せるのが躊躇われますw
気にせず土足で乗せちゃう方もいそうですが、そうなるとなおさら靴脱いで乗せるのも嫌だし、、他の座席の後ろであれば、バーになっている足置き使えるので、大丈夫ですw
あとコンセントも一応ついてますが、電圧はあまり高くないですね。。短時間で何かを充電するのには向いてないです。
一部の座席スペースを犠牲にしてまで作られた展望スペース、気になりますよね。
883系グリーン車の特権、醍醐味といっても過言じゃないです。
なるほど、こりゃかなり良いや(*'ω'*)
展望室の質としてはJR東日本のリゾート系車両よりもいいかもしれません。
何より広いし、景色もかなりよく見えます。
4~5人くらいで楽しめますし、電車好きなお子さん連れてご家族で利用されるのもいいかもしれません。セミコンパートメント感覚で利用できます。
運転士さんの後ろですよ!!
前面展望楽しすぎて無限に楽しんでたので、以下何枚か上げておきます
この特急ソニックはとても速い列車としても知られていて、最も速い17,26,30号で、博多~大分198kmを2時間1分で結び、その表定速度は98.43km/h。全国第2位の速さです。
小倉~博多間は特急を高速度で運行させるためにかなり線形も良く、直線区間が続きます。
僕が乗っているときも何度か、速度計が130km/hを指していることがありました。
また883系は振り子式車両と言って、曲線に差し掛かると、車体を内側に傾かせることで遠心力を低減し、乗り心地を向上させることで、曲線通過速度もかなり速いです。
普通電車が90km/hの制限を受ける区間でも、100km/h以上の速度が出せます。
あっという間に博多に到着。所要時間は40分ほどでした。
是非皆さんにも特急ソニック(883系)のグリーン車で展望を楽しんでみることをオススメします。安い特急料金で楽しめるなんて、これも乗り得列車だと思います。
ソニックには2種類車両があって、白いソニックだと展望スペースはありませんから、事前に883系の特徴、7両編成で運転されるかどうか、確認しておくとよいかと思います。7両で運転されるのは間違いなく883系です。
博多から、今朝来た方向へもう少し戻ります。
二日市駅で乗り換えて向かった先は…
行ったことある方ならもうお気づきかもしれません。
続きはまた次回で。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。
(終)
過去記事もよろしくお願いします!!
北九州行ったことある??門司港は??え、行ってない?!損だよそれは!!【20春九州】
こんにちは。しののめです。
気が付くともう2か月もリモート講義してるのかっていう事実に震えております。
ようやく実家にいる時期も終わりが見えてきまして、いよいよだなと思っている所です。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
緊急事態宣言も解除されて、経済活動も少しずつ再開されて行っている所だなというのも感じますが、やはり油断は禁物ですよね。
手を抜かず、対策をしつつ段階的に色々元に戻せていけたらいいなと思っております。
今回は北九州第一の都市、小倉を出発。本州と九州を結ぶ海峡を目指します。
実は小倉駅は4方向の列車が発着するので、乗り換えには注意が必要なんですよね。
南側からやってくるのが鹿児島本線(博多)、日豊本線(大分)、北側からやってくるのは山陽本線(下関)、鹿児島本線(門司港)といった感じです。まぁどれも行き先で区別できるので、そこまで難しくはないですが、列車の色などで区別できないし、この駅で列車の進行方向が変わる列車も多いですから、初見さんには難易度高めです。(鉄オタは除く)
小倉~門司港の沿線風景は、博多~小倉に比べてガラッと変わります。
引き込み線や、留置線など多数あります。
北九州工業地帯が栄えていた名残で、貨物取り扱いなどたくさんやっていたということがわかってきます。
貨物駅を上下線で挟むように走行します
この区間は列車もあまりスピードを出さないので、沿線の工業地帯の様子などを観察するにはぴったりです。関東の鶴見線に似た感じがすると思いました。
ここ門司港駅はJR九州の路線の起点で、ちゃんと0キロポスト立ってます。
これ東京駅にも立ってますが、要するに「ここから路線が始まります」という意味です。
関門海峡を挟んで対岸、下関とを結ぶ関門トンネルが開業したのは1944年のこと。それまでは1891年(明治24年)からずっと九州の玄関口として、旅客・貨物の取り扱いを行ってきたようです。
1945年には米軍機による機銃掃射を受けたりして、その跡がつい最近見つかったりとかいろいろあったようですが、歴史的建造物としてその価値が認められたのか、現在では国の重要文化財に指定されています。
日本経済新聞の、2007年「足を伸ばして行ってみたい駅」ランキングで1位に選ばれたりしていて、九州の駅では1番有名と言えるくらいの駅だと思います。
駅舎はこちら。明治時代からほぼそのままの見た目を保っています。
夜になるとライトアップもしているようで、幻想的な見た目を楽しむことができるようですが、今回は弾丸スケジュールなのでそれはまたの機会にw
駅前も色々と見どころがあります。
まずはここ。九州鉄道記念館。
この旅行を行ったのは3月中旬ということで、緊急事態宣言とか色々出る前だったのですが、すでに閉まってました。
カットモデルもあります。
このほかにも古くから残っている建物としては、日本郵船門司支店ビル
JR貨物の旧支店?もここにあったようです
古いビルや洋館が多めの街並みで、電線も埋められているし、広場なんかもあるので、ゆっくり過ごすのにも適していると思います。
また、駅から徒歩すぐに埠頭があり、そこから関門海峡を見渡すこともできます。
関門海峡は今から6000年前に、本州と九州が分断してできた地形なんだそうで、幅は最も狭い所で500m、水深は最も深い所で47mと、かなり狭くて浅い海峡ですよね。
歴史を遡れば、1185年壇ノ浦の戦いで平氏がここに身を投げた、平氏滅亡の地でもあります。
またここは海上交通の要衝でもあり、1日に1000隻もの船が行き交うようです。
潮の満ち引きで潮の流れが1日に4回変わったり、大きく曲がりくねった地形をしているうえに、横幅も狭いと。ここを通る船はとても苦労しそうですが、それでも毎日、漁業や海運などで、様々な船が行き交っているわけですね。
海上保安庁も海峡の警備に忙しそうですね。
関門海峡を渡る方法として有名な方法は4つあります。そのうち2つは道路(橋とトンネル)。もう2つは鉄道(新幹線と在来線のトンネル)。
ところで…海峡見たら渡りたくなりますよね。俺はなります。
なりますよね?!?!でも門司港のふ頭からだとトンネルや橋は遠いので非現実的です。時間もありません。
あるよ。(ドヤッ)
今回はこの海峡、船で渡ってやります!!(謎の気合)
運行会社は関門汽船さん。この航路の歴史は遡ること明治22年、当時は和船航路でした。今ではこの120人乗りの高速船でもって、北九州市と対岸の下関市を所要時間5分ほどで結んでいます。運航頻度も日中20分おきということで、かなりの頻度でやっています。通勤に使っている方もいらっしゃるかもしれません。120人乗りの船は「かんもん」「ふくまる」だそうで、おそらくこの2隻による運航が組まれているのだと思います。
http://www.kanmon-kisen.co.jp/index.html
↑関門汽船さん公式サイト
片道料金は400円。それでは早速れっつごー
二階建てになっていて、座席のある客室はこんな感じ。平べったい船なので、窓の位置も若干他の船と比べると低く、波もかかったりします。景色はあまりよくないです。
二階部分はデッキになっていて、屋根がありません。柵も一応ありますが、あまり高くないのでそこそこのスリルを感じることができます。
しかも高さがないので波がかかる!\(^o^)/
でも景色は抜群です。
こんな感じで楽しんでいればあっという間に下関側。唐戸ふ頭に到着です。
もちろん、こっち側からでも北九州、門司港が見えます。
目的は海峡を渡ることだったので、この時点でさっさと船でトンボ帰りしても良かったのですが、せっかくなので下関で発見したものをご紹介します。
こちらは旧英国領事館跡。
レンガ作りですね。何やら北九州っぽい雰囲気が対岸まで来てる感じありますね。
そしてこれはなんと現存する最古の郵便局(左)だそうですw
大理石でしょうか。これも洋風建築ですよね。
勉強不足で全然語れないので説明書き置いておきます。
さらにこの右側の建物は金子みすゞさんにゆかりのある建物なんだとか…
これだけ見て滞在時間は15分ほどでした。(もっと長くいなさい)
もともと下関には長時間いるつもりがありませんでしたから、仕方のないことです。
帰りも同じところから船に乗ります。
(係員さん、きっと「この若者は物好きだな」って思ってたんだろうと思ってますw)
門司港駅に戻ってきました。
この鐘、鳴らすことができました。
ここから九州各地へ旅立っていく人を見守るという意味があるそうで、「旅立ちの鐘」といわれているようですね。これもまた古くからある物のようです。
以下、0キロポスト写真
鹿児島本線、折尾行き普通列車に乗車。先ほどやってきた道のりを戻ることになります。また同じ形式の車両です。
車内がロングシートなんですよね。普段セミクロスシートの115系に乗りなれていると不思議な感じがします。JR北海道の731系や733系に乗っている気分。
途中に機関車をバラしている場所もありました。
門司港から15分ほど。再び北九州市第一の都市、小倉へと帰ってきました。
今回はここまで。
門司港駅周辺は観光スポットとして派手なものがあるわけではないですが、鉄道の歴史に触れたり、関門海峡を実際に渡ってみるのも結構楽しいので是非お勧めしておきます。関門汽船の関門航路、是非乗ってみてください。
博多からそんなに時間をかけずに訪れることができるのも大きなポイントかと思います。
お付き合いいただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
まだまだ九州続きます。
過去記事もよろしくお願いします
JR九州の看板特急列車、885系「白いかもめ」「白いソニック」に乗ってみた【20春九州】
こんにちは。しののめです。住んでいる地域の緊急事態宣言がつい昨日かな?解除されました。人生で最も目標としている資格試験の第一段階が7月頭にあるので、遊びに行く暇もなく平日は死んだように勉強してますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。ちゃんとお家にこもれてますか??お仕事してる方は、大変な中ご苦労様です。
解除されたからといって、すぐに遊びに行くのはまずいですよね。。今回のウイルスの感染力は本当に強いものだと思うので。非常事態宣言自体も県ごとに解除するのはマズいんじゃないかなぁって思います。。もう少し段階的にやろうという考えでもよかったのでは。。。感染の大きな第二波が来ちゃう…
こうなった以上インバウンドには頼れませんから、国内の需要をがっちり下支えしていくやり方が必要になっていくと思いますね。。大変な状況から救われる方が少しでも早く出てくるようになることを願っています。
今回も九州の話進めていきます。
前回は1日長崎市内をぐるっと見て回って堪能しました。
その翌日早朝からスタートです。
旅行先で早起きするのは結構しんどかったりしますが、朝5時に起きて長崎駅にやってきました。特急で長崎を離れます。
コンコースにこんなものが。。。
なんとこの日から10日後、3/28に長崎駅~浦上駅、2.8kmの区間が高架化されてしまいましたw
図らずして、長崎駅が地上駅である最後の姿を見ることになってしまいました。
駅というのは出会いの場でもあり別れの場でもあり、ここから人生の大きな旅立ちをする場所でもあるんですよね。そういうことを改めて思わされました。
明治時代から続いている駅は、高架化されて新幹線がやってくる予定。
長崎駅5:58発、特急かもめ2号、博多行きに乗車。
なんだか本州では見慣れない形の電車ですよね。これ、九州来たら絶対乗っておきたかった車両の1つでしたw
JR九州の列車はかの有名デザイナー、水戸岡鋭治氏によるデザインのものが多いんですが、これもそうです。
特急かもめ、遡ればその名を使って運行していた列車は戦前から存在したのですが、それは割愛。現在JR九州で運行されている「かもめ」は国鉄時代の長崎~博多間の急行「出島」を、長崎本線の電化完了とともに特急に格上げしたものです。初登場は1976年。
まぁいろいろ紆余曲折を経て2000年に上の885系電車がデビュー。現在は上の885系、黒い787系、シルバーの783系にて運転されます。783系は佐賀までで、長崎口への乗り入れは無いようです。
URL(上787系、下783系)
885系の話に戻りますが、白くて丸いボディーがとっても特徴的。ヨーロッパの特急列車みたいでカッコいいです。
ロゴはこんな感じ。
車内も見ていきます。(6号車、博多方、先頭車両基準)
まずはデッキから。化粧板が白なので清潔感があります。傷も目立ちません。
車両端のスペースは各車両ごとに違いがあります。
どの車両もコモンスペースとなっていて、様々な使い方ができそう。窓も大きいので車窓も良く見えます。
2号車のデッキには何やら不思議な絵が…教養が無さ過ぎて何の絵かわかりません( ;∀;)
飲み物の自販機もありますし、前まで公衆電話が置いてあったスペースは通話スペースになっています。仕切り戸じゃなくて暖簾w
客室スペースも見ていきます。
客室デザインもかなり凝ってます。
画像奥が乗務員室ですが、シートがすべて革張り。
反対側からも見てみますが、革シートの擦れが気になりますが、イスとしては全然問題なかったです。
荷物棚はこんな感じ。成田エクスプレスみたいに蓋つきです。開けて中に物を入れる仕組み。ただこれには難点があって、奥行きも小さくて、縦もそこまで大きいわけじゃないんですよね。おそらくスーツケース類は荷物棚に入りませんw
大きい荷物は荷物スペースを使うしかなさそうです。
先頭車両の乗務員室との仕切りはガラス張りなので、前面展望も楽しめます。
走行中は普通のガラス、停車中はすりガラスになる仕組みが使われてます。
↑どのサイトにも書かれてないので書いとく。
(どういうことなのか、「訳が分からないよ。」)
お偉いさん方が長崎新幹線を作りたがっている理由の1つがこれ。
ってことです。この885系電車は制御振り子式車両で、カーブに差し掛かると車体を2度程度傾けて乗り心地を向上、通過速度も上がるようにしていますが、それでもこの区間は80~90km/hくらいしか出せない、厳しい速度制限の続く区間を通ります。
これは長崎本線の歴史が古いことにも関係しています。どうしても昔の建設技術では、大きな山を直線的に貫くトンネルを作るにはかなりの難工事、大掛かりになってしまいますから、古くから存在する路線は谷間か、川沿い、海岸沿いを走るのです。
この区間も例外ではないです。干拓で有名な有明海沿いにくねくねと進んでいきます。
6両編成の列車がくねくねと進んでいくと、見晴らしのいいところで最後尾の車両が見えたり、先頭車両が見えたりします。こういう路線ならではの楽しみ方です。
くねくね。
長崎行きなら進行方向左側、博多行なら進行方向右側に、有明海の雄大な遠浅の海。
時間帯、季節によっては干潟が見えたりします。干拓で埋め立てたところも、時間帯によっては見えるかもしれません。堤防道路があるので、わかりやすいかもしれません。
また、諫早駅を出てすぐのあたりであれば、遠浅の海の後ろに雲仙普賢岳を眺めることができます。いろんな車窓を眺めてきましたが、これはかなり立派な景色です。
ここを抜けると肥前山口から再び高速区間になり、佐賀からは福岡に行く人々がかなり乗り込んできます。佐賀から博多は1時間くらいで行けちゃいます。
鳥栖からは鹿児島本線に入って、住宅地を高速で突っ切ると博多に到着です。
長崎からは2時間弱ほどの乗車時間でした。
博多では数分の乗り換え時間。今度は大分行きの特急ソニック5号に乗車。
え、同じ車両じゃんって???
そうなんです。特急かもめ、特急ソニックに使われる白い885系は共通運用が組まれていますw
内装も結構バラバラです。結構鉄分多いですよ。
左は先ほどの「かもめ」に使われた車両のデッキ。案内板にはソニックの表示。
右はこの「ソニック」に使われている客室の窓枠。「KAMOME」と書かれてますねw
要するに、「かもめ」用に作られた車両が「ソニック」の運用に、またその逆もしかりということですねwww
こういった違いにも目を向けてあげると面白かったりします。
885系のシートピッチについては触れてませんでしたね。
この列車の運用についた車両のシートは革張りではなくモケットの仕様(どうやら車両によって号車ごとに革張りだったりモケットだったりするらしい。座り心地はどちらもそんなに変わらない)でしたが、身長165cmの成人男性が目いっぱい足を伸ばしてもノビノビで、窮屈感のかけらもありません。
鹿児島本線の博多~小倉間は福岡都市圏の大動脈で、すごくたくさん列車が走ってます。途中停車駅での乗り降りも盛んです。
香椎、折尾の順に止まっていきますが、沿線もそこそこ住宅あり農地ありで、東京近郊の平野部を走ってるような感覚です。
通勤の方々も、JR九州の特急は乗り心地もいいし、早くて素晴らしいので乗り換えるのも手ですよ
北九州市に入ると、次第に工場や物流センターが増えてきます。
小学校でも習いますよね。北九州工業地域(地帯)です。
近年の工業出荷額が落ちてきていることで有名ですが、それでも九州の産業を支えてきたところ。いろんな工場が動いているし、色んな仕事があるようです。
どうやら最近ではダイハツなど、トヨタ自動車関係の工場や、鉄鋼系の産業が主流のようです。八幡製鉄所おそるべしです。
黒崎。工場が見えます。
博多から1時間弱ほどで北九州市の小倉に到着です。
北九州第一の都市で、新幹線も止まります。
中途半端ですが、尺が長すぎるので今回はここまで。
885系白い特急型電車ですが、デザインもカッコいいし、設備も素晴らしく車内も快適。某鉄道系Youtuberさんは885系の乗り心地を好かないようですが、僕個人の感想としてはかなりいいと思いました。僕も色んな特急列車に乗ってきましたが、885系は横揺れが少ないので、気持ち悪くなる振動は少ないかなと感じました。
この車両なんと、初期に製造されたものだと登場から今年で20年になるということですが、そんなことは言われるまで気づかないくらい綺麗な列車です。
是非乗ってみてほしいです。今回はしののめオススメ列車のご紹介、
鹿児島本線、日豊本線、博多~大分間の特急「白いソニック」でした。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
(終)
過去の乗り鉄記事もよろしくお願いします。
船に乗ったり、飛行機に乗ったりもしてます。
長崎市内観光その2、長崎の街の歴史を学んでみるべし【20春九州】
こんにちは。しののめです。
GWも明けて、ようやくここから色々動き出す方も多いんじゃないかなっていう今日この頃ですが、ここ最近悩みがありまして。
外出時自粛やらなんやらで、もう1か月半くらいまともに外に出てないので、そろそろ体がキツくなってきたなぁと。腰とか痛いし、なんか腋の筋が痛くなっちゃって。今では私がおじいさん。ヴェルタースオリジナル。
日ごろ何気なく歩いたりしてるのって実は健康維持にはとても大事だったんですよね。実は旅行ネタのストックも無くなってきまして、そろそろ外出制限しなくて済むようになってほしいなぁと思い始めてます。GW僕も含め、頑張って自粛した方も多いですからね。報われればいいなと思っております。
さて、今回は前回の続き。長崎観光2日目でございます。
丸1日かけて、長崎市内の観光地をあれやこれや回ってみました。
前回記事↓
前日の疲れもあり、若干のスロースタート。
ここが長崎駅です。路面電車の1日乗車券はここで買うことができました。
長崎で1日中観光するなら、絶対に路面電車1日乗車券があった方が良いです。絶対に4回以上は乗りますから、130×4=¥520ですよね。簡単に元が取れます。
駅前電停から、3番系統蛍茶屋行きに乗車。なんかすごいのが来ました。
この車両、なんとかの有名デザイナー。水戸岡鋭治さんがデザインされた車のようで、昭和から走っている車両をおしゃれに改修したものだそうです。愛称は「みなと」。
元々は昭和29年から走っている車両なんですよ?!
市民会館電停で下車。「みなと」号の車体はきれいなブルーなのですぐにわかりそうですね。
電停から徒歩5分ほど。
中島川に数多くかかっている橋の一つ、「めがね橋」に到着です。なんと完成したのは寛永11年。1634年、江戸時代のことです。
日本初のアーチ式石橋で、日本三名橋の一つです。
1982年の長崎大水害で一部崩壊しましたが、復元されて国の重要文化財に。今では護岸の石垣にハートストーンがある事で人気を呼んでいて、パワースポットとして観光客に人気なんだそうです。たまたまいらっしゃった、地元のおじさんが嬉しそうに色々教えてくださいました。とても勉強になりました。
めがね橋電停から5号系統、石橋行に乗車。
景色が良い公園と聞いていたので、出雲近隣公園という地元の公園にも訪れました。
石橋電停からやってくると、大浦国際墓地の脇、急な石段の坂道を登ってくることになります。色々撮影している余裕はありませんでした。長崎は墓地も切り立ったところに大きく作られていて、大変立派でとても素晴らしいです。
坂を下って徒歩5分ほど、ここはグラバースカイロードと呼ばれているようですが、斜めに進むエレベーターが整備されています。これ、れっきとした道路として整備されたものなんだそうで、地元の方が病院に行くのに使っていたりするようです。
これで上がってグラバー園方面へ行くと、南山手レストハウスがあります。幕末に作られたようですが、なんでも誰が作ったかはわからないそうでw
洋風建築なのに瓦なのがアンバランスな感じですよね。
入場料は無料です。
大浦天主堂方面に進むと、前回夜間に訪れた祈念坂です。
日中は港までまっすぐ見ることができるのでこれもまた素晴らしい。改めて国家資格の取得を祈念して下りました。
ここを下ると、大浦天主堂の真正面と、グラバー園の入り口に来ます。グラバー園は長崎の観光地としても1番有名なんじゃないでしょうか。
中に入るとアンカーが展示されてました。商船や軍艦をこれでもって港に固定するといったことをします。
アンカー!アンカー!○○アンカー!!(やめれ)
彼の功績といえば炭鉱を開いて、近代日本の元を作った~なんてのは有名ですが、彼は幕末日本に渡ってきた頃、茶や生糸なども輸出していましたが、政治の混乱に乗じて幕府にも、新政府側の藩にも武器を売っていました。上手いですよね。商売上手な男です。
皮肉にも、幕末の争いには新政府軍、幕府軍両方ともグラバーが売った鉄砲を使っていたわけですねww
きっと景色のいいところからどうやって儲けるか、思いを巡らせていたのでしょう。結構な野心家だったのかもしれません。
キリンビールの元も実はグラバーさんだったようです
レトロ写真館ではドレスを着て記念撮影なんかもできたりします。女性と出かければこういったのもいい思い出になるんでしょうがww
そのうち相手を見つけてもう一度訪れようと思います。
和風建築と洋風建築の入り交ざったような、洋風建築なのに妙な安心感のある家がたくさん建っています。
グラバー園に訪れたら是非建物の中まで入って、その建物の用途や、どんな人が暮らしていたかまで知ってみると、面白いかと思います。
こういった建築物の中に展示パネルなども多数あって、グラバー商会の何でも屋ぶりを知ることができます。漁業まで手を出していたとは。
トロール漁法ってわかりますか?別名底引き網漁法というんですが、網で海底をごそっと一気にさらってしまう方法ですね。
漁獲量は上がりますが、漁業資源に与える影響は大きい方法です。
そろそろグラバーさんの家を見てみようか…
ん??
世の中にはどうにもならない事も多くあるんです。あるんですが、ちゃんと調べておくべきだった。これは不測。不測なんです。
再戦を誓いました。
グラバー園とりあえずこんな感じです。ブログだと伝わらないですが、ちゃんと見ようとすると1時間じゃ足りないくらいボリュームあります。彼女作ってもう一度来たいですww
庭もすごくきれいでしたし、春が一番いいかもしれません。
午後は前日に続いて再び、原爆の爆心地方面へ向かいました。
まずはこちら。片足鳥居。
名前そのまんまですね。
爆風で片側半分が吹っ飛んだようです。すごい。。。
吹っ飛んだ方もすぐ近くで見学することができます。
この鳥居のある神社も静かな場所にあり、良い雰囲気なので是非行った方が良いです。
徒歩で10分ほどのところには長崎大学医学部なんてのもありました。かつて長崎医科大学というところだったそうですが、皆優秀で医学を学んでいる学生たちが被爆したということで、モニュメントやら慰霊碑なんかもあります。
続いて訪れたのは浦上天主堂。長崎大学医学部から徒歩で10分ほど。
残念ながらお祈り等は感染症の影響でやってないそうで、外観を眺めるのと、扉から少しだけ覗かせてもらうだけにとどめましたが、すごく立派な造り。
画像では伝わらないですが、奥行きもかなりあって、大きめの本格的な教会です。日本人だと教会あまり見る機会無いですから、テンション上がりますww
あまり触れてないですが、長崎には驚くほどたくさん協会あります。
1873年からある歴史的建築物なんだそうで、1945年に一度原爆で全壊しましたが、1959年に再建。現在の姿になっているようです。原爆資料館にでも壊れた様子が展示などで確認できたと思います。
近くには小さな資料館もあり、江戸時代の潜伏キリシタンの暮らしや、当時のキリスト教徒の方々を知ることができます。なぜ長崎にキリスト教徒が多いのかもわかります。
カトリック教徒の数は東京に次いで全国2位、人口に占める割合は全国1位なんだそうです。
被爆してしまったキリスト教徒の方についての資料もあり、キリスト教を通した物の見方も勉強できるので、非常に興味深い所でした。
また今度訪れた時はお祈りの様子なども見学させていただきたいですね。
日も傾いてきたので、再び路面電車で港の方向に戻ります。
長崎のグルメとしてはカステラが有名ですよね。お土産としても有名です。
16世紀にスペインやポルトガルの宣教師が持ち込んだとされていて、しっとりした味わいは牛乳やバターなど、乳由来の油が入っていないからなんだそうです。
こちらが福砂屋さん。独特の包み紙なのでイメージが強いです。
悩みましたが、今回お土産として買って帰るのは松翁軒さんのカステラにしました。
1681年創業で、こちらもまた老舗です。
しかも二階には喫茶スペースがあります。
感染症の影響で時短営業だったので時間ギリギリになってしまいましたが、何とか間に合いました。
非常にオシャレな店内で、男一人でやってくるのも珍しい客だったかもしれませんww
こういうところに入り浸ってるから、ブルジョワ感を感じさせてしまうんでしょうか…
カステラの紅茶セット。ギリギリになってしまって申し訳なかったので、そんなに手間のかからないものをと思い、頼んでみました。¥700です。
客は僕だけだったので、いろいろお話も弾みました。
長崎ならではの風習だとかそういった話も聞けて、いろいろ楽しい場所でした。もうすこしゆっくり来れば良かったですね。。
ホッと一息ついたのもつかの間。今日は一日回り倒します。
本日2回め、松翁軒最寄りの市民会館電停から路面電車に乗って、駅前に向かいます。
長崎駅から路線バスに乗って5分ほど。
稲佐山ロープウェイの乗車口に到着。僕はこういった事に慣れているので迷いませんが、間違った行先のバスに乗ると全く違う場所に行ってしまうので、不安な方は時間は決まってしまいますが、無料循環バスを使った方が良いです。
なんと搬機はエンツォ・フェラーリや、北陸新幹線E7/W7系をデザインされた方らしいです。
九州に来ても地元の車両が載ったポスターを見なきゃいけないのか…
1000万ドルの夜景へ
ロープウェイを降りて少し歩くと展望台があります。
札幌の手稲山みたいな感じです。
屋上から見える景色は…
言葉を失いました。もしかしたら神戸よりもレベルが高いかもしれないですね。
スマホのカメラなので伝わらないですが、明かりの色の種類が多いからですかね、色とりどりです。
こちらが中心街方面ですね
この日はここまでです。
ブログですべて紹介できないくらい長崎は堪能しましたが、工事やら感染症やらで回れない場所もそこそこありましたから、また来ようと思いました。
また長崎は非常に女性ウケする場所が多いなと感じたので、男性の皆さんは大切な方を誘って、長崎を訪れてみるのが良いかと思いますwww
歴史や情緒ある、本当に素敵な場所だったなと、ブログを書いている今でも思ってます。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回は長崎を離れます。
夜景を見て駅前に帰ってきたら、駅に見慣れない列車が止まってました。鉄道ファンなら反応しちゃいますよね。
(終)
長崎市内観光その1、博物館・夜景や夕景はしっかり時間をかけて観察すべし。【20春九州】
こんにちは。しののめです。
このブログを書いているちょうど今ですね。久々に朝9時まで寝ましたw
ついつい普段のように平日忙しいと、休日もクセでそこまで長い時間寝られないんですが、ぐっすりでした。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
最近は自宅で色々料理にハマる人が増えているようで、僕もそのうちの一人なんですが、何でもパンやらケーキやら焼く人が多いので、スーパーから強力粉なんかが無くなったりしているようですね。僕も今度パンケーキ作ってみようかなと考えてみたりしています。
ふわっふわのやつ焼きたいですね。
さて、今回から長崎観光について少しずつ語っていきます。
そろそろ画像の撮影時期なんかについて説明するのは面倒なので、省略させていただきたいと思います。
前回ご紹介した長崎空港からスタートです。
昼過ぎだったので昼食を取ることも考えましたが、行きたい所がたくさんあるのでとりあえず保留。急ぎ目に市内へ向かうことに決めました。
実は長崎空港から長崎市内、ちょっと距離があるので、歩いて行ったりするのは厳しいです。
とりあえず空港から市内への連絡バスを使います。結構な高頻度で運転されていて、料金も1000円ぽっきり。客もそこそこ乗っていたので需要もあるんでしょう。
しかもこの空港リムジンバス、県営バスで運行されているのでびっくり。これって長崎県交通局ですよね。乗務員も扱いは公務員なんでしょうか?県を上げて空港の利用促進に力を入れてるようです。お客さんもたくさん集まっていて成功ですね。
空港から市内まで1時間くらい。長崎県はすごく山がちな地形をしているのですが、そこを高速道路が通っているので、都市間移動も皆難なくこなしているようです。
バスは空港のある人工島を抜け、大村市、諫早市を抜けていきます。どちらも山奥の方を通りました。
大村湾がどかんと居座っているので、陸路では迂回せざるを得ません。
トンネルを抜けると長崎市街に入りました。先にホテルへチェックインを済ませようと思いましたが、まだ時間があるので、平和公園停留所で下車。
とりあえず平和公園の前に、原爆の爆心地へ向かうことにしました。
そこには慰霊碑が立っており、広々とした公園として整備されていました。
75年前に町が丸ごと焼け野原になってしまうような事があったなんて思えないくらい綺麗な公園。。
さらに被害をうけた区域を示した図もありました。ほぼ現在の長崎市全域ですね。
爆心地すぐ脇にある小川ですが、この川も戦時中当時からあるものだそうで。
8月9日は全身大やけどを負った人々がこの小川に集まったそうです。。
次に平和公園と原爆資料館、どちらも一気に回ってしまうことにしました。
おなじみのポーズ。
これも平和公園の敷地内にあるものなんですが、これは当時の刑務所の跡そのままなんだそうです。よく見ると鉄筋コンクリートの鉄筋が丸見えになってますね。鉄筋が入っている建物だろうが原爆は容赦なく破壊できるということですね。。。
どのくらいの爆風があったのかわかりませんが、かなりの熱でコンクリートが溶けてしまったのか、あるいは吹き飛ばされてしまったのか。。
次に訪れたのは原爆資料館。資料館などの入場料って基本そこそこ値段が張るものだと思ってましたが、なんとここは大人200円、高校生以下100円です。
長崎では絶対訪れた方が良いスポットですね。こんな安い値段で歴史の勉強をできる場所はそうそうありませんよ。これはすごい事です。
館内の撮影もOKだったので、気になったものを数点バシバシッと貼っておきます。
これが長崎に投下された原爆のレプリカだそうです。
(この下は飛ばしてみらっても構いません)
仕組みも多よそ理解してきたのでご紹介しますが、原爆というのは火薬を用いた爆弾とは仕組みが異なります。
この卵型の覆いの中に「核」と呼ばれるものがあって、それに現在の発電所などでも使用されている、プルトニウム239を使用します。おおよそ6.2kg程度だそうです。核=コアです。
それを劣化ウランなどの重金属で覆うことによって核分裂反応で飛び出した中性子をコア内部に跳ね返します。1ns(1ナノ秒)に80回も、その連鎖反応が起こります。
その周りを爆薬で囲ってあり、それに点火して刺激を与えるわけですね。
物理のお話になりますが、質量というのは本当に恐ろしいもので、プルトニウム239を6.2㎏使用しただけで通常爆薬で2万トンに相当する威力だそう。
これはアインシュタインが発見した仕組みだったんですが、E=mc2という、世界で最も美しく恐ろしい方程式で説明できます。Eがエネルギ、mが質量、cが光速です。
要するに、エネルギーの大きさは質量と運動の速さに比例します。239なんて質量の大きい物質を1ナノ秒当たり80回も連鎖反応させて…考えるだけで恐ろしいですね。
高校物理もまともに理解できなかった人間の言うことなので調べればもっとわかりやすく理解できるかと思います。
(飛ばしてきた皆さんお待たせしました。)
核分裂反応を加速させると熱も発生しますよね。。
鉄兜なんてあっという間に溶かしてしまいます。爆心地近くでは1800℃にもなったそうです。
原爆に巻き込まれたのは日本人だけじゃなかった事も勉強して、この資料館を後にしました。少なくとも、僕らは戦争のない時代に生まれて本当に幸せだったと実感しました。
さて、長崎のメイン移動手段、なんだと思いますか?京都なら市バス、東京なら電車、都市によっていろいろありますが、、、
長崎では路面電車です
なんと大人一回当たり、どこまで乗っても130円!!
ということで、この日特になんも決めてなかったんですが、景色のいい高台に行ってみようということに決めました。
坂の街といわれるだけあって、上り坂が厳しいですね
もうちょっと進むと、看板が出てきます。
鍋冠山展望台はこちら…と
人が一人歩けるくらいの道で地元の方の通りもさほど多くないので少し心細い道かもしれませんが、足元はしっかりしてますよ
もうしばらく行くと階段がちな急な登りが始まります。
案内は看板にてずっとされているので、道に迷う心配はありません。
ここを登っているときは日ごろの運動不足で景色を映している余裕が全くありませんでした。googleマップに頼りきりになってしまい申し訳ないですが、何となくの雰囲気は伝わるかと思います。めちゃくちゃ石段きつかった…
車でも行けるようなんで、レンタカー借りたら楽だったかもしえません。
石橋電停から徒歩20分強、鍋冠山展望台に到着です!!
こんないい展望台が整備されてるなんて思ってもみませんでした。
当方男一人だったし、こういうところ来るのも気楽で凄く楽なんですが、カップルは流石にいませんでしたね。
女子大生グループに写真撮影をお願いされたり、イッヌの散歩に来た地元の人と話したりしていると、夕日が沈んでいく時間に。。。
造船所の奥に広がる大海原へ太陽が沈んでいきました(/ω\)
そうすると今度は町が色づいていきます
とっても幻想的な景色でした。スマホのカメラしかなかったのが本当に悔やまれる…
寒くなってきたのでこの辺で引き上げました。
帰りはちょっと経由ルートを変えて、記念坂を下ってみました。
街灯もほぼ無い暗い中、人気の少なすぎるほっそい道を行くのでまぁまぁ不気味でしたwww
写らないので撮りませんでしたが、ネッコもめちゃくちゃたくさんいました。
こちらが祈念坂。この景色好きすぎてもう一度訪れたので、詳しいご紹介はまた今度。
ここを下ると大浦天主堂の真正面に出ます。
夜の教会っていうのもなんかすごいですね。
夜は冷えました。気温も低い日だったので寒かったです。この日はこの辺で切り上げることにしました。
今回はここまで。
次回はもっとじっくり市内を見て回ります。
お付き合いいただき、ありがとうございました。(終)