【定期運用なし。ニートレイン。】215系、平成の世に翻弄され続けた近郊型電車に乗った。湘南ライナー15号
こんにちは。彗星の如く現れたスターの原石……しののめです。(星街すいせいさんごめんなさい)
今週もようやく週末ということでブログを書かせてもらってるわけなんですが、まぁ最近は1週間が早いのなんの。
月曜日はお休みでしたので、ちゃちゃっとブログも更新させていただきましたが、火曜日はどうしても外せない用事があり日帰りで東京に行きまして、水木金はいつも通り学校ということで。めちゃくちゃ大変でしたw主に体力的に。
出張って大変ですよね~。。
特にそれに関してブログに画像上げるとか、そういったことは一切考えてなかったので久々に飛行機の中でゆっくり寝たり勉強したりといった過ごし方をしましたが、やっぱりB787型機って快適ですね~。。エンジンの騒音も少ないし、キャビン内圧も高めだし、湿度もまぁまぁいい感じなので人にやさしいです。素敵な飛行機ですね~。
ということがありましたw
余談はさておき、今回は電車でございます。
一応記事としてご紹介はしますが、先月のダイヤ改正で廃止になってしまった列車を取り上げるので、現在は乗ることができない旨、ご了承くださいまし。
4か月前、とある平日夜の東京、品川駅からスタートです。
22時ちょうど、京浜急行の品川駅に降り立つと
ウィング号が人乗せてました。定員制列車なので、一番後ろから乗ってもらう形をとってましたね。乗車駅でウィング号の改札をしていく方式なんでしょうが、ホームでずっと改札してる車掌さんが寒そうでした(^^;
JRの乗り換え改札からJRの改札内に入りまして、東海道線(下り、横浜・小田原方面)のホームに来ました。
大体中ほどでしょうか、今回のターゲットがありました。
平日、湘南ライナーに乗ろうと思って来ることが全くなかったので初見でした。今どうなってるかはわからないです。特急券売機になってるんでしょうか。
一番左の券売機に近づいて、520円を投入、一枚の乗車整理券が出てきました。残り席はまだまだたくさんあるので問題なさそうです。
というわけで、今回は湘南ライナーに乗ります。
廃止時には少し荒れた湘南ライナーですが、説明すると時代は1980年代にまでさかのぼります。通勤ラッシュを何とかしようと、私鉄各社はラッシュ時間帯に必ず座れる特急列車を設定していましたが、それをなんとかマネできないかと頭をひねった国鉄は、定員制、特別料金の快速列車(ホームライナー)を設定することにしました。
1984年に宇都宮、高崎、総武快速線系統に設定したところ、国鉄の予想以上に好調であったため、1986年、東海道線にも通勤用ホームライナーを設定することになり、それが湘南ライナーでした。ニーズに合わせて様々増え続け、新宿発着になるものや、貨物線経由での運転で、横浜駅をそもそも経由しない列車も設定されています。
登場当時から驚かれたのは、それまで全ての列車が停車していた横浜駅を、湘南ライナーは通過としたことでした。利用者を「東京まで30分以上かかるところから乗る人」と絞ることで、遠距離通勤に役立たせようとしたのでしょうか。のちに、東海道線は特別快速にも横浜駅を通過する列車が出てくるようになります。
使用車両は185系15両で850席分を確保していました。
しかしながら、座って通勤できるし、痛勤しなくていいということで、ホームライナーは人気列車に。ライナー整理券は完売になるし、座席は不足するわで、車両を何とかしないといけなくなってきます。
そこで1992年、民営化してJRとなったJR東は、ホームライナーの輸送力増強用車両、215系を4本製造、順次ホームライナーに充当させました。
215系がやってきました。乗車駅と降車駅が決まっており、品川では降車できないようにするため、駅員が列車のドアを手動で開けて、乗客の整理券を一枚一枚確認する作業を行っていました。
インパクトのあるこの車両は、両先頭車両以外はすべて二階建て構造とした10両編成で、1000人分の乗車定員を確保しました。
車両の構造は211系の二階建てグリーン車を基本とした設計で、走行機器類や足回りも211系に準じたものになっています。最高速度は120km/h。
新しそうに見えて、基本的な設計は国鉄末期と同じなんですね。
整理券を見せて乗り込んでみます。
今回乗車したのは先頭車両なので1階席がありませんが、2両目以降はほかの2階建てクリーン車両と同じで、出入り口付近の階段で1階と2階に別れるような形になっています。
座席に来てみます。
座席は乗客を限界まで詰め込むため、すべて固定式、リクライニング不可のボックスシートです。フランス、コンパン社製の座席で、ピッチは1460mmということで、若干狭さを感じました。
向かいに人が来ると、膝が当たるかもしれません
座席からの眺めはこんな感じ。
2階建て車両ならではの圧迫感は無く、開放感があって過ごしやすい車内になっています。
デッキと客席が仕切り扉で区切られてないからかもしれません。
元々、専ら東海道線用に作られた車両なので、耐寒設備はついていないようです。
間接照明なんかも採用しちゃって、若干バブリーな感じも…
トイレ付き車両もあるので、長時間運用もそこそここなせる車だということもわかりました。
列車は211系から引き継いだ持ち前の高速性能もあってか、順調に飛ばしていきます。
横浜を通過。
戸塚を通過。
品川を出発して最初の停車駅、大船に到着。
所要時間はここまで35分ほどだったかと思います。
やはり停車しないことは直接スピードに関わってくるもので、かなり速かったです。
通勤に湘南ライナーをはじめとしたホームライナーが人気だった理由も何となくうかがえました。
コロナで通勤客が減ったこともあり、僕が乗ったときは割と空いていましたが、(それでもボックスが丸ごと空いている座席は無かった)間違いなく、東海道線の通勤需要をうまく拾って貢献してきた列車でした。
3月の改正をもって、新しく全車指定席の特急「湘南」となって、使用車両も変わった当列車ですが、実質的な大幅値上げとなっていて、疑問の声も多いです。
えきねっとのチケットレスサービスを利用すれば期間限定で、特急料金720円で乗れるんだけど、ちゃんと告知されてないし営業努力どこ行ったん…?
また、湘南ライナーの運転区間は東京ー小田原で、小田原からの通勤客も上手く拾えていたわけですが、(実際小田原から乗ったり、小田原まで乗る人がどの程度いたかは不明)特急になると従来の倍の値段を取られることになり、東海道新幹線を利用して東京まで通勤する方が安いので、そちらに流れた人も少なくないと思いますし、新宿からの方はJRよりも小田急ロマンスカーが安くて便利でしょう。藤沢にもロマンスカー行きますし。
215系についてですが、取材当時は定期運用として、湘南ライナーに加えて、土休日の臨時列車、新宿ー小淵沢間のホリデー快速がありました。
こちらもそこそこ人が乗っている列車でしたが、3月のダイヤ改正をもって廃止。215系は定期運用を失ったまま国府津車両センターにいる状態です。
時期未定としながらも、185系と合わせて順次廃車となる方針だそうです。
30年程度でしたが、215系、よく頑張りました。お疲れさま。
(終)
【余談】シンカンセンスゴクカタイアイス、食べたいなぁ…
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【海外旅行気分】飛行機マニアホイホイ?!初めてのANA国際線用機材、B787-8で夜景フライト!!!
おはこんばんちわです。どうもしののめです。
近況については3日前にアップした内容でお話ししたので特には無いんですが、そろそろ北海道も暖かくなってきまして、趣味のクロスバイクに乗り始めました。
運動になるから良いっしょ~と思いながらスイーツ食べてますww
相殺されてプラマイゼロ\(^o^)/
まぁそんなこんなで。
今回は飛行機です。
皆さん、飛行機には国内線用の機体と国際線用の機体が存在するのはご存じでしょうか?
機体の外観からは分からず、機内に入らないとわからないので、おそらくいろいろと意識して飛行機に乗ってない方は気づいてないかもしれないですが、結構大きな違いがあるんですね。
今回は機内の座席の構成についてANAのB787-8型機でお話ししますが、
国内線の場合、プレミアムクラス+エコノミークラスの2クラス構成で335席仕様。
ですが、
国際線の場合、ビジネスクラス+エコノミークラス or ビジネスクラス+プレミアムエコノミークラス+エコノミークラスで、240,184,169席仕様の3種類があります。
え、そんなに種類あるんか?!
って思いますよね。僕も思いました。1機種でここまで違いがあるのはビックリです。調べるまで知りませんでしたw
さて、新型コロナが蔓延して国際線の需要が減った今、国内線で燃料を湯水のように使う飛行機を飛ばすのは非常に効率が悪いので、普段から国際線に使っている飛行機でも、燃費の良い新型の飛行機なので国内線に回してきて使用しているということが現に行われています。
大型機にも大型機なりの良さがありますが、コロナ渦では使いにくくなってしまった…
国内線で大型機を必要とするのは日本ならではの事情だったりするんですよねぇ、、、
このあたりの話は始めると長くなるのでまた今度。
話がそれました。というわけでまとめると、今なら一般人の僕らでも国内線に乗って、国際線の飛行機に乗っている気分を味わうことができるということですね。
「でも、どうやったら国際線の飛行機が運用されてる便がわかるの??」
って思いますよね。ご安心ください。ちゃんとわかりますよ。
ANAで予約検索、日付と区間を選択して便を表示させてください。
今日の新千歳ー福岡便を表示させます。
ANA290の後ろ、(78M)と書いてありますね。これがB787型機の国際線仕様を表しています。
78PならB787の国内線仕様(335席)、76Pや763ならB767、321ならエアバスA321といった具合で、飛行機は予約時点で使用機種までわかるようになっています。列車とは大違いですね。
参考に同じ日の新千歳ー羽田も載せておきます。
そして、国際線仕様機を使用している場合、ビジネスクラスの座席に国内線プレミアムクラスの運賃で乗ることができます。時間帯によって機内食も出るので、雰囲気をそのまま楽しむ事ができますね。
今回はエコノミーでしたので、違うのは座席周りの仕様のみでしたが、少しご紹介できればと思います。
外観はごくごく普通のボーイングB787型機なんですよね。若干とがった鼻先が特徴。
よく見るとエンジンの直径も同じくらいの飛行機と比べるとかなり大きいので、結構簡単に見分けがつきますw
機体レジ番とよくマニアが言っている国籍・登録記号はJA835Aでした。
機内に入ると、早速ビジネスクラスの座席を見ながら奥へ進んでいくことになりますw
はぇー、ビジネスクラスってこういう感じなんやなぁ!
やはり横幅が広々としてますし、リクライニングも深い角度まで倒れそうです。
エコノミークラスの座席配置は国内線と同じ、3列×3の配置です。国内線仕様機と違うのが、座席モニターです
デデーーーン!!!!!
これ本当に面白くてww触るのは昨年のA350搭乗以来でしょうかw
USBがあるので、携帯電話の充電等に使用できそうです。
各座席で面白い安全ビデオもしっかり見られます。
B787で窓際座席だと翼のねじれがよく見えて楽しいですね。地上にいる時でも面白いです。夜間でもよく見えます。皆さんもB787型機に乗る際は翼をよく見てほしいです。日本製の翼で、わざとよくしなる様に作られています。鳥が羽ばたくように飛ぶんですよ?グライダーの翼をヒントにしているようです。
機内が明るいので多少の反射はお許しくださいw
新千歳空港を南風運用で離陸(RWY19R)するとすぐに苫小牧市内を下に見ながら上昇していきます。
苫小牧は大きな港があり、様々なものが外国から入ってきたり、本州から船で運ぶものなどで札幌近郊で使うものについては苫小牧から道内に運びますので、色々なところが発展している街です。明かりも多く、室蘭に向けてカーブを描きながら光が続いているのを確認することができます。
当ブログではフェリーで苫小牧東港を使ったことがありますね。
苫小牧を見るとすぐに海上に出てしまうのでしばらく夜景が見えません。
しばらくすると機内サービスです。
メニューは変わりませんので、いつも通り頼んでいるものをお願いするのがいいでしょう。
今回は搭乗数日前まで胃腸炎にやられていたので、ジュースやコーヒーではなくスープにしました。
また、国内2大キャリア、(JAL、ANA)では機内Wi-Fiが使えるのが当たり前になってきていますから、フライトレーダー24でどこを飛んでいるのか見ながら乗っているのも楽しいものがあります。
気づいていない方も多いかもしれませんが、巡航中でも旋回してほかの飛行機の後ろに付いたり、そういったことをしていることがありますね。
つり合い旋回をしていて、バンク角もそれほど大きくとらないので、気づかない人が大半かと思いますが。
各座席のモニターでは国際線で見られるものと内容も同じものがそのまま見られるようでした。今流行りの鬼滅の刃なんかもあったりしたので、さすがですよね。機内エンタテイメントもどんどん時代を追うごとに充実していってます。
毎度のことながら、新千歳ー羽田は所要時間1時間半ほど、早ければ1時間ちょいの飛行でついてしまうので、そうこうしているとあっという間に関東地方が見えてきます。
確かこれが宇都宮だったか、郡山ですね。
茨城県の土浦の上空を降下しながら通っていきます。町がだんだん近くなってきました。関東は大きな平野でたくさん人が住んでいるので、どこまでも夜景が続いています。こういう時、何となく下に住んでいる人たちの営みを想像してしまうんですよw
こういうのを旅情というんですかねぇww
千葉県の印西市を抜けて、千葉市を進行方向右手に見ながら木更津へ向けて飛んでいきます。
京葉工業地域や、市原の石油コンビナートを見ながら飛びます。千葉県市原市の石油コンビナートは日本で最大の物です。この夜景の中には何万の人が住んでいて、どんな仕事をされてるんでしょうか。
木更津上空でアクアラインを見ながら大きく右旋回、東京湾を横断する方向に機種を合わせ、羽田空港の北風運用のファイナルアプローチ(RWY34)に入っていきます。
このまままっすぐ飛んで着陸です!
東京国際空港(羽田)に到着しました。ずっと晴れていて夜景も良く見えた素晴らしい夜間フライトでした。
というわけで、1時間半の海外旅行気分でした!
とは言えども、機種は何回か乗ったボーイングのB787で客室内がちょっといつもと違うだけで、旅客機なので何か特別なことをするわけでもなし、いつもと同じフライトがいつも通り終わった感覚です。やっぱり国際線機材には国際線で乗りたいですね。
コロナが終息したらANAの飛行機でシンガポールなど行ってみたいですが。何年先になる事やら。。
マニアではありませんが、やはり飛行機好きなので、乗員さんのご厚意で今回も到着後すこしだけお時間をいただけまして…
ちょっと画質荒いですがww
国際線ビジネスクラスシートに座らせてもらえました。
めちゃめちゃ広かったですw
もう一生座れないのでは…??ww
座れるようにこれから仕事頑張らなきゃ。いつか乗りたいなぁ
(終)
過去記事もよろしくお願いします。
【置き換え真っ只中】横須賀・総武快速線E217系電車のグリーン車に長距離乗ってみた。ボロい…けど気にならないボロさ
皆様大変ご無沙汰しております。いかがお過ごしでしょうか。前回の更新が気づけば11月末だったので、実に3か月以上更新をお休みさせていただいておりました。
理由は前回の更新でお知らせした通り大変な資格試験があり、それに集中しなければならなかったこと、旅行に行っている場合ではなくなってしまったこと。
といった感じなんですけれども、まぁ何とか帰ってこれました。
皆さん気になるであろう資格試験の結果ですけれども、合格ということで、この度、しののめは小型飛行機の運航整備士ライセンスを取得いたしましたことを報告いたします。
Twitterなどで祝ってくださった方々もたくさんいまして、すごくうれしかったですね。
筆記もあり口述もあり実技もありの試験で長丁場かつ精神が削られる大変な試験でしたが、あきらめなくてよかったと思っております。応援してくださった皆さん本当にありがとうございました。
既に4月ということで、新たなステップへと進んでいるわけですが、今後も生暖かく見守ってくださいまし。
さて、このブログのメインはより多くの乗り物をご紹介することなので、そこに戻っていきます。
今回は横須賀・総武快速線で活躍しているE217系電車のグリーン車のご紹介です。
当ブログでは初出なので、E217系電車について軽ーく解説しておくと、
E217系とは、JR東日本、横須賀・総武快速線用の直流近郊型電車です。
1994年、それまで同線で使用されていたオンボロ113系の置き換えを目的として投入された電車です。
1999年の置き換え完了までに745両も製造された、結構な大所帯な種類の電車と言えます。
JR東日本の定義する、新系列電車の2代目にあたります。209系で培った、「重さ半分、価格半分、寿命半分」を受け継いで長距離を運用する近郊型に発展させたのがこの形式です。また、近郊型電車でも片側4扉という形を通勤型の209系から引き継いでおり、通勤型電車にも近郊型電車にも使える「一般型電車」という区分を作るもとになった電車とも言えますね。まぁ要するに走ルンですシリーズの2作目ですよ
まぁまぁ今回はグリーン車に乗ってみたということで、電車の解説はこんなところにして。
品川駅にやってきました。
総武線快速、千葉方面は13番線からです。
ズバリ、行き先は成田空港✈です。
普通列車グリーンの乗り方については過去にご紹介したので、そちらを確認していただくか、下に置いておく表でも見やがれと言った感じですが、スイカ・パスモ持っておけば乗れるんで全然難しい事無いです。グリーン車券売機も13番線東京方面よりに発見しました。
乗り方詳細↓
品川-成田空港の距離は85km。表では51km以上になるので、若干高めの料金にはなりますが、50kmまでの運賃に比べ値上がり幅は小さいので、長距離乗ったほうがお得になるというのはグリーン車を楽しむうえで鉄則になっている部分は変わりません。
所要時間も長いのでちょうどよいでしょう。
グリーン券をパスモに読み込ませて電車を待ちます。
グリーン車を連結している場所は4号車と5号車の2両だったかと思います。
15両編成で運転する場合、横須賀・総武線快速の電車は
←久里浜・逗子方 増1号車~増4号車+1号車~11号車 千葉・成田方→
というつなぎ方をするので、編成の真ん中にグリーン車が来ます。湘南新宿・上野東京ライン系統の電車とはグリーン車の位置が違うので注意です。
キタキタキタ・・・(^^♪
実はE217系電車、登場からすでに20年以上たっており、かなりガタが来ています。
最近は最新型E235系1000番台によってかなりのペースで置き換えられているので、乗るなら今のうち…なんですよね。なので是非東京に行ったら乗ってあげてくださいw
(取材当時は置き換え始まってませんでした。)
公式資料↓
https://www.jreast.co.jp/press/2020/yokohama/20201112_y02.pdf
グリーン車はこんな感じの外観。二階建てのちょっといかつい見た目をしてますが、どの路線のグリーン車も同じようなものです。
早速車内へ上がりましょう
デッキには階段があります。奥側の階段が1階への階段、手前が2階へ行く階段です。
カーブになっているので、上り下りする際は手すりを使って十分注意してくださいね。
二階建てになっている部分の他に、わずかながら平屋スペースもあります。
天井が高く開放感があるので僕も結構好きな部分なのですが、座席数が少なく競争倍率が高いです。
平屋スペースへは階段の向かい側のドアから入る感じです。
車内をぐずぐず見ていると窓際が取られてしまうので、先に座席を確保しちゃいましょう。今回は二階席の窓際を取ります。自由席なので空いているお好みの座席へ行きます。
好きな座席まで来たら、グリーン券情報を読み込ませたスイカ・パスモ等を赤いランプがついている所にタッチ。ライトがグリーンに変わればオッケーです。
もし最初からグリーンが付いていたら、誰かが使用しているので別の座席へ移動しましょう。
シートピッチはこんな感じ。これだけあればもう十分ですね。
ピーチ・アビエーションより広いですよ(おぃ)
では、簡単に客室スペースを回ってみます。
二階席。天井が若干低く、座ってる分には問題ないですが立っていると圧迫感があります。
やはり普通電車のグリーン車なので、特急列車の普通車なみの設備ではありますが、安い金額でこれだけの所に座れるのが魅力です。
座席も座り心地はそこそこ
つぎに1階席へ行きましょう
天井が丸くなってないのが2階席との違いです。立つと圧迫感があるのは変わりません。座席の色も2階席とはかわって、ピンク寄りのパープルになります。
設備の面で変わるところはありません。
しかしながら景色の見え方は大きく変わってきます。
1階席はこんな風になりますw
列車に乗り込む人をローアングルで眺めるというちょっと面白い体験ができますwww
二階席だとそれはもう大変眺めが良いです。
駅の看板くらいの高さになるので、結構遠くまで見ることができます。
ゆっくり休みたいときは1階席を使う…といった使い方でもいいですし、そのあたりはお好みですね。
品川を出るとすぐにトンネルに入り、数分もせずに新橋。
発車してちょっと走るとすぐ東京です。
東京駅も地下なので特に見どころは無いです。東京地下ホーム、ちょっと暗いですよね
新日本橋、馬喰町と止まって、地上に出るのは錦糸町駅手前です。
ここからは総武緩行線(総武線各駅停車)と並走する区間になります。
黄色見えにくいな…
荒川を渡ります。
すぐに新小岩駅に着きます。ここは総武線快速電車への飛び込みが頻発してJRも困り果て、いち早くホームドアが設置されました。
屋根のトタンを青くして心を落ち着かせようとしたり、ベンチを線路側に向けないなど、色々やってみると一定の効果があったそうです。
一番いいのは自身を殺めてしまう人が減るような社会になる事なんでしょうが…
江戸川を渡ると千葉県に入ります。
上から読んでも下から読んでも市川市
船橋、津田沼、稲毛、と進んでいきますが、幕張車両センターも途中で見えます。
新型車両が見えます。(当時はまだ営業運転に入ってなかった)
車両センターを抜けてしばらくすると千葉駅に到着。
千葉を出ると一気に田園地帯や、丘越えの区間が多くなります。
成田駅を出ると、銚子・鹿島神宮方面とは分岐して、空港への高架へ向かっていきます。
高架区間を走って数分で成田空港(第2・第3ターミナル)に到着です。
品川から成田空港までの所要時間は1時間半ほどでした。
京成のアクセス特急やスカイライナーと時間で比較すると相手にもならないですが、のんびり空港までグリーン車で座っていけるのもメリットの一つかなと感じました。
さすがJRの線路だけあって、線形も良く、乗り心地も良かったですね。
E217系についてですが、やはり設計が何十年も使うようにできてないですから、あちこちガタがきてます。。。が、JR北海道の気動車特急とか乗ってると全然気にならないボロさなんですよね。むしろまだ全然走れそうな気もするのですが。
東京近郊の電車は100km/h以上で吹っ飛ばす区間も多くて、意外と足回りの負担が大きいかもしれないですね。
今度の新型車両E235系1000番台はグリーン車においては全席コンセント完備ということなので、E217系は接客設備が良くないかなーというJRなりの考えなんでしょう。
Creating User:MaedaAkihiko
というわけで、E217系グリーン車・総武線快速電車でゆっくり成田空港まで行ってみました。置き換えも進んでいて、引退もあっという間に訪れるでしょうから、乗りたい方は今のうちにということで。今回はここまで。ありがとうございました。
終
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【空港がらがら】成田空港アクセス列車、京成電鉄の「アクセス特急」に乗ってみた。スカイライナー課金しなくても十分な速さ。
こんにちは。しののめです。
年度末に向けていろいろと焦りつつ焦らず(にほんご)日々を過ごしております。
全国的にもやっと寒くなってきたようで、皆様も体調に気を付けてお過ごしくださいませ。
例のウイルスも怖いですね。第3波ということで。空気も乾燥してきた時期なのでどうなるかと思っていた矢先ですが。クリスマスまでには何とかなっていてほしいなぁという希望的観測。。(総統閣下もびっくり)
さて、今回は成田空港のアクセス列車を2種類乗り比べて、過去に乗った列車の感想なども踏まえて、総合的に、自分なりにランク付けしてみる企画です。
早速1つ目行きましょう。…その前に。
成田空港の現状について少し皆さんにご紹介します。
国際線の飛行機が減便に減便を重ね、限りなくゼロに近くなると空港はこうなります。
漂う世紀末感。。ちなみに、新千歳空港の国際線ターミナルもこんな感じです。
こんな状況が長く続くと、航空会社だけでなく空港運営会社も共倒れになってしまいます。1日も早くワクチンが広まって、この騒動が落ち着きますように。そのワクチンを運ぶのも、世界中のエアラインが役割を担ってやっていくのがいいでしょう。。
話がそれましたが、今回は成田空港第3ターミナルから。
実はここから列車の駅までは少し距離があります。遠いっちゃ遠いかも。
でも道順はそんなに難しい物じゃありません。床のマーキングを頼りに進むだけです。
第2ターミナルの入り口から入って、列車の駅は地下です。
JRの駅と、京成電鉄の駅が隣り合っているので、入る改札を誤らないように気を付けてください。
そしてやってきたのは京成電鉄成田空港第2・第3ターミナル駅です。
京成電鉄。成田空港開業当時から空港アクセスにずっとかかわってきた、成田と東京を結ぶ路線を運営している鉄道会社ですが、東京まで行く列車のルートが2種類あります。
オレンジのラインの方が直線的で速そうに見えますよね。それで間違いではないんですが、オレンジの方、よく言われる、「成田スカイアクセス」です。終日、上野ー成田空港間の座席指定の特急スカイライナーが運転され、所要時間は最速40分ほどです。
その他にも、普通乗車券のみで乗れるアクセス特急が運転されていて、こちらは地下鉄浅草線・京急線へ直通して、羽田空港まで行きます。
京成高砂ー印旛日本医大までを北総開発鉄道線、空港まで既存の線路と新線を組み合わせた、2010年に開業した比較的新しい系統です。
青いラインは京成本線。大昔からあった、京成のおおもとの路線です。
特筆することのない普通の私鉄の路線になりますが、こちらにも成田空港から上野へ向かう、乗車券のみで乗れる特急列車が運転されています。
当然のことながら、オレンジのラインと青のラインでは運賃が異なるので、(オレンジの方が若干高い)京成成田空港駅の改札はオレンジの方だけ2重になっていますww
京成の改札を入る→アクセス線改札を通る
といった感じなので、青い方に乗る客とオレンジの方に乗る客を分けるため、駅のホームは上手く長さを使って乗り場を分割してます。
向こう側は青い方に乗るホームです。
では、早速、オレンジの路線の列車に乗っていきます。
アクセス特急(北総線経由)羽田空港行きです。京急1000形、シーメンスのインバーター搭載車です。かなりのレア車ですね。
京成・北総・都営地下鉄・京急の4社にまたがって運行するので、画像のように京急の列車がやってくることもありますし、イチョウのマークの都営の電車がやってくることもあります。
出発するとずっと高架線を走行していきます。
普通車でも最高速度は120km/hなので、かなりスピード感があります。
スカイライナーは160km/hで走れるのでもっと速いです。
進行方向右手には印旛沼が見えました。
関東平野なので平たくてわかりにくいですねww
こっちのほうがわかりやすいか…
10分ちょい走ると印旛日本医大駅です。2010年に新しく開業した区間はたったその程度の距離なんです。
ここから北総開発鉄道線です。(北総も京成グループなので実質京成…こら)
千葉ニュータウンをまっすぐに貫いていきます。
停車駅も他路線への乗換駅メインでほとんど止まらないです。
ずっと住宅街か、堀切を作ったその中を通っていくので暇でした(^^;
あ!都営の電車来た!(5300形)
あ!京成の新車来た!!!(3100形)
本当に暇でしたwwでも暇してたのは30分くらいです。
京成高砂に到着。この駅で京成本線(青いライン)に合流します。
この駅の隣の駅、青砥駅では再び都営地下鉄浅草線直通方面と、上野行き方面で別れます。
この電車は羽田空港行きなので、このまま都営浅草線方面へ向かいます。
あ、これ新金貨物線ですね。初めて見た。
JR東日本・貨物の路線で、新小岩ー金町を結んでいます。もっぱら貨物列車や、レール輸送列車が通過しています。
将来旅客化の構想も現実味を帯びているらしいですが、どうなることやら。
ぱぁぁぁん
東京スカイツリーの根元を通ると地下に潜っていきます。
地下鉄はご紹介するのに工夫がいるので撮影してませんw
目的地に到着。
都心某所、ここまでの所要時間は1時間半ぴったりくらいです。
地下鉄線内も停車駅を絞って運行されてますが、スピードを出せないので都内は遅いです。
というわけで、今回は京成電鉄の空港アクセス列車、「アクセス特急」に乗ってみました。
総評としては、安いのに速い、といった感じでしょうか。座席もロングシートだし旅情もクソも無いですが。都内から普通に1時間以内で成田までいけるので上等上等です。
素晴らしい。スカイライナーに課金したくない同世代や、若い方、旅行代金を節約したい方は是非アクセス特急、使ってみてください。
やってくる車両ガチャも鉄道ファンにはまた一興ですね(^^)
ありがとうございました。次回は別のアクセス列車をご紹介します。
(終)
過去記事もどうぞよろしくお願いします。
【日本一のLCC】ANAグループ会社のPeach AviationのエアバスA320ceoで新千歳ー成田を往復。LCCとFSCはどこが違うのか?!?!【20夏関東】
こんにちは。久しぶりの更新になります。
最近はひたすら年度末の試験に向けて対策を進めていて、ブログまで手が回ってなかったのが現状です。もうしばらくこの状態が続くとは思いますが、確実に試験はパスしてやろうと思って本人は本気で取り組んでますので、もうしばらく生暖かい目で見てくださるとありがたいです。
多分3月末くらいにはケロッとして元気に戻っているはずです。
今年は年末年始休みもほぼ返上かなぁ…仕方ないけど。大晦日・元旦くらいはゆっくりできたらいいなぁ。いつものこと過ぎてもう慣れてきた感じあるね。今年の大みそか・元旦は飲みまくるぞーー!!
さて、今回はかの有名大手エアラインのグループ企業、LCCとしてやっているPeach AviationのエアバスA320ceoで新千歳ー成田を往復しました。
当ブログでは初めてのLCCで、エアバス機は二度目の登場です。
そもそもFSCとLCCの違いについて簡単に解説してから始めますかね。
FSC=フルサービスキャリア
です。日本では大手のJALやANA、スカイマーク、AIR DO、スターフライヤー、などがこれに当たります。
おおきな特徴として、
・機内で無料のドリンクサービスや、無料の機内食のサービスがある
・大きな手荷物も無料で預かってもらえる(大きすぎると有料)
・便の変更が可能・運休や遅延による保証が隅々まで行き届く
といった感じです。保証に関しては色々ありますが、ほかの便への振り替えや、夜遅くですでに便がない場合翌日の便へ振り替えた上でホテルまでのタクシー代、ホテル代金まで保証する場合があります。座席の指定が自由にできるのも特徴ですね。かなり融通している半面、サービス料が運賃に乗るので、LCCに比べて若干値が張ります。
LCC=ローコストキャリア
です。日本では前述のピーチ・アビエーションや、ジェットスター、春秋航空日本がこれにあたります。
大きな特徴として、
・徹底したコストカットで運賃が激安
これにつきます。これは詳細を書くしかありません。
コストカット=安全面を軽視している
というわけでは全くありません
東京や大阪であれば、成田空港や関西空港のように空港使用料が安い空港を使用して便を運航したり、空港ターミナルを簡易的な造りにして維持費を下げたり、使用する飛行機の種類を1種類にして人材育成費用を抑えたり(航空系資格は機種別に存在する)、航空券を旅行会社などのパッケージツアーなどで販売せず、インターネット等から客が直接購入する方法に限定することで、利益が直接入ってくるようにしたり。。
ですから、結構なコストになる、FSCでは当たり前にやってくれた、
・座席の指定
・大きな手荷物を預ける(LCCでは基準が厳しくなる)
・機内サービス(機内食や飲み物の提供)
・カウンターでの航空券の購入
などはすべて有料か、普通運賃に割り増しされるのが普通です。
また、航空券を購入する際、インターネットで表示されている運賃に別途空港使用料と燃油サーチャージがプラスされるのが普通で、表示されている金額よりも若干高くなります。
このように様々な工夫をしたうえで儲けを得ようとしてできたのがLCCです。
運行はいたって普通で、プロの地上スタッフ、整備士、客室乗務員、パイロットが仕事をしています。
説明はこんなところ。
早速ピーチに乗っていきましょう。
荷物を預けるのは有料になるので、空港では一切スタッフのサービスを受けませんでした。無人チェックイン端末で事前に購入してあった航空券の情報を打ち込み、チェックインを済ませます。
航空券の紙質でもコストカットをしているのか、航空券はよくあるレシートの形で発券されます。レシート紙に黒字のみで印刷されているので、かなりシンプル。
このチェックインは、便の出発30分前には済まさないといけません。
次に保安検査を済ませます。このゲートは出発20分前には通っておかなくてはいけません。LCCの出発ゲートはターミナルの端になるパターンが多いので、できるだけ早めに通っておいた方が良いかもしれません。
搭乗口へ行きます。案の定、新千歳空港の一番端の出発ゲートからです。
機種はエアバスA320。フランスのエアバス社が開発した飛行機で、全世界で8000機以上、シリーズ含め1万機近くへ迫る勢いで売り上げている超ベストセラー機です。日本ではジェットスター・ジャパンや、ANAが長胴型のA321型含めて運行しています。
現在は中国にもエアバスの工場があり、アジア向けA320も多数中国で製造されています。
LCCでは着席率を高くして飛ばすのがセオリーなので、座席を増やすためにFSCの機体に比べてシートピッチが小さめになっていますが、機内はこんな感じ。
開放感があって、座席の狭さをあまり感じないです。
シートは紫or黒色調の革張りで、おそらく拭き掃除が簡単になるようにこのようなデザインになっているものと思われますが。
コロナ渦でもCAさんの消毒作業のしやすさに一役買っていそうです。
シートピッチはしっかり座ってこんな感じ。
僕は身長165cmなので、小柄な男性や女性であれば全然問題ありません。
若干狭く感じても、フライト時間が2時間に及ばない程度であれば全然気にならないのではないでしょうか。
ベルトサイン・読書灯周辺はこんな感じ。普通の照明です。明るさは何も問題ありません。
フライトタイム1時間半くらいで成田空港に到着します。
音楽を聴いたりしていればあっという間に到着します。
成田空港は第3ターミナルに着きます。ボーディングブリッジがないので、タラップ車の階段を下りて、エプロンを歩いてターミナルの建物へ向かうことになります。
第3ターミナルと第2ターミナルは隣り合っているので、one worldアライアンス加盟航空会社を一通り見ることができます。
おっとこの青のFマークはフィンエアァァァァァァァァァですね。
フィンランドの航空会社で、ヘルシンキ行きの定期便があります。A350型機で来てますね。
徒歩5分ほどで成田空港第3ターミナル建物に到着です。
配管が丸出しだったり、若干簡易的な造りになっている建物にはなりますが、全く問題はありません。
フードコートはありますが、後はお土産屋さん程度しかありませんので、暇つぶしはできない点に注意です。
すぐ折り返します。
到着は1階ですが、出発は2階から行きます。
二回から階段を降り、またエプロンを歩いて…
おっとあれは?!?!?
グレーにQATARの文字、あれはカタール航空ですね。日本にもよくドーハから飛来します。A350型のさらに長胴タイプ、A350-1000で来てました。初めて見た。。
でっかいなぁ。。。。
そのさらに奥はグレーに国旗をあしらったような尾翼の模様。大国、アメリカン航空のボーイングB777-300ERでしょうか。こちらもでっかい。。
成田空港では大型機をかなりたくさん見かけることができるので、個人的にはかなりおすすめですね。貨物機ではB747、いわゆるジャンボジェットがいまだ現役です。
夕焼けになり、機内の雰囲気もかなりいい感じに。。。
今回はここまで。
本当に、
小さいスーツケースや、バックパック1つしかないから~
という時はLCCが本当に良いと思いました。いつもと同じ時間に空港に来て、普通に飛行機に乗るだけですからね。飲み物が欲しければ先に買っておいても全然問題ありません。それでいて安い料金でいいなんて至れり尽くせりです。
ただ、もしダイヤが乱れてしまったりすると、LCCは機材繰りもカツカツでやっているので到着機材遅れによる遅延が発生しやすいです。
それから、欠航になってしまった場合、運賃のキャッシュバックはありますが、代替便への振り替え等は一切ありません。キャンセルなどのサービス対応もFSCに比べると体感、若干大変かなぁと思います。変更やキャンセルする可能性があるなら、最初からANAやJALで予約しておくべきだと思います。
なので、うまくFSCとLCCを使い分けて移動できるようになるのが賢いかなぁと思います。是非あなたもLCCの飛行機、利用してみてはいかがでしょうか。
最後はピーチアビエーションの本拠地、大阪のあいさつで〆ます。
ここまで読んでくれておおきに👍
(終)
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鉄道好き必見?!オススメの「乗り得列車」をご紹介します!第3弾!(最終回) ~個性派な列車~【親子向け】【鉄道ファン】
今週も何とか週末を迎えられて、こうしてブログを書いているわけですが。早速体調を崩したご報告をさせていただきたいと思います(先週気を付けようと言った矢先)
熱は出なかったのでおそらく風邪とかじゃないと思うんですが、今週初めのあたり、かなりひどい頭痛と肩こりに合いまして。下がむけないとか首が痛いとか色々やっておりましたw
作業もままならないので、いつもより若干早く帰ってきたりしました。
本当に気を付けたいですねぇ( ;∀;)体は資本です。(つくづく)
風邪とかにも気を付けつつ、コロナにも気をつけなきゃいけないので。この冬はまたいろいろと大変になりそうですね。インフルの予防接種もしなきゃ。。。
さて、今回はオススメ乗り得列車紹介第3弾。個性的な列車を2つご紹介します。
早速行きましょう。
1.HB-E300系、リゾートビューふるさと(篠ノ井線・大糸線)
当ブログ初出の列車になります。
快速リゾートビューふるさと号は、2010年の信州ディスティネーションキャンペーンから走り始めた、長野県北部をめぐるジョイフルトレインです。
週末を基本に運行されており、運転日は長野~南小谷間を1日に1往復します。
長野から篠ノ井線で松本、方向転換をして大糸線で南小谷に行く走り方をします。復路も同じ経路です。
車両はハイブリッドディーゼルカー、HB-E300系によって行われています。
東北地方の同じような列車、リゾートしらかみ、リゾートあすなろ、海里などに使用されているのと同じ形式の車です。
ディーゼルエンジンの動力を直接駆動に伝えるのではなく、ディーゼルエンジンで発電機を回し、作った電気でモーターを回して走る方式なので、ディーゼルカー特有の振動が少ないのが、乗っている感覚から言える特徴です。(三相交流の話になるので詳しくは省きます。)
運転台を眺めていると、下り坂やブレーキ時は発電してバッテリーに充電している様子も良くわかります。
基本的に山間部を走行することが多いので、ハイブリッド車両ながらパワフルに走るのを乗って楽しむことができる、鉄道ファンなら絶対楽しめる列車だと思います。
また車両の特徴としては、非常にゆとりのあるスペースとなっている点も特徴です。
全席回転式リクライニングシートで、シートピッチが何と120cmあります。
これは僕が今まで乗った列車の中で一番シートピッチが広いです。どんなに伸ばしても前の座席に当たりません。
窓ガラスもかなり大きく、沿線の景色や夜景を存分に楽しめる設計となっています。
車内ディスプレイからは前面展望も見られます。
また車内イベントも多く開催されていて、往路では長野県安曇野の伝統芸能を地元の方が見せてくださったりします。
信濃大町駅・穂高駅に長時間停車するので、駅近くの穂高神社へ参拝したり、駅回りを少し散策したり、乗るだけではなくその土地の雰囲気をゆっくり味わいながら旅をすることができる運転ダイヤにもなっています。
また列車には必ずリゾートアテンダントが乗務していて、沿線紹介やグッズ販売、などサービスをしてます。
また、運転経路やダイヤも工夫されており、各路線の景色を一番よくみられる時間に運行されています。これからの季節だと、復路で姨捨から善光寺平の夜景を見ることができます。
姨捨駅ではしっかり乗降扱いをする停車を行うので、今ではすっかり減ってしまったスイッチバックもこの列車で体験できます。
簡単に書くとこんな感じ。蒸気機関車だった時代、急な坂を上るにはこのようにジグザグに上ることで、全体としての勾配を緩やかにしていました。
姨捨駅などはその名残です。ちょうど折り返す部分に駅ができたので、今でもスイッチバックを行っているといった具合です。このような例は日本にはそこそこあります。
冬はめちゃくちゃ寒いですが、姨捨で写真を撮るなら空気が澄んでいる冬が一番良いと思います。
ここまで書くと、典型的なリゾート列車の内容かと思いますが、上にも書いたとおりこの列車は特急ではありません。
なので乗車券のほかに払う料金は、普通列車指定席料金。
すなわち、プラス530円払うだけで、この列車に乗って楽しむことができます。
極めつけは
18きっぷでも乗れるということです!!
値段とサービスのバランスがかなりよく取れていて良い列車なのですが、なかなか鉄道系ブロガーさんが乗ったとか、そういう話をあまり聞かないので今回ご紹介しました。
是非乗ってみると良いかと思います。鉄道好きでなくても観光として楽しめる列車かと思います。
2.883系特急ソニック グリーン車(日豊本線・鹿児島本線)
当ブログ2回目の登場になります。
言わずと知れたこの列車はJR九州の看板特急列車です。
1995年、福岡-大分を結んでいた特急にちりん高速化のために、最高速度130km/hの振り子式車両883系を投入。ソニックにちりんとして運行開始したのがこの列車の元でした。
それまでは非振り子式、国鉄型特急車485系を使用していたので、最高速度は120km/hでした。883系によって福岡-大分の所要時間は実質30分近く短縮されました。
引用元↓
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/08/JRkyushu485Nichirin.jpg
2003年改正以降、福岡ー大分間の特急はソニックに統一され、30分に1本の運転頻度で所要時間も上り下りともに2時間程度と、まさに爆走と言える走り方をしている特急です。
またJR九州ではネット予約等でキップをあらかじめ安く購入することが可能なため、競合する高速バスと比べると特急の方が30分程度早くて運賃もそんなに変わらないと、バス会社も真っ青の力の入れようです。
使用される車両のうち、883系は7両編成で、1号車(大分方面先頭車 ※博多ー小倉間逆向き)の半室はグリーン車となっていて、この車両がまた鉄道ファンの心をくすぐる良いデザインとなっています。
というか、883系、885系ともにJR九州が自慢にしているデザインの車なんですよ。広告にもよく出てくるので。まさに広告塔。
普通車客室↓
この客室、今では絶対考えられないような作られ方をしています。
リニューアル後はどうだか知りませんが、少なくともデビュー時はネジ1本まで既製品は一切使用されておらず、全て設計者が考えたものが使用されていて、ヘッドレストの形が列車のシンボルマークと同じ形をしていたり、照明も壁から生えていたり、ちょっと普通の列車とは違うかな~という雰囲気を全力で醸し出してくる列車です。
色んな列車に乗ってきましたが、883系はドアから入った瞬間にちょっと普通の列車ではないなと思うくらいインパクトのある車ですね。
またグリーン車客室前方にはパノラマキャビンという展望スペースが付いており、ここから運転台を眺めることが可能です。
グリーン車に乗らないといけないですが、こんなのはジョイフルトレインじゃないとなかなか無いですからね。特急でここまでするのはかなり異色な感じです。
運転士さんがマスコン握りしめて130km/h出すのも見られます。
パノラマキャビンはベンチになっているので、複数人でも使用することが可能です。
是非ご家族で楽しまれるのが良いかと思います。
僕のような大きなお友達は一人でも全然行っちゃいますが
JR九州の特急料金は、他社に比べて若干割安になっています。
B特急料金を全線で採用しているからなのですが、そのおかげで近距離でも特急を利用するハードルが低いかなと思っています。
また、乗り継ぎ割引なんかも利用されると、さらにお得に特急に乗れますし、JR九州には奇抜な列車がたくさん走っていますから、是非これを機に乗ってみるのもいかがでしょうか。
以上883系について、簡単にご紹介しました。ありがとうございました。
【終】
過去記事もぜひよろしくお願いします。
プロペラ旅客機乗ったことある??ANA誇る地方コミューター旅客機、ボンバルディア社製DHC-8-Q400を全力で楽しむ!!(ANA1857便 新潟→新千歳) (6月帰)
寒い!!ついに早朝の冷え込みで氷点下を記録し始めました。北海道だと毎日の生活も暖房なしじゃままならなくなってきてます。
こうも急に気温が変わると鼻水止まらなくなったり、体が色々とびっくりしちゃって困ってます。本格的に風邪ひきたくないので何とか頑張ってはいますがどうなる事やら。。。どうもしののめです。
早いですよねぇぇ。。もう10月も折り返しです。ついこないだまで暖かかった気がしてるんですが、街路樹の葉っぱがすでに落ちちゃってる木もありますね。。。
さて、今回は久々に飛行機に乗った記事になります。
今回は日本を代表するエアライン、ANAの新潟→新千歳路線で運用されている、ボンバルディア社製のDHC-8-Q400型機のご紹介です。
何回か前の記事でも同じ路線の同じ機材に乗っていますが、夜間飛行だったためご紹介できる部分が少なかったので、今回で改めて皆さんにご紹介したいと思います。
その時の記事↑
当ブログでも新潟を通るのは3回目になりました。またしても新潟空港です。
新潟は結構すごい所なんですよ。大阪へも飛行機があるし、北海道にもすぐ行けるし、東京に行きたければ上越新幹線で2時間くらいなので。新潟の交通はすごいなぁと思うことが本当に多いですね。
国際線も一応就航してます。コロナで飛んでないですけど。
ロビーは三階建てで吹き抜け。何やらお土産屋さんなどもそこそこあります。朝早いのと、昨今の事情で人はまばらですが、そこそこカウンターにも人がいました。
ずっと気になってたんですが新潟ってなんでマンガ・アニメの街って言われてるんですかね???よくわかりません。空港にも某正義の味方系聖杯戦争のアニメ(こら)とか、使徒と戦う系アニメの催しポスターなどが飾られていました。
滑走路は2本あるみたいです。
長い方は3000m級の滑走路なので、大型機も飛来できるような構造には一応なってるみたいです。短い方は主に使用事業さんなどが使われているようです。
それではそろそろ飛行機に行きましょう。
今回搭乗するのはANA1857便、札幌(新千歳)行です。定期便で、カナダ製の飛行機、DHC-8-Q400という飛行機が使われています。
地方路線向けで、100人に満たない程度の乗客をささっと運ぶのに適した旅客機がこのボンバルディアDHC-8-Q400になります。航空ファンの間では「ボンQ」と呼ばれて親しまれています。翼は胴体より高い所にあるし、プロペラ後流の影響を受けないよう、後ろの水平安定板も垂直安定板上部に取り付けてあります。
プロペラ機でも積んでいるエンジンはジェットエンジンだし、プロペラ羽の枚数は出力によって比例しますが、これは6枚で、かなり高出力の出る飛行機であることがわかります。時速700km/h程度で飛行するので、国内線だと他旅客機と引けを取らない飛行ができます。それでいて、エンジン回転数も国産YS-11に比べて低い上に、騒音も少なく、航続距離も長いし、条件付きではありますが1200mの滑走路で離着陸できるのでどこへでも飛んでいける、技術の塊みたいな素晴らしい飛行機です。三菱重工が開発に関わっていました。
純国産ならぬ準国産、島が多い日本の特徴にここまでマッチした飛行機は無いなと思いっています。僕はかなり好きですww
日本ではANAのほかに、琉球エアコミューター(JAL系列)、オーロラ航空(ロシア)を見ることができます。
元↓
早速機内の方へ向かいます。
ボーディングブリッジがぴったり付けられないので、このような感じで機体までハジゴを渡っていったり、ドアの裏が階段になっているので、エプロンから直接乗ったりします。床も地面にまぁまぁ近いです。
機内はこんな感じ。片側2列×2の4列配置で、天井が大型機に比べて低いので、立っていると狭さを少し感じるかもです。あまり気にならないと思いますが。
座席は薄めの物です。この飛行機ならではの座席かと思いますが、リクライニングもちゃんとできるし、座ってみると意外と安心感のある座席です。意外としっかりしてます。
ではいよいよ飛んでいきましょう。
前にもお伝えしましたが、この飛行機は出発の際バックしません。
ぐるっと180度頭を回転させて出ていきます。こんな感じで。
DHC-8-Q400はプッシュバックで出発するんじゃなくて、180度ターンで出発するんやで。
— しののめ✈ (@shinonomeDIVA) 2020年4月2日
ターミナルに頭向けた状態から、くるっと回る様子も載せとくよ pic.twitter.com/j4urWCr09j
離陸の際もプロペラの風切り音がする以外普通の旅客機と同じく、大きく背中にGを感じながら離陸していきます。
そしてこの飛行機、最大のお楽しみポイントはここ!
どこの座席でも景色は同じように楽しめる
翼もエンジンも客席窓よりも高い位置にありますから、どの座席に座っても景色は同じように楽しめます。普段だと翼の上は避けようかな~とか、いろいろあると思うんですが、ボンQではその心配は無いです。
北海道に向けて北上していきます
飛んでいる高度も最大で22000ft程度(上空6.7kmくらい)なので、地上が良く見えます。
フェリーも運が良ければ見えます。
だれか高性能カメラプレゼントしてください(^^♪
ANAでは昨今の背景から、飲み物はパックのお~いお茶になりました。
3月では何もサービスしてなかったので、頂けるだけでありがたいですね。フライト中の飲み物はなんだかとてもおいしく感じます。
空いていたおかげもあり、乗員さんがキャビン内を案内してくださいました!!
こちらがギャレーですね。ボンQは定員も少ないのでギャレーが1つだけです。
機能は他の機体と遜色なく、全く同じように使えます。
乗員さんが開けてくださったので冷蔵庫の中身も確認できました。
先ほどのお茶と、子供用のリンゴジュースですね。コロナ前だと、販売商品なども色々あったようですが、今ではスッカラカンですね。
そしてこれがボンQの出入り口ドアです。階段になってますよね。
エプロンに直接乗客を降ろす際は、これが下に降りて、降りられるようになるという仕組みです。
非常時に着水した場合は、これが水の上に浮くのでハシゴのように使うことができ、問題なくボートに乗ることができるといった仕組みのようです。
キャビン内空調設備の操作盤もこの付近にありました。
見学の際も、乗員さんは感染対策をしっかり実行されていて、冷蔵庫の引き出し、中身も乗員さんが開けて見せてくださり、最大限配慮して案内していただきました。
本当に親切な乗員さんでした。感謝感謝です。
フライト時間は1時間20分。あっという間です。新千歳空港へ下っていきます。
ぐるっと回って…
札幌(新千歳)に到着です!!
スポット90番台の所に下ろされたので、ここから到着ロビーまでバスで移動します。
というわけで、今回の記事はここまでです。
航空ファンとか飛行機良く乗る方って、ボーイングとか、エアバスとか、大きな飛行機に割と目が行きがちだなぁって思うんですが、今回のような旅客機としては小型なものにはそこにしかない面白さがあると思います。
こういうご時世だからこそ、感染に気を付けながらもやっぱり飛行機乗ってほしいなって思います。GO TOなんかもありますけど、是非これを機会にANAのDHC-8-Q400とか、JALとかFDAのエンブラエルE170にも乗ってみてくださいな。(^^♪
(終)
過去記事もよろしくお願いします。