【日本一のLCC】ANAグループ会社のPeach AviationのエアバスA320ceoで新千歳ー成田を往復。LCCとFSCはどこが違うのか?!?!【20夏関東】
こんにちは。久しぶりの更新になります。
最近はひたすら年度末の試験に向けて対策を進めていて、ブログまで手が回ってなかったのが現状です。もうしばらくこの状態が続くとは思いますが、確実に試験はパスしてやろうと思って本人は本気で取り組んでますので、もうしばらく生暖かい目で見てくださるとありがたいです。
多分3月末くらいにはケロッとして元気に戻っているはずです。
今年は年末年始休みもほぼ返上かなぁ…仕方ないけど。大晦日・元旦くらいはゆっくりできたらいいなぁ。いつものこと過ぎてもう慣れてきた感じあるね。今年の大みそか・元旦は飲みまくるぞーー!!
さて、今回はかの有名大手エアラインのグループ企業、LCCとしてやっているPeach AviationのエアバスA320ceoで新千歳ー成田を往復しました。
当ブログでは初めてのLCCで、エアバス機は二度目の登場です。
そもそもFSCとLCCの違いについて簡単に解説してから始めますかね。
FSC=フルサービスキャリア
です。日本では大手のJALやANA、スカイマーク、AIR DO、スターフライヤー、などがこれに当たります。
おおきな特徴として、
・機内で無料のドリンクサービスや、無料の機内食のサービスがある
・大きな手荷物も無料で預かってもらえる(大きすぎると有料)
・便の変更が可能・運休や遅延による保証が隅々まで行き届く
といった感じです。保証に関しては色々ありますが、ほかの便への振り替えや、夜遅くですでに便がない場合翌日の便へ振り替えた上でホテルまでのタクシー代、ホテル代金まで保証する場合があります。座席の指定が自由にできるのも特徴ですね。かなり融通している半面、サービス料が運賃に乗るので、LCCに比べて若干値が張ります。
LCC=ローコストキャリア
です。日本では前述のピーチ・アビエーションや、ジェットスター、春秋航空日本がこれにあたります。
大きな特徴として、
・徹底したコストカットで運賃が激安
これにつきます。これは詳細を書くしかありません。
コストカット=安全面を軽視している
というわけでは全くありません
東京や大阪であれば、成田空港や関西空港のように空港使用料が安い空港を使用して便を運航したり、空港ターミナルを簡易的な造りにして維持費を下げたり、使用する飛行機の種類を1種類にして人材育成費用を抑えたり(航空系資格は機種別に存在する)、航空券を旅行会社などのパッケージツアーなどで販売せず、インターネット等から客が直接購入する方法に限定することで、利益が直接入ってくるようにしたり。。
ですから、結構なコストになる、FSCでは当たり前にやってくれた、
・座席の指定
・大きな手荷物を預ける(LCCでは基準が厳しくなる)
・機内サービス(機内食や飲み物の提供)
・カウンターでの航空券の購入
などはすべて有料か、普通運賃に割り増しされるのが普通です。
また、航空券を購入する際、インターネットで表示されている運賃に別途空港使用料と燃油サーチャージがプラスされるのが普通で、表示されている金額よりも若干高くなります。
このように様々な工夫をしたうえで儲けを得ようとしてできたのがLCCです。
運行はいたって普通で、プロの地上スタッフ、整備士、客室乗務員、パイロットが仕事をしています。
説明はこんなところ。
早速ピーチに乗っていきましょう。
荷物を預けるのは有料になるので、空港では一切スタッフのサービスを受けませんでした。無人チェックイン端末で事前に購入してあった航空券の情報を打ち込み、チェックインを済ませます。
航空券の紙質でもコストカットをしているのか、航空券はよくあるレシートの形で発券されます。レシート紙に黒字のみで印刷されているので、かなりシンプル。
このチェックインは、便の出発30分前には済まさないといけません。
次に保安検査を済ませます。このゲートは出発20分前には通っておかなくてはいけません。LCCの出発ゲートはターミナルの端になるパターンが多いので、できるだけ早めに通っておいた方が良いかもしれません。
搭乗口へ行きます。案の定、新千歳空港の一番端の出発ゲートからです。
機種はエアバスA320。フランスのエアバス社が開発した飛行機で、全世界で8000機以上、シリーズ含め1万機近くへ迫る勢いで売り上げている超ベストセラー機です。日本ではジェットスター・ジャパンや、ANAが長胴型のA321型含めて運行しています。
現在は中国にもエアバスの工場があり、アジア向けA320も多数中国で製造されています。
LCCでは着席率を高くして飛ばすのがセオリーなので、座席を増やすためにFSCの機体に比べてシートピッチが小さめになっていますが、機内はこんな感じ。
開放感があって、座席の狭さをあまり感じないです。
シートは紫or黒色調の革張りで、おそらく拭き掃除が簡単になるようにこのようなデザインになっているものと思われますが。
コロナ渦でもCAさんの消毒作業のしやすさに一役買っていそうです。
シートピッチはしっかり座ってこんな感じ。
僕は身長165cmなので、小柄な男性や女性であれば全然問題ありません。
若干狭く感じても、フライト時間が2時間に及ばない程度であれば全然気にならないのではないでしょうか。
ベルトサイン・読書灯周辺はこんな感じ。普通の照明です。明るさは何も問題ありません。
フライトタイム1時間半くらいで成田空港に到着します。
音楽を聴いたりしていればあっという間に到着します。
成田空港は第3ターミナルに着きます。ボーディングブリッジがないので、タラップ車の階段を下りて、エプロンを歩いてターミナルの建物へ向かうことになります。
第3ターミナルと第2ターミナルは隣り合っているので、one worldアライアンス加盟航空会社を一通り見ることができます。
おっとこの青のFマークはフィンエアァァァァァァァァァですね。
フィンランドの航空会社で、ヘルシンキ行きの定期便があります。A350型機で来てますね。
徒歩5分ほどで成田空港第3ターミナル建物に到着です。
配管が丸出しだったり、若干簡易的な造りになっている建物にはなりますが、全く問題はありません。
フードコートはありますが、後はお土産屋さん程度しかありませんので、暇つぶしはできない点に注意です。
すぐ折り返します。
到着は1階ですが、出発は2階から行きます。
二回から階段を降り、またエプロンを歩いて…
おっとあれは?!?!?
グレーにQATARの文字、あれはカタール航空ですね。日本にもよくドーハから飛来します。A350型のさらに長胴タイプ、A350-1000で来てました。初めて見た。。
でっかいなぁ。。。。
そのさらに奥はグレーに国旗をあしらったような尾翼の模様。大国、アメリカン航空のボーイングB777-300ERでしょうか。こちらもでっかい。。
成田空港では大型機をかなりたくさん見かけることができるので、個人的にはかなりおすすめですね。貨物機ではB747、いわゆるジャンボジェットがいまだ現役です。
夕焼けになり、機内の雰囲気もかなりいい感じに。。。
今回はここまで。
本当に、
小さいスーツケースや、バックパック1つしかないから~
という時はLCCが本当に良いと思いました。いつもと同じ時間に空港に来て、普通に飛行機に乗るだけですからね。飲み物が欲しければ先に買っておいても全然問題ありません。それでいて安い料金でいいなんて至れり尽くせりです。
ただ、もしダイヤが乱れてしまったりすると、LCCは機材繰りもカツカツでやっているので到着機材遅れによる遅延が発生しやすいです。
それから、欠航になってしまった場合、運賃のキャッシュバックはありますが、代替便への振り替え等は一切ありません。キャンセルなどのサービス対応もFSCに比べると体感、若干大変かなぁと思います。変更やキャンセルする可能性があるなら、最初からANAやJALで予約しておくべきだと思います。
なので、うまくFSCとLCCを使い分けて移動できるようになるのが賢いかなぁと思います。是非あなたもLCCの飛行機、利用してみてはいかがでしょうか。
最後はピーチアビエーションの本拠地、大阪のあいさつで〆ます。
ここまで読んでくれておおきに👍
(終)
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