しののめ 旅行・音ゲーマニア見聞録

鉄道や飛行機の乗車・搭乗記録や、音ゲーについて語っていきたいです。

【空港がらがら】成田空港アクセス列車、京成電鉄の「アクセス特急」に乗ってみた。スカイライナー課金しなくても十分な速さ。

こんにちは。しののめです。

年度末に向けていろいろと焦りつつ焦らず(にほんご)日々を過ごしております。

全国的にもやっと寒くなってきたようで、皆様も体調に気を付けてお過ごしくださいませ。

例のウイルスも怖いですね。第3波ということで。空気も乾燥してきた時期なのでどうなるかと思っていた矢先ですが。クリスマスまでには何とかなっていてほしいなぁという希望的観測。。(総統閣下もびっくり)

 

さて、今回は成田空港のアクセス列車2種類乗り比べて、過去に乗った列車の感想なども踏まえて、総合的に、自分なりにランク付けしてみる企画です。

 

早速1つ目行きましょう。…その前に。

成田空港の現状について少し皆さんにご紹介します。

国際線の飛行機が減便に減便を重ね、限りなくゼロに近くなると空港はこうなります。

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客1人もいませんでした。

漂う世紀末感。。ちなみに、新千歳空港国際線ターミナルもこんな感じです。

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こんな状況が長く続くと、航空会社だけでなく空港運営会社も共倒れになってしまいます。1日も早くワクチンが広まって、この騒動が落ち着きますように。そのワクチンを運ぶのも、世界中のエアラインが役割を担ってやっていくのがいいでしょう。。

 

話がそれましたが、今回は成田空港第3ターミナルから。

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実はここから列車の駅までは少し距離があります。遠いっちゃ遠いかも。

でも道順はそんなに難しい物じゃありません。床のマーキングを頼りに進むだけです。

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ここを左へ

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これに沿って進めば、成田空港第2・第3ターミナル駅へ行けます

第2ターミナルの入り口から入って、列車の駅は地下です。

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第2ターミナル

JRの駅と、京成電鉄の駅が隣り合っているので、入る改札を誤らないように気を付けてください。

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そしてやってきたのは京成電鉄成田空港第2・第3ターミナル駅です。

京成電鉄成田空港開業当時から空港アクセスにずっとかかわってきた、成田と東京を結ぶ路線を運営している鉄道会社ですが、東京まで行く列車のルートが2種類あります

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2種類ある√

オレンジのラインの方が直線的で速そうに見えますよね。それで間違いではないんですが、オレンジの方、よく言われる、「成田スカイアクセス」です。終日、上野ー成田空港間の座席指定の特急スカイライナーが運転され、所要時間は最速40分ほどです。

その他にも、普通乗車券のみで乗れるアクセス特急が運転されていて、こちらは地下鉄浅草線京急線へ直通して、羽田空港まで行きます。

京成高砂ー印旛日本医大までを北総開発鉄道線、空港まで既存の線路と新線を組み合わせた、2010年に開業した比較的新しい系統です。

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オレンジの方

 

青いライン京成本線。大昔からあった、京成のおおもとの路線です。

特筆することのない普通の私鉄の路線になりますが、こちらにも成田空港から上野へ向かう、乗車券のみで乗れる特急列車が運転されています。

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青い方

当然のことながら、オレンジのライン青のラインでは運賃が異なるので、(オレンジの方が若干高い)京成成田空港駅の改札はオレンジの方だけ2重になっていますww

京成の改札を入るアクセス線改札を通る

といった感じなので、青い方に乗る客オレンジの方に乗る客分けるため、駅のホームは上手く長さを使って乗り場を分割してます。

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ホーム中ほどには柵が。。。

向こう側は青い方に乗るホームです。

 

では、早速、オレンジの路線の列車に乗っていきます。

アクセス特急(北総線経由)羽田空港行きです。京急1000形シーメンスインバーター搭載車です。かなりのレア車ですね。

京成・北総・都営地下鉄京急4社にまたがって運行するので、画像のように京急の列車がやってくることもありますし、イチョウのマークの都営の電車がやってくることもあります。

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出発するとずっと高架線を走行していきます。

普通車でも最高速度は120km/hなので、かなりスピード感があります。

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スカイライナー160km/hで走れるのでもっと速いです。

 

進行方向右手には印旛沼が見えました。

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関東平野なので平たくてわかりにくいですねww

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こっちのほうがわかりやすいか…

 

10分ちょい走ると印旛日本医大駅です。2010年に新しく開業した区間はたったその程度の距離なんです。

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ここから北総開発鉄道です。(北総も京成グループなので実質京成…こら)

千葉ニュータウンをまっすぐに貫いていきます。

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停車駅も他路線への乗換駅メインでほとんど止まらないです。

 

ずっと住宅街か、堀切を作ったその中を通っていくので暇でした(^^;

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あ!都営の電車来た!(5300形)

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あ!京成の新車来た!!!(3100形)

 

本当に暇でしたwwでも暇してたのは30分くらいです。

京成高砂に到着。この駅で京成本線(青いライン)に合流します。

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高砂

この駅の隣の駅、青砥駅では再び都営地下鉄浅草線直通方面と、上野行き方面で別れます。

 

この電車は羽田空港行きなので、このまま都営浅草線方面へ向かいます。

 

あ、これ新金貨物線ですね。初めて見た。

JR東日本・貨物の路線で、新小岩ー金町を結んでいます。もっぱら貨物列車や、レール輸送列車が通過しています。

将来旅客化の構想も現実味を帯びているらしいですが、どうなることやら。

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新金貨物線。

 

ぱぁぁぁん

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東京スカイツリーの根元を通ると地下に潜っていきます。

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地下鉄はご紹介するのに工夫がいるので撮影してませんw

 

目的地に到着。

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都心某所、ここまでの所要時間は1時間半ぴったりくらいです。

地下鉄線内も停車駅を絞って運行されてますが、スピードを出せないので都内は遅いです。

 

というわけで、今回は京成電鉄の空港アクセス列車、「アクセス特急」に乗ってみました。

総評としては、安いのに速い、といった感じでしょうか。座席もロングシートだし旅情もクソも無いですが。都内から普通に1時間以内で成田までいけるので上等上等です。

素晴らしい。スカイライナーに課金したくない同世代や、若い方、旅行代金を節約したい方は是非アクセス特急、使ってみてください。

やってくる車両ガチャも鉄道ファンにはまた一興ですね(^^)

 

ありがとうございました。次回は別のアクセス列車をご紹介します。

(終)

 

過去記事もどうぞよろしくお願いします。

 

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【日本一のLCC】ANAグループ会社のPeach AviationのエアバスA320ceoで新千歳ー成田を往復。LCCとFSCはどこが違うのか?!?!【20夏関東】

こんにちは。久しぶりの更新になります。

最近はひたすら年度末の試験に向けて対策を進めていて、ブログまで手が回ってなかったのが現状です。もうしばらくこの状態が続くとは思いますが、確実に試験はパスしてやろうと思って本人は本気で取り組んでますので、もうしばらく生暖かい目で見てくださるとありがたいです。

多分3月末くらいにはケロッとして元気に戻っているはずです。

今年は年末年始休みもほぼ返上かなぁ…仕方ないけど。大晦日・元旦くらいはゆっくりできたらいいなぁ。いつものこと過ぎてもう慣れてきた感じあるね。今年の大みそか・元旦は飲みまくるぞーー!!

 

 

さて、今回はかの有名大手エアラインのグループ企業、LCCとしてやっているPeach AviationエアバスA320ceoで新千歳ー成田を往復しました。

当ブログでは初めてのLCCで、エアバス機は二度目の登場です。

そもそもFSCLCCの違いについて簡単に解説してから始めますかね。

FSC=フルサービスキャリア

です。日本では大手のJALANAスカイマークAIR DOスターフライヤー、などがこれに当たります。

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おおきな特徴として、

機内で無料のドリンクサービスや、無料の機内食のサービスがある

大きな手荷物も無料で預かってもらえる(大きすぎると有料)

便の変更が可能運休や遅延による保証が隅々まで行き届く

といった感じです。保証に関しては色々ありますが、ほかの便への振り替えや、夜遅くですでに便がない場合翌日の便へ振り替えた上でホテルまでのタクシー代、ホテル代金まで保証する場合があります。座席の指定が自由にできるのも特徴ですね。かなり融通している半面、サービス料が運賃に乗るので、LCCに比べて若干値が張ります。

 

LCC=ローコストキャリア

です。日本では前述のピーチ・アビエーションや、ジェットスター春秋航空日本がこれにあたります。

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日本のLCC各社

大きな特徴として、

徹底したコストカットで運賃が激安

これにつきます。これは詳細を書くしかありません。

コストカット=安全面を軽視している

というわけでは全くありません

東京や大阪であれば、成田空港や関西空港のように空港使用料が安い空港を使用して便を運航したり、空港ターミナルを簡易的な造りにして維持費を下げたり使用する飛行機の種類を1種類にして人材育成費用を抑えたり(航空系資格は機種別に存在する)航空券を旅行会社などのパッケージツアーなどで販売せず、インターネット等から客が直接購入する方法に限定することで、利益が直接入ってくるようにしたり。。

 

ですから、結構なコストになる、FSCでは当たり前にやってくれた、

座席の指定

大きな手荷物を預ける(LCCでは基準が厳しくなる)

機内サービス(機内食や飲み物の提供)

カウンターでの航空券の購入

などはすべて有料か、普通運賃に割り増しされるのが普通です。

また、航空券を購入する際、インターネットで表示されている運賃に別途空港使用料と燃油サーチャージがプラスされるのが普通で、表示されている金額よりも若干高くなります。

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ジェットスターHPより。実際に459円や1000円で乗れるわけではない

このように様々な工夫をしたうえで儲けを得ようとしてできたのがLCCです。

運行はいたって普通で、プロの地上スタッフ、整備士、客室乗務員、パイロットが仕事をしています。

 

説明はこんなところ。

早速ピーチに乗っていきましょう。

荷物を預けるのは有料になるので、空港では一切スタッフのサービスを受けませんでした。無人チェックイン端末で事前に購入してあった航空券の情報を打ち込み、チェックインを済ませます。

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空港の無人チェックイン端末

航空券の紙質でもコストカットをしているのか、航空券はよくあるレシートの形で発券されます。レシート紙に黒字のみで印刷されているので、かなりシンプル。

このチェックインは、便の出発30分前には済まさないといけません

 

次に保安検査を済ませます。このゲートは出発20分前には通っておかなくてはいけません。LCCの出発ゲートはターミナルの端になるパターンが多いので、できるだけ早めに通っておいた方が良いかもしれません

 

搭乗口へ行きます。案の定、新千歳空港の一番端の出発ゲートからです。

機種はエアバスA320フランスのエアバスが開発した飛行機で、全世界で8000機以上、シリーズ含め1万機近くへ迫る勢いで売り上げている超ベストセラー機です。日本ではジェットスター・ジャパンや、ANAが長胴型のA321型含めて運行しています。

現在は中国にもエアバスの工場があり、アジア向けA320も多数中国で製造されています。

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LCCでは着席率を高くして飛ばすのがセオリーなので、座席を増やすためにFSCの機体に比べてシートピッチが小さめになっていますが、機内はこんな感じ。

開放感があって、座席の狭さをあまり感じないです。

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全然狭くない

シートは紫or黒色調の革張りで、おそらく拭き掃除が簡単になるようにこのようなデザインになっているものと思われますが。

コロナ渦でもCAさんの消毒作業のしやすさに一役買っていそうです。

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シートピッチはしっかり座ってこんな感じ。

僕は身長165cmなので、小柄な男性や女性であれば全然問題ありません

若干狭く感じても、フライト時間が2時間に及ばない程度であれば全然気にならないのではないでしょうか。

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全然気にならない程度の狭さ

ベルトサイン・読書灯周辺はこんな感じ。普通の照明です。明るさは何も問題ありません。

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フライトタイム1時間半くらいで成田空港に到着します。

音楽を聴いたりしていればあっという間に到着します。

成田空港は第3ターミナルに着きます。ボーディングブリッジがないので、タラップ車の階段を下りて、エプロンを歩いてターミナルの建物へ向かうことになります

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飛行機たくさん見られる!

第3ターミナルと第2ターミナルは隣り合っているので、one worldアライアンス加盟航空会社を一通り見ることができます。

 

おっとこの青のFマークはフィンエアァァァァァァァァァですね。

www.finnair.com

フィンランドの航空会社で、ヘルシンキ行きの定期便があります。A350型機で来てますね。

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徒歩5分ほどで成田空港第3ターミナル建物に到着です。

配管が丸出しだったり、若干簡易的な造りになっている建物にはなりますが、全く問題はありません

フードコートはありますが、後はお土産屋さん程度しかありませんので、暇つぶしはできない点に注意です。

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成田空港第3ターミナルの様子

すぐ折り返します。

到着は1階ですが、出発は2階から行きます

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折り返し

二回から階段を降り、またエプロンを歩いて…

おっとあれは?!?!?

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機種による大きさの違いがかなり目立つ

グレーQATARの文字、あれはカタール航空ですね。日本にもよくドーハから飛来します。A350型のさらに長胴タイプ、A350-1000で来てました。初めて見た。。

でっかいなぁ。。。。

www.qatarairways.com

1つ奥は我らが日本航空ボーイングB787-8ですね。

そのさらに奥はグレーに国旗をあしらったような尾翼の模様。大国、アメリカン航空ボーイングB777-300ERでしょうか。こちらもでっかい。。

成田空港では大型機をかなりたくさん見かけることができるので、個人的にはかなりおすすめですね。貨物機ではB747、いわゆるジャンボジェットがいまだ現役です。

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夕焼けになり、機内の雰囲気もかなりいい感じに。。。

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今回はここまで。

本当に、

小さいスーツケースや、バックパック1つしかないから~

という時はLCCが本当に良いと思いました。いつもと同じ時間に空港に来て、普通に飛行機に乗るだけですからね。飲み物が欲しければ先に買っておいても全然問題ありません。それでいて安い料金でいいなんて至れり尽くせりです。

 

ただ、もしダイヤが乱れてしまったりすると、LCCは機材繰りもカツカツでやっているので到着機材遅れによる遅延が発生しやすいです。

それから、欠航になってしまった場合、運賃のキャッシュバックはありますが、代替便への振り替え等は一切ありませんキャンセルなどのサービス対応もFSCに比べると体感、若干大変かなぁと思います。変更やキャンセルする可能性があるなら、最初からANAJALで予約しておくべきだと思います。

 

なので、うまくFSCLCCを使い分けて移動できるようになるのが賢いかなぁと思います。是非あなたもLCCの飛行機、利用してみてはいかがでしょうか。

最後はピーチアビエーションの本拠地、大阪のあいさつで〆ます。

ここまで読んでくれておおきに👍

(終)

 

 

過去記事もお願いします。

 

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鉄道好き必見?!オススメの「乗り得列車」をご紹介します!第3弾!(最終回) ~個性派な列車~【親子向け】【鉄道ファン】

今週も何とか週末を迎えられて、こうしてブログを書いているわけですが。早速体調を崩したご報告をさせていただきたいと思います(先週気を付けようと言った矢先)

熱は出なかったのでおそらく風邪とかじゃないと思うんですが、今週初めのあたり、かなりひどい頭痛と肩こりに合いまして。下がむけないとか首が痛いとか色々やっておりましたw

作業もままならないので、いつもより若干早く帰ってきたりしました。

本当に気を付けたいですねぇ( ;∀;)体は資本です。(つくづく)

風邪とかにも気を付けつつ、コロナにも気をつけなきゃいけないので。この冬はまたいろいろと大変になりそうですね。インフルの予防接種もしなきゃ。。。

 

 

さて、今回はオススメ乗り得列車紹介第3弾。個性的な列車を2つご紹介します。

早速行きましょう。

 

1.HB-E300系、リゾートビューふるさと(篠ノ井線大糸線)

 

当ブログ初出の列車になります。

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HB-E300系気動車

快速リゾートビューふるさとは、2010年の信州ディスティネーションキャンペーンから走り始めた、長野県北部をめぐるジョイフルトレインです。

週末を基本に運行されており、運転日は長野~南小谷間を1日に1往復します

長野から篠ノ井線で松本、方向転換をして大糸線南小谷に行く走り方をします。復路も同じ経路です。

 

車両はハイブリッドディーゼルカー、HB-E300系によって行われています。

東北地方の同じような列車、リゾートしらかみリゾートあすなろ、海里などに使用されているのと同じ形式の車です。

ディーゼルエンジンの動力を直接駆動に伝えるのではなく、ディーゼルエンジンで発電機を回し、作った電気でモーターを回して走る方式なので、ディーゼルカー特有の振動が少ないのが、乗っている感覚から言える特徴です。(三相交流の話になるので詳しくは省きます。)

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HB-E300系気動車の運転台の様子

運転台を眺めていると、下り坂やブレーキ時は発電してバッテリーに充電している様子も良くわかります。

基本的に山間部を走行することが多いので、ハイブリッド車両ながらパワフルに走るのを乗って楽しむことができる、鉄道ファンなら絶対楽しめる列車だと思います。

 

また車両の特徴としては、非常にゆとりのあるスペースとなっている点も特徴です。

全席回転式リクライニングシートで、シートピッチが何と120cmあります。

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これは僕が今まで乗った列車の中で一番シートピッチが広いです。どんなに伸ばしても前の座席に当たりません。

窓ガラスもかなり大きく、沿線の景色や夜景を存分に楽しめる設計となっています。

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車内ディスプレイからは前面展望も見られます。

 

また車内イベントも多く開催されていて、往路では長野県安曇野伝統芸能を地元の方が見せてくださったりします。


信濃大町郷土芸能

信濃大町駅穂高駅に長時間停車するので、駅近くの穂高神社へ参拝したり、駅回りを少し散策したり、乗るだけではなくその土地の雰囲気をゆっくり味わいながら旅をすることができる運転ダイヤにもなっています。

www.hotakajinja.com

 

また列車には必ずリゾートアテンダントが乗務していて、沿線紹介やグッズ販売、などサービスをしてます。

 

また、運転経路やダイヤも工夫されており、各路線の景色を一番よくみられる時間に運行されています。これからの季節だと、復路で姨捨から善光寺平の夜景を見ることができます

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姨捨駅ではしっかり乗降扱いをする停車を行うので、今ではすっかり減ってしまったスイッチバックもこの列車で体験できます。

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簡単に書くとこんな感じ。蒸気機関車だった時代、急な坂を上るにはこのようにジグザグに上ることで、全体としての勾配を緩やかにしていました。

姨捨駅などはその名残です。ちょうど折り返す部分に駅ができたので、今でもスイッチバックを行っているといった具合です。このような例は日本にはそこそこあります。

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冬の姨捨駅。とてつもなく冷え込むので注意されたし。

冬はめちゃくちゃ寒いですが、姨捨で写真を撮るなら空気が澄んでいる冬が一番良いと思います。

 

ここまで書くと、典型的なリゾート列車の内容かと思いますが、上にも書いたとおりこの列車は特急ではありません。

なので乗車券のほかに払う料金は、普通列車指定席料金。

すなわち、プラス530円払うだけで、この列車に乗って楽しむことができます

極めつけは

18きっぷでも乗れるということです!!

 

値段とサービスのバランスがかなりよく取れていて良い列車なのですが、なかなか鉄道系ブロガーさんが乗ったとか、そういう話をあまり聞かないので今回ご紹介しました。

是非乗ってみると良いかと思います。鉄道好きでなくても観光として楽しめる列車かと思います。

 

 

2.883系特急ソニック グリーン車(日豊本線鹿児島本線)

 

当ブログ2回目の登場になります。

言わずと知れたこの列車はJR九州の看板特急列車です。

今回は2種類ある車両のうち片方、883系ソニックについて。

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883系

1995年、福岡-大分を結んでいた特急にちりん高速化のために、最高速度130km/hの振り子式車両883系を投入。ソニックにちりんとして運行開始したのがこの列車の元でした。

それまでは非振り子式、国鉄型特急車485系を使用していたので、最高速度は120km/hでした。883系によって福岡-大分の所要時間は実質30分近く短縮されました

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/08/JRkyushu485Nichirin.jpg

引用元↓

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/08/JRkyushu485Nichirin.jpg

ja.wikipedia.org

2003年改正以降、福岡ー大分間の特急はソニックに統一され、30分に1本の運転頻度で所要時間も上り下りともに2時間程度と、まさに爆走と言える走り方をしている特急です。

またJR九州ではネット予約等でキップをあらかじめ安く購入することが可能なため、競合する高速バスと比べると特急の方が30分程度早くて運賃もそんなに変わらないと、バス会社も真っ青の力の入れようです。

 

使用される車両のうち、883系は7両編成で、1号車(大分方面先頭車 ※博多ー小倉間逆向き)の半室はグリーン車となっていて、この車両がまた鉄道ファンの心をくすぐる良いデザインとなっています。

というか、883系885系ともにJR九州が自慢にしているデザインの車なんですよ。広告にもよく出てくるので。まさに広告塔。

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走る広告塔(左883系/右885系)

その883系グリーン車がこちら

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奇抜な車内デザイン(グリーン車)

普通車客室↓

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この客室、今では絶対考えられないような作られ方をしています。

リニューアル後はどうだか知りませんが、少なくともデビュー時はネジ1本まで既製品は一切使用されておらず、全て設計者が考えたものが使用されていて、ヘッドレストの形が列車のシンボルマークと同じ形をしていたり、照明も壁から生えていたり、ちょっと普通の列車とは違うかな~という雰囲気を全力で醸し出してくる列車です。

色んな列車に乗ってきましたが、883系ドアから入った瞬間にちょっと普通の列車ではないなと思うくらいインパクトのある車ですね。

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883系のシンボルマーク。ヘッドレストと同じ形。

またグリーン車客室前方にはパノラマキャビンという展望スペースが付いており、ここから運転台を眺めることが可能です。

グリーン車に乗らないといけないですが、こんなのはジョイフルトレインじゃないとなかなか無いですからね。特急でここまでするのはかなり異色な感じです。

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グリーン車なのでグリーン料金は必要

運転士さんがマスコン握りしめて130km/h出すのも見られます。

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883系の前面展望。

パノラマキャビンはベンチになっているので、複数人でも使用することが可能です。

是非ご家族で楽しまれるのが良いかと思います。

僕のような大きなお友達は一人でも全然行っちゃいますが

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JR九州の特急料金は、他社に比べて若干割安になっています。

B特急料金を全線で採用しているからなのですが、そのおかげで近距離でも特急を利用するハードルが低いかなと思っています。

www.jrkyushu.co.jp

 

また、乗り継ぎ割引なんかも利用されると、さらにお得に特急に乗れますし、JR九州には奇抜な列車がたくさん走っていますから、是非これを機に乗ってみるのもいかがでしょうか。

以上883系について、簡単にご紹介しました。ありがとうございました。

【終】

 

過去記事もぜひよろしくお願いします。

 

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プロペラ旅客機乗ったことある??ANA誇る地方コミューター旅客機、ボンバルディア社製DHC-8-Q400を全力で楽しむ!!(ANA1857便 新潟→新千歳) (6月帰)

寒い!!ついに早朝の冷え込みで氷点下を記録し始めました。北海道だと毎日の生活も暖房なしじゃままならなくなってきてます。

こうも急に気温が変わると鼻水止まらなくなったり、体が色々とびっくりしちゃって困ってます。本格的に風邪ひきたくないので何とか頑張ってはいますがどうなる事やら。。。どうもしののめです。

早いですよねぇぇ。。もう10月も折り返しです。ついこないだまで暖かかった気がしてるんですが、街路樹の葉っぱがすでに落ちちゃってる木もありますね。。。

 

 

さて、今回は久々に飛行機に乗った記事になります。

今回は日本を代表するエアライン、ANA新潟→新千歳路線で運用されている、ボンバルディアDHC-8-Q400型機のご紹介です。

何回か前の記事でも同じ路線の同じ機材に乗っていますが、夜間飛行だったためご紹介できる部分が少なかったので、今回で改めて皆さんにご紹介したいと思います。

 

sayakatyan231.hatenablog.com

 その時の記事↑

 

当ブログでも新潟を通るのは3回目になりました。またしても新潟空港です。

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かなり立派な地方空港。結構大きい

新潟は結構すごい所なんですよ。大阪へも飛行機があるし、北海道にもすぐ行けるし、東京に行きたければ上越新幹線で2時間くらいなので。新潟の交通はすごいなぁと思うことが本当に多いですね。

国際線も一応就航してます。コロナで飛んでないですけど。

 

ロビーは三階建てで吹き抜け。何やらお土産屋さんなどもそこそこあります。朝早いのと、昨今の事情で人はまばらですが、そこそこカウンターにも人がいました。

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3階建て吹き抜け

ずっと気になってたんですが新潟ってなんでマンガ・アニメの街って言われてるんですかね???よくわかりません。空港にも某正義の味方系聖杯戦争のアニメ(こら)とか、使徒と戦う系アニメの催しポスターなどが飾られていました。

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F〇teとか、ヱ〇ァン〇リヲンとか

滑走路は2本あるみたいです。

長い方は3000m級の滑走路なので、大型機も飛来できるような構造には一応なってるみたいです。短い方は主に使用事業さんなどが使われているようです。

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それではそろそろ飛行機に行きましょう。

今回搭乗するのはANA1857便、札幌(新千歳)行です。定期便で、カナダ製の飛行機、DHC-8-Q400という飛行機が使われています。

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ターボプロップ機で、細長い胴体と長い翼が特徴

地方路線向けで、100人に満たない程度の乗客をささっと運ぶのに適した旅客機がこのボンバルディアDHC-8-Q400になります。航空ファンの間では「ボンQ」と呼ばれて親しまれています。翼は胴体より高い所にあるし、プロペラ後流の影響を受けないよう、後ろの水平安定板も垂直安定板上部に取り付けてあります。

プロペラ機でも積んでいるエンジンはジェットエンジンだし、プロペラ羽の枚数は出力によって比例しますが、これは6枚で、かなり高出力の出る飛行機であることがわかります。時速700km/h程度で飛行するので、国内線だと他旅客機と引けを取らない飛行ができます。それでいて、エンジン回転数も国産YS-11に比べて低い上に、騒音も少なく航続距離も長いし、条件付きではありますが1200mの滑走路で離着陸できるのでどこへでも飛んでいける、技術の塊みたいな素晴らしい飛行機です。三菱重工が開発に関わっていました。

純国産ならぬ準国産、島が多い日本の特徴にここまでマッチした飛行機は無いなと思いっています。僕はかなり好きですww

日本ではANAのほかに、琉球エアコミューター(JAL系列)オーロラ航空(ロシア)を見ることができます。

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オーロラ航空はユジノサハリンスクから新千歳に飛来する

元↓

ja.wikipedia.org

早速機内の方へ向かいます。

ボーディングブリッジがぴったり付けられないので、このような感じで機体までハジゴを渡っていったり、ドアの裏が階段になっているので、エプロンから直接乗ったりします。床も地面にまぁまぁ近いです。

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グラハンさんが積載物の最終点検でしょうか。お仕事されてますね。

機内はこんな感じ。片側2列×2の4列配置で、天井が大型機に比べて低いので、立っていると狭さを少し感じるかもです。あまり気にならないと思いますが。

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身長165cmの主でこんな感じ。荷物棚に頭をぶつけないよう

座席は薄めの物です。この飛行機ならではの座席かと思いますが、リクライニングもちゃんとできるし、座ってみると意外と安心感のある座席です。意外としっかりしてます。

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ではいよいよ飛んでいきましょう。

前にもお伝えしましたが、この飛行機は出発の際バックしません

ぐるっと180度頭を回転させて出ていきます。こんな感じで。

 離陸の際もプロペラの風切り音がする以外普通の旅客機と同じく、大きく背中にGを感じながら離陸していきます

 

そしてこの飛行機、最大のお楽しみポイントはここ!

どこの座席でも景色は同じように楽しめる

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離陸してすぐ。新潟市街地を一望

翼もエンジンも客席窓よりも高い位置にありますから、どの座席に座っても景色は同じように楽しめます。普段だと翼の上は避けようかな~とか、いろいろあると思うんですが、ボンQではその心配は無いです。

 

北海道に向けて北上していきます

飛んでいる高度も最大で22000ft程度(上空6.7kmくらい)なので、地上が良く見えます

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粟島と飛島

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多分青森県弘前市上空ですね

フェリーも運が良ければ見えます。

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新日本海フェリー(スマホカメラじゃわからん)

だれか高性能カメラプレゼントしてください(^^♪

 

ANAでは昨今の背景から、飲み物はパックのお~いお茶になりました

3月では何もサービスしてなかったので、頂けるだけでありがたいですね。フライト中の飲み物はなんだかとてもおいしく感じます。

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伊藤園しゅきしゅき

空いていたおかげもあり、乗員さんがキャビン内を案内してくださいました!!

こちらがギャレーですね。ボンQは定員も少ないのでギャレーが1つだけです。

機能は他の機体と遜色なく、全く同じように使えます。

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冷蔵・電子レンジもしっかり完備。

乗員さんが開けてくださったので冷蔵庫の中身も確認できました。

先ほどのお茶と、子供用のリンゴジュースですね。コロナ前だと、販売商品なども色々あったようですが、今ではスッカラカンですね。

 

そしてこれがボンQの出入り口ドアです。階段になってますよね。

エプロンに直接乗客を降ろす際は、これが下に降りて、降りられるようになるという仕組みです。

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非常時に着水した場合は、これが水の上に浮くのでハシゴのように使うことができ、問題なくボートに乗ることができるといった仕組みのようです。

キャビン内空調設備の操作盤もこの付近にありました。

 

見学の際も、乗員さんは感染対策をしっかり実行されていて、冷蔵庫の引き出し、中身も乗員さんが開けて見せてくださり、最大限配慮して案内していただきました。

本当に親切な乗員さんでした。感謝感謝です。

 

フライト時間は1時間20分。あっという間です。新千歳空港へ下っていきます。

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新千歳空港が見えた!

ぐるっと回って…

札幌(新千歳)に到着です!!

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快適でした!

スポット90番台の所に下ろされたので、ここから到着ロビーまでバスで移動します。

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ボンQまたね

 

 

というわけで、今回の記事はここまでです。

航空ファンとか飛行機良く乗る方って、ボーイングとか、エアバスとか、大きな飛行機に割と目が行きがちだなぁって思うんですが、今回のような旅客機としては小型なものにはそこにしかない面白さがあると思います。

こういうご時世だからこそ、感染に気を付けながらもやっぱり飛行機乗ってほしいなって思います。GO TOなんかもありますけど、是非これを機会にANAのDHC-8-Q400とか、JALとかFDAエンブラエルE170にも乗ってみてくださいな。(^^♪

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FDA エンブラエル社製E170

 

(終)

 

過去記事もよろしくお願いします。

 

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鉄道好き必見?!オススメの「乗り得列車」をご紹介します!第2弾!!新快速の起源??新快速ってそもそも何??【親子向け】【鉄道ファン】【電車オタク】

かなり間隔があいてしまい申し訳ないです。大事な試験が終わりましたのでようやくこうして記事をかけているわけですが。

北海道ではそろそろ朝晩かなり少々冷え込むようになってきまして、木の葉も紅になり始めていて。あぁ…もう秋か。なんて思っております。どうもしののめです。

風邪ひかないのが今年度の目標です。まぁ多分無理ですが( ;∀;)

 

さて、今回も前回に引き続き、僕が今まで乗ってきた列車の中でも乗り得だと思う列車オススメだと感じた列車を2つずつ、全3回にかけてご紹介する企画というか、まぁそんな感じですが。今回は2回目になります。

早速1つ目の列車に行きましょう。

 

1.JR北海道千歳線函館本線快速エアポートUシート

 

 

いややややややや北海道かよ?! と思われた方、申し訳ないですが全国から選ぶ予定でしたので、ご了承くださいww

快速エアポート号、千歳線系統のJRの列車の中で一番乗車率の高い列車だと思います。

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南千歳駅に設置された発車案内に快速エアポートの文字

1988年の新千歳空港の開港とあわせて、札幌近郊と新千歳空港を高速で結ぶのを目的として走り始めた列車がエアポート号です。列車としての歴史は浅い方ですが、立派な役目ですよね。

運行形態は新千歳空港~札幌が基本で、その区間で折り返し運転をしている列車のほか、手稲・小樽まで直通で足を伸ばすものもあれば、朝晩は石狩当別方面へ直通する列車もあり、種別変更もありでなかなか複雑な運転をしています。(新千歳空港~札幌間快速、札幌から小樽まで普通列車という列車も終日存在します。)

1日に148本もの快速列車が新千歳空港~札幌を往復しています。コロナもあってしばらく減便してたけど

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使用車両は、JR北海道オリジナルの車両、721系733系で、共通運用が組まれています。721系は1988年~、733系は2012年から導入され始めた車両で、2018年製造の車も運用に入っているのを確認しています。721系の方が若干古いです。内装のくたびれ具合のせいで、どうしても古臭さは感じてしまいますが、733系はUシート以外オールロングシートなうえに、デッキがありません。真冬に乗っていると、ドアが開閉した時にちょっと寒いかなーって思います。

721系はデッキがあるし、座席はすべて転換クロスシートなので、僕個人としては721系の方が好きですねwww

最高速度は120km/hで、2020年改正の新千歳空港~札幌間の表定速度(1時間当たり進む速度)は75.5km/hをマーク。名鉄の特急と同じくらいの速さです。乗ってると速度計が100km/h下回ることの方が少ないので、本当にえげつない走りをします。

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左:721系 右:733系

さて、一通りエアポートについて説明しましたが、この列車、座席が埋まるほどの混雑は日常茶飯事なんですよね。休日日中などは札幌に行こうとする客でまぁまぁ人が乗ります東京の混雑と比べると天と地の違いなんですけどね

そうすると、「たまたま新千歳空港から直で小樽まで行きたい」っていうことがあった場合に、座れず1時間以上も立って行かなきゃいけません。

そういう時に重宝するのが、Uシートです

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uシート車両入り口

内地の人にとって、「uシート」って聞きなれない単語ですよね。どうやら、JR北海道としては「グリーン車ほどじゃないんだけど、普通車よりもちょっとくつろげる車両」って言うのをコンセプトに営業をしているようです。

『余裕』の旅を『あなた (you)』のためにご用意しました」というキャッチフレーズで始まったサービスのようですが、よほど好評を博しているのか、現在では特急「すずらん」や「スーパーカムイ」にも連結されています。すごい事ですね。快速エアポートには4号車に連結されています。

車内設備はと言うと確かにワンランク上の設備となっていて、快速エアポート用の編成では、リクライニングシートで、シートピッチも広めにとられており、座席の幅も広めに作られています古い方、721系の座席の方が若干陳腐なように見受けられましたが、733系であれば、特急列車の普通席並みの座席となっています。

(721系のuシート、シートピッチの様子↓)

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身長165cmの投稿主でも、広々と足を伸ばすことができる

特急すずらんスーパーカムイ用車両のuシートに乗ったことはないんですが、そちらも同様、幅広座席、シートピッチ拡大は当たり前、大型テーブル、PC用コンセント、チケットホルダーなども装備されており、特急列車グリーン座席並みの設備の車両に普通特急列車指定券を別に購入するだけで乗ることができます。

 

話がそれました。快速エアポートuシートの料金についてなんですが、これは一律で追加指定料金530円となっています。

どこからどこまで乗っても530円を追加で払うだけで乗ることができるわけです。乗り得すぎますよね。

ただ小さな注意点が一つあって、IC対応の指定サービスになっていないので、乗ろうと思ったら必ず駅の指定席券売機か窓口で、uシート指定券を購入する必要があります

そこがJR東日本普通列車グリーンと異なる点かと思います。

 

ただそれでも、座って移動できることのメリットは計り知れないものがあると思いますので、是非北海道へ旅行される際は快速エアポートUシートに乗ってみてください。

札幌までは30分程度、小樽までは空港から1時間程度で行けちゃいます

 

 

2. JR西日本琵琶湖線京都線神戸線系統、新快速

はい、おなじみの京阪神新快速です。乗ったことがある方も多いんじゃないかと思うのですが、あえて僕がオススメするのは乗りとおす乗り方です。

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京阪神新快速の東側拠点?の京都

そもそも「新快速」って何ぞやって思いませんか?

起源は東海道本線開通時にまでさかのぼります。東海道本線関西地区が一部電化された、1934年にはすでに、緩急分離(複々線とし、内側線で各駅停車を運行し、外側線で特急や急行などの優等列車を運転するやり方)を行っていました。

そして、米原~姫路間が完全に電化完了する1年前、1957年には外側線を走る中距離速達列車を「快速」としました。戦後12年目にして、早くも今の運行スタイルに近いものを作ってしまっていたわけです。それだけ、当時から京阪神地区は人の行き来が盛んな地域だったことがうかがえますね。

そして、1970年の大阪万博終了後さらなる京阪神の輸送需要の高まりにこたえる形で、従来から運行されてきた「快速」からさらに停車駅を絞る形で、「新快速」

が登場しました。運転区間は京都~西明石で、停車駅は大阪、三ノ宮、明石のみで、運転本数は1時間に1本、6往復のみの運転でした。

それでも、急行型電車を投入したりすることで速達性をさらに向上させ、区間所要時間が特急よりも速かったせいで、国鉄本社から新快速のダイヤ管理をしていた大阪鉄道管理局に対して、新快速のダイヤ見直しを求めるといったこともあったようですww

 

現在ではさらに運転区間が拡大され、京都~姫路間に加え、西側は赤穂線播州赤穂、東はJR西日本の端の米原、北は湖西線経由で福井県敦賀まで運転されています。

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急に地図の縮尺がおかしくなるやつ

また、運転間隔は15分に1本、1時間あたり4本体制となり、原則全列車12両編成での運転最高速度も130km/hに引き上げられました。

特急列車は新快速と同じ所要時間になるようダイヤ設定がなされ、新快速の間に割って入って走っているようです。

京都~大阪は28分、大阪~三ノ宮は21分の所要時間となっています。

 

使用される車両は、223系(1000番台、2000番台)と、その後継225系(0番台、100番台)で、ほぼ共通の運用が組まれています。

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新快速のエース223系(左)と225系(右)

両者ともに転換クロスシートで座席もしっかりしており、長距離座っていても平気だし、とても素晴らしい車だと思います。

前の座席との間隔もそこそこあるので、混んでいる状態でなければ簡単な軽食を済ませることもできるかな~といった感じの列車になります。

225系に去年初めて乗った際、車内でニュースを見られるのに驚きました。

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225系の車内ディスプレイは色々と充実している

最近では座席指定サービス、「Aシート」というものも始まっています。

運転本数は1日当たり2往復とそこまで多くは無いですが、12両編成のうち9号車に専用車両を連結し、特別料金500円を別で支払うことで、特急列車並みの座席に座ることができます

やはり普段から混むことも多いですから、素直に嬉しいですよね。しかも、どこまで乗っても追加料金はプラス500円なわけですから。長距離乗れば乗るほどお得です。

まさに18きっぱー御用達列車ですよね

www.jr-odekake.net

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新快速は本当にいろいろな楽しみ方をできる列車だと思っています。

京都、神戸など観光に行くのに使ってよし、18きっぱーで乗り通すもよし、都市間をお金をかけずに早く移動するのによし。

是非皆さんもこの歴史ある快速電車に揺られて、関西へお出かけしてみてはいかがでしょうか(終)

 

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。

過去記事もよろしくお願いいたします。

 

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鉄道好き必見?!オススメの「乗り得列車」をご紹介します!ラブライブの聖地にも行ける?!【親子向け】【鉄道ファン】【電車オタク】

こんにちは。しののめです。

前回の更新から一か月近く経ってしまい、申し訳なく思っております今日この頃ですが、めちゃくちゃ多忙な中でも7月に受けた国家試験のペーパー項目が無事パスしていたりで、ちょこちょこ嬉しい報告があったり、様々な達成感を感じられる場面も増えてきてイキイキとしております(^^♪

 

ここのところ飛行機ばかりで鉄道の話全然してなかったので、ふと思い出したように鉄道の話を書こうと思うのですが、このブログでも様々な列車に触れてきたので、それ以前に乗った列車も含めて、僕がオススメする乗り得列車・是非乗ってほしい列車を今回はとりあえずご紹介しようと思います。

 

こういった記事は勿体ぶっても全く面白くならないので、早速本題に移っていこうと思います。

 

ひとつめ。

JR東日本 東京近郊区間普通列車グリーン車

当ブログでも1回ご紹介しました。東京都心・近郊区間では毎日終日普通列車に連結されている、普通列車グリーン車というのをご存じでしょうか??

東京特定区間の電車っていつ乗っても混むんですよね。必然的に立って乗ることが多くなるかなと思うんですが、時たま長距離移動する用事ができた…って言う場合に、狭いシートに座っていったり、立ったまま移動するのって辛いですよね。そんな時に安く快適に移動できるのが普通列車グリーンの強みかなと思っています。

googleマップでラインを引いてみました。

これは何の図だと思いますか??

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これ、普通列車グリーン車の運行範囲なんです。

こんなに広いということを知ってる方、鉄オタならまだしも、なかなかいないんじゃないかなぁと思います汗汗w

簡単にご説明すると、3系統の路線において運転されていることになります。

上野東京ライン湘南新宿ライン系統(黒磯・前橋~沼津・伊東)

常磐線上野東京ライン系統(高萩~品川)青い帯の電車

総武快速線横須賀線系統(成田空港・成東・上総一ノ宮・君津~久里浜)

適当に引いたラインですが、全部合計すると791kmになりました。末端区間になるとグリーン車を連結している列車の本数が少なかったりしない事も無いですが、ほぼ終日800kmに迫る区間・範囲においてグリーン車による着席サービスが行われているということですね。

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料金形態は移動距離50kmを超えるかどうかが境目になります。

営業キロ 事前料金 車内料金
平日 ホリデー 平日 ホリデー
50kmまで 780円 580円 1,040円 840円
51km以上 1,000円 800円 1,260円 1,060円

事前料金はみどりの窓口・ホーム上のグリーン券売機でIC乗車券を購入した場合の運賃

車内料金は何も準備せず、車内のICリーダーにいきなりICカードをタッチした場合の金額になります。乗る場合は事前にグリーン券を買っておくことを強くお勧めします。

51km以上にはそれ以上料金が加算されませんから、長距離乗れば乗るほどお得になっていく仕組みです。ホリデー料金の方が安いですよね。土日祝は安く乗ることができます

 

普通列車グリーンはすべて自由席になります。

みどりの窓口指定席券売機でグリーン券を購入した場合は、乗車後アテンダントにグリーン券を見せますホーム上券売機で購入した場合、手持ちのSuicaなどにグリーン券情報が入りますので、任意の座席上の赤色のランプがついているICカードリーダーにカードをタッチ。のランプが次いで点灯すればOKです。

大体僕は70kmを目安にグリーン車を利用するかどうか考えるようにしています。

東京からであれば湘南の茅ケ崎とか、茨城の土浦、成田空港、栃木の小山、埼玉県の熊谷以北くらいでしょうか

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4号車と5号車は2階建てグリーン車

車内は概ね広々と作られています。その中でも広いのが、車端部の空間にある1階建て部分の座席と、2階席です。

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景色の良さは言うまでもない

普通列車グリーン車で行けるオススメスポットについてですが、東京駅から1時間半ほど。JR東海道本線根府川駅という場所がとても雰囲気の良い場所で、オススメです。

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既に無人駅となっている根府川駅

かの有名アニメ、ラブライブ!」の劇中にも登場する駅で、夕方などは本当にしんみりしたような雰囲気になります。

駅はすでに無人駅となっていて、15両編成の電車でやって来たのにとても田舎に来てしまったような感覚を味わえます。都会の喧騒から離れ、波が打ち寄せる音だけがある、ゆっくりとした時の流れを満喫できるのが乙なもんです。

駅の周り本当に何もないですが、列車本数もそこそこあるので飽きたらすぐに帰れます。「ただのんびりしたい」って言う時は是非訪れてみてください。

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海(相模湾)がめちゃくちゃ近いです。

北越急行ほくほく線 ゆめぞら号

こちらは当ブログ初出になります。

1997年、上越新幹線越後湯沢駅から北陸方面への速達を目的として、国鉄が計画して一度はポシャった高規格路線計画を再び実行。新潟県が50%を出資、その路線周辺自治体が残りを負担して第三セクターの路線として開業したのが北越急行ほくほく線六日町~犀潟59.5kmの路線です。

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六日町-犀潟 59.5km

開業当時は越後湯沢駅上越新幹線と接続する特急「はくたかほくほく線経由、越後の山をまっすぐ貫くため路線の7割はトンネルという直線がちな線路を生かし、線内最高速度160km/hで運転。東京~北陸地方を結ぶ最速鉄道輸送ルートだったこともあり大儲け。2000年代の営業指数(100円を稼ぐのにいくらかかるか)は70程を常にマーク。毎年数億円の黒字を出し続け、第三セクターの鉄道会社としてトップの業績を出しました。

しかし、2015年の北陸新幹線金沢延伸によって特急はくたかが廃止に。それまでの9割の収益を失ってしまい、初めての赤字に転落。

現在は積み立てた資産を切り崩してやっているようです。

なんとか赤字を小さくして、切り崩す資産を小さくするためにいろいろな取り組みをしている所がまた、大好きな鉄道会社なのですが、その中でも特徴的なのがこちら。

HK100形車両を改造した特別車両、「ゆめぞら」です。

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一般型車両HK100形電車を改造

なんだ、普通の電車じゃん

 

 

 

って思ったそこのアナタ。まだそう思うのは早いですよ

ほくほく線の7割はトンネルですよね。そこに目を付けた北越急行さん、ガッチリでした。

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ゆめぞら号車内天井

すっっっっっっっごいと思いませんか?!?!?!

トンネル内で照明を消し、プロジェクターで映像を上映してます。

上映日は毎週日曜日だそうです。

しかもこの電車、特別料金一切いらなんです。普通乗車券だけでオッケーです。

上映映像にも種類があり、飽きないような仕様になっています。

長いトンネルを通る路線でも楽しく旅を行えるのがこの電車の魅力だと思います

超快速「スノーラビットで越後湯沢~直江津最速1時間の列車旅を是非楽しんでみてください。

hokuhoku.co.jp

またこの会社、面白い事他にもやっていて、

上の列車 超快速「スノーラビットがあれば、超低速「スノータートル(カメ)があってもいいだろうというアイデアがどこから出てきたのか知らないですが、実際にやってしまいました。

raillab.jp

実際、普通列車でも1時間かからず通り抜けてしまうほくほく線内を4時間かけて運行する団体臨時列車も運転されましたw

北越急行には魅力がたくさんなので、是非親子で楽しんでほしいですね。

 

北越急行の沿線ですが、ところてん・コシヒカリなど様々な名産品・グルメがありますが今回はその中から一つ「へぎそば」をご紹介させていただきます。

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魚沼グルメ、へぎそば

見た目全然普通のお蕎麦なんですが、つなぎに小麦粉ではなく布海苔(ふのり)を使用しているので、運ばれてくるとフワッと海藻の磯っぽい香りと、つるっとした独特の食感が特徴で、食がどんどん進みます。

ほくほく線沿線の魚沼地方ではワサビが取れなかったこともあり、薬味はカラシ、ネギで食べるのが大昔のスタイルなんだそうですが、現在はワサビも選択できるようです。

僕はあまりカラシが得意ではないんですが、布海苔の香りとカラシがいい感じに合わさって、全然アリな組み合わせでした。

是非訪れた際は食してみてくださいな。

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(終)

 

 

過去記事もぜひよろしくお願いします 

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翼端に付いてる板って何のため?機体重量が増えるのに燃費が良くなる?!飛行機が飛ぶ原理と、ちょっと気になる翼端の秘密と仕組み ~航空機解説シリーズ~

こんにちは、しののめです。

今年、早くも後半戦に入りまして、カレンダー見て実感がわきました。

やること多すぎてあっという間に都市が終わりそうですが汗汗

 

さて、今回はTwitterで聞いてみた結果についての記事です。

 

とまぁこんな感じのようで、飛行機マニア少な目の僕の周りではわからないのも無理はないと思ったのですが、航空ファンの方々にもちょっとコアな内容に目を向けてほしいと思い、記事を書こうと思いました。

 

改めて問います。翼端で立ってる板、なんだと思いますか??

なんか翼端が上向いてますよね。

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ERJ170型機

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B737-800型機

答えは……………カッコつけ?

 

違いますw

 

 

 

 

 

正解は、 ウィングレット というものです。

 

ウィングレットなんて名称までついてて、何のためにこんな事やっているのかと言いますと…

 

燃費が向上します

 

え?????翼端に板くっ付けるだけで?って思いますよね。

 

まぁ、大幅な削減になるかといわれるとそうでもないし、これが全てというわけでは無いですが、燃費をよくするための数多くある策のうちの1つと考えてもらえればと思います

 

これを理解するにはまず、飛行機が飛ぶ仕組みについて簡単に知ってもらう必要があります

(この後少し学術的な話をするので、苦手な方は下の大文字、太字まで飛んでください)

もっとも一般的なのはベルヌーイの定理を用いて説明する方法です。多分有識者の方は皆これで説明始めると思いますw

 

1738年にスイスの物理学者、ベルヌーイさんが発見した定理はこんな感じ

P=1/2ρV^2+ρgz=一定

簡単に説明すると、

流体の速度が上がると圧力は下がりますよ

流体の速度が下がると圧力は上がりますよ

ということです。

ちょっと物理学に通じる方はピンと来たかもしれません。

飛行機はエンジンによる推進力で進みますから、翼に当たる空気流は流体として考えてよいってことです。

やっと翼の形が出てきました。

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そのうえでマグヌス効果という考え方を参考にするとこんな結論が出てきます。

翼上面と翼下面を流れる空気流には速度差があります。

上面の方が速く空気が流れ、下面の方が遅く空気が流れるのです。

翼上面と下面の間に圧力差が生じ、その圧力は翼上面の方が低くなります。

 

物体というのは圧力の低い方に吸い寄せられますから…

つまり、(おまたせ!ここ結論!!)

翼上面・下面に流れる空気の速度差でできた圧力差によって、飛行機は上に引っ張り上げられている

というようなイメージで大丈夫です。

実際には流体の粘性なんかも関わってくるので、もう少し複雑なのですが、中学生くらいでも理解できるような書き方を目指しているので、省略しますw

流体の粘性については「失速」についてまとめる時に書いてみますかねw

 

話がそれました。

飛行機が飛ぶ仕組みは理解していただけましたか??

 

さて、ここからが本題です。(ながーいながーい前置きだった。。。)

 

翼のあるところの空気の流れ方はわかりましたね。

では、翼端に目を向けてみましょう。翼端は極端に言えば、翼の切れ目

急激な形の変化が起きていますよね。

そういった部分では空気の流れが変わってしまいます。これは驚きますよ。どんな風に流れるかと言うと…

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なんと、翼端では空気の流れが渦になってしまいました

 

これのことを、「翼端渦」と呼ばれています。

渦くらいなんのこっちゃって思いますか?www

実はこの渦、結構バカにできなくてですね。。。

実際に動画見てみると皆さんビビると思います。僕も初見ビビりました。

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世界最大の旅客機、A380型機

元:

youtu.be

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youtu.be

ビックリしましたか??

飛行機のことを全く知らない友人にもこれを見せましたが、怖がっていましたww

 

まぁそれはともかく、これが翼端渦の正体です。大きな渦でしたよね。

大手ブログさんだったりすると、ここからの話は割と省略されがちなんですが、僕は知識がちゃんとありますから、お教えしたいと思います。

この翼端渦、飛行するのには大きな抵抗力になってしまいます。

なぜかというと、

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翼端渦によって発生した、地上方面へ吹き下ろす流れ(誘導速度という)によって、本来発生していてほしい揚力の向きがズレてしまうからです。

簡単にするとこんな感じ

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吹き下ろし

これによって発生する抵抗力のことを誘導抗力と言います。

これ、飛行機にとってはかなりのパワーロスになってしまいます。抵抗力が発生した分、エンジンで燃料を燃やして力を補いますから、燃料も多く使うことになってしまいますね。前にも解説しましたが、飛行機の燃料代はバカにならないです( ;∀;)

ですから、飛行機を設計する人たちは翼端渦とにらめっこして、どのような翼端の形にすれば翼端渦をできるだけ小さくすることができるか

といったことを永遠に悩み続けているわけですね。

 

ただ、翼端がある限り、翼端渦をゼロにすることは不可能だと思います。

もっと翼端が平べったくなればもっと小さくすることは可能???わかんないや

ですから、飛行機メーカーはさらに渦を小さくする部品を考案するわけです。

それが…

  • メーカー:翼端渦を小さくする翼端はうちの標準です!!燃費もすごく良いです!!うちの飛行機買って!!さらにオプションとして、さらに翼端渦を小さくする部品(ウィングレット)を付けませんか?!燃費もっとよくなりますよ!!
  • 航空会社:そういうことなら…うちは長距離を飛ばす路線も多いし、それ20機買わせてください。あとそれ全部にウィングレット付けてください。

 

というようなやり取りになるわけですねwwww

ウィングレットの目的は、燃費の向上!

これが翼端に立ってる板、ウィングレットの正体でした!

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余談として。

じゃあウィングレットを付けることで、どのくらいの燃費向上になるのかと言いますと、まぁおよそ4~5%程と言われています。

前も話した通り、飛行機は長距離路線だと、一度にドラム缶数百本分の燃料を消費しますから、1フライトごとに5%燃料の消費が減るというのはとてもありがたい話なんですね。

その一方で、ウィングレットは重量増加になってしまうという欠点もあります

B767-300ER型機という飛行機があります。

ANAが使用している機体で、国際線・国内線問わず使われているようですが

(撮影: @Blue605A 氏)

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@Blue605A 氏撮影、ANAB767-300ER型機

翼面からのウィングレット高さが1.6mくらい、重さが片側につき1.5tほどの重量増加になります。両側につきますから、1機体あたり3tも重さが増えますねww

おそらく、重量増加と燃費を天秤にかけて、燃費向上の効果が強くなるような機材運用をしているのだろうと思います。

 

また、ウィングレットの効果は燃費向上のほかに、翼端失速の防止もあるのですが、こちらは「失速」を解説しないとダメなので、またの機会にしましょう。

 

最後にもう一つ。ウィングレット付きの機体と、付いていない機体の操縦感覚についてですが、これはどちらもそんなに変わらないようです。パイロットじゃないので詳しい話は知りませんが

 

とまぁこんなところです。今度空港に行ってウィングレット付きの機体を見たら、

「お!燃費のいい飛行機じゃん!!」って思っていただけたら幸いですww

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!

(終)

 

 過去記事もよろしくお願いします。

 

~航空解説シリーズ~

sayakatyan231.hatenablog.com

 

 

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普段は旅行したり、レビュー書いたりしてます

 

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