【空港がらがら】成田空港アクセス列車、京成電鉄の「アクセス特急」に乗ってみた。スカイライナー課金しなくても十分な速さ。
こんにちは。しののめです。
年度末に向けていろいろと焦りつつ焦らず(にほんご)日々を過ごしております。
全国的にもやっと寒くなってきたようで、皆様も体調に気を付けてお過ごしくださいませ。
例のウイルスも怖いですね。第3波ということで。空気も乾燥してきた時期なのでどうなるかと思っていた矢先ですが。クリスマスまでには何とかなっていてほしいなぁという希望的観測。。(総統閣下もびっくり)
さて、今回は成田空港のアクセス列車を2種類乗り比べて、過去に乗った列車の感想なども踏まえて、総合的に、自分なりにランク付けしてみる企画です。
早速1つ目行きましょう。…その前に。
成田空港の現状について少し皆さんにご紹介します。
国際線の飛行機が減便に減便を重ね、限りなくゼロに近くなると空港はこうなります。
漂う世紀末感。。ちなみに、新千歳空港の国際線ターミナルもこんな感じです。
こんな状況が長く続くと、航空会社だけでなく空港運営会社も共倒れになってしまいます。1日も早くワクチンが広まって、この騒動が落ち着きますように。そのワクチンを運ぶのも、世界中のエアラインが役割を担ってやっていくのがいいでしょう。。
話がそれましたが、今回は成田空港第3ターミナルから。
実はここから列車の駅までは少し距離があります。遠いっちゃ遠いかも。
でも道順はそんなに難しい物じゃありません。床のマーキングを頼りに進むだけです。
第2ターミナルの入り口から入って、列車の駅は地下です。
JRの駅と、京成電鉄の駅が隣り合っているので、入る改札を誤らないように気を付けてください。
そしてやってきたのは京成電鉄成田空港第2・第3ターミナル駅です。
京成電鉄。成田空港開業当時から空港アクセスにずっとかかわってきた、成田と東京を結ぶ路線を運営している鉄道会社ですが、東京まで行く列車のルートが2種類あります。
オレンジのラインの方が直線的で速そうに見えますよね。それで間違いではないんですが、オレンジの方、よく言われる、「成田スカイアクセス」です。終日、上野ー成田空港間の座席指定の特急スカイライナーが運転され、所要時間は最速40分ほどです。
その他にも、普通乗車券のみで乗れるアクセス特急が運転されていて、こちらは地下鉄浅草線・京急線へ直通して、羽田空港まで行きます。
京成高砂ー印旛日本医大までを北総開発鉄道線、空港まで既存の線路と新線を組み合わせた、2010年に開業した比較的新しい系統です。
青いラインは京成本線。大昔からあった、京成のおおもとの路線です。
特筆することのない普通の私鉄の路線になりますが、こちらにも成田空港から上野へ向かう、乗車券のみで乗れる特急列車が運転されています。
当然のことながら、オレンジのラインと青のラインでは運賃が異なるので、(オレンジの方が若干高い)京成成田空港駅の改札はオレンジの方だけ2重になっていますww
京成の改札を入る→アクセス線改札を通る
といった感じなので、青い方に乗る客とオレンジの方に乗る客を分けるため、駅のホームは上手く長さを使って乗り場を分割してます。
向こう側は青い方に乗るホームです。
では、早速、オレンジの路線の列車に乗っていきます。
アクセス特急(北総線経由)羽田空港行きです。京急1000形、シーメンスのインバーター搭載車です。かなりのレア車ですね。
京成・北総・都営地下鉄・京急の4社にまたがって運行するので、画像のように京急の列車がやってくることもありますし、イチョウのマークの都営の電車がやってくることもあります。
出発するとずっと高架線を走行していきます。
普通車でも最高速度は120km/hなので、かなりスピード感があります。
スカイライナーは160km/hで走れるのでもっと速いです。
進行方向右手には印旛沼が見えました。
関東平野なので平たくてわかりにくいですねww
こっちのほうがわかりやすいか…
10分ちょい走ると印旛日本医大駅です。2010年に新しく開業した区間はたったその程度の距離なんです。
ここから北総開発鉄道線です。(北総も京成グループなので実質京成…こら)
千葉ニュータウンをまっすぐに貫いていきます。
停車駅も他路線への乗換駅メインでほとんど止まらないです。
ずっと住宅街か、堀切を作ったその中を通っていくので暇でした(^^;
あ!都営の電車来た!(5300形)
あ!京成の新車来た!!!(3100形)
本当に暇でしたwwでも暇してたのは30分くらいです。
京成高砂に到着。この駅で京成本線(青いライン)に合流します。
この駅の隣の駅、青砥駅では再び都営地下鉄浅草線直通方面と、上野行き方面で別れます。
この電車は羽田空港行きなので、このまま都営浅草線方面へ向かいます。
あ、これ新金貨物線ですね。初めて見た。
JR東日本・貨物の路線で、新小岩ー金町を結んでいます。もっぱら貨物列車や、レール輸送列車が通過しています。
将来旅客化の構想も現実味を帯びているらしいですが、どうなることやら。
ぱぁぁぁん
東京スカイツリーの根元を通ると地下に潜っていきます。
地下鉄はご紹介するのに工夫がいるので撮影してませんw
目的地に到着。
都心某所、ここまでの所要時間は1時間半ぴったりくらいです。
地下鉄線内も停車駅を絞って運行されてますが、スピードを出せないので都内は遅いです。
というわけで、今回は京成電鉄の空港アクセス列車、「アクセス特急」に乗ってみました。
総評としては、安いのに速い、といった感じでしょうか。座席もロングシートだし旅情もクソも無いですが。都内から普通に1時間以内で成田までいけるので上等上等です。
素晴らしい。スカイライナーに課金したくない同世代や、若い方、旅行代金を節約したい方は是非アクセス特急、使ってみてください。
やってくる車両ガチャも鉄道ファンにはまた一興ですね(^^)
ありがとうございました。次回は別のアクセス列車をご紹介します。
(終)
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