しののめ 旅行・音ゲーマニア見聞録

鉄道や飛行機の乗車・搭乗記録や、音ゲーについて語っていきたいです。

初めてのセレブ体験!?北陸新幹線のグランクラスに乗ってみた!~新幹線グランクラス乗車レポート~【19-20冬帰省】

こんにちは。うるう年ですね。しののめです。

なんかここ最近よくないニュースが続きますね。。外出する際マスクしてますか??

あらかじめ備蓄してないと、無いですよね…なんだかなぁって思ってます。外出せずにこうやってブログ書いてるのが一番安全かもしれませんね。

まぁ、僕は旅行オタクなので全然出かけますが。この記事書いている3日後にも実家戻るために飛行機乗ったりしますww

 

さて、今回ですが、前回と前々回飛行機の構造のお話して、なかなか好評だったようで嬉しい限りなんですが、そろそろ乗車レビューも投稿していかないと鉄道ファンの方々が離れていってしまうので(w)今回は北陸新幹線グランクラス乗車レビューです。何気に新幹線は初めてのレビューですね。

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 おっとごめんなさい。唐突な高木さん出ちゃいました。

京成曳舟駅コンコースにいます。ぜひこのアングルを体験してみてください

今年8月までです。

https://www.keisei.co.jp/information/files/info/20190802_213915793470.pdf

 

高木さんを体験したら東京駅に向かいます。

皆さん、東京駅の「びゅう ゴールドラウンジ」ってご存じですか?

八重洲中央口出て右側にちょっと入ったところなんですが、

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なかなか入ってく人見たことないよね

ここなんですが。今回はここにも初潜入しました。

え?グランクラスとこのラウンジの関係?…まぁ読んでいただければわかります。

 

入り口でスタッフさんに上着と荷物を預かってもらい、座席に案内されてコーヒーをお願いしました。すると…

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なんじゃこの豪華なコーヒーセットは

えぇ…なんだこれ…

えと…コーヒー豆とかについて何も説明はないですし、メニューにもホットコーヒーとしか書いてないですよ。

 

まぁなんだかんだ置いてあった旅行雑誌を眺めながら飲み干しまして、少し経つといいタイミングで聞いてきます。

「お飲みもののおかわりはいかがですか??」 と。

頼まないのもアレなので、ハーブティーを注文したんです。

そしたら…

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えぇぇ・・・・

あまりに高そうな食器なので値段調べました。左のティーカップが1万円、右のティーポットが5万円でした( ;∀;)

すごい体験でした。 なんでこんなに東京駅のびゅうゴールドラウンジがお高いのか。

 

ここに入れる条件が厳しいものになっているからです。

その条件は…

JALカードVIEWカードのゴールド会員で、当日東京駅発の特急・新幹線のグリーン車グランクラスを利用する(利用後不可)

・当日東京駅発のグランクラスを利用する

・当日、トランスイート四季島を利用する

この3つくらいでしょうか。

上の2つはものの数万(それでも数万必要)でラウンジの利用条件を満たしますが、一番下の四季島はもう論外ですよね。二桁万円飛んでいきます( ;∀;)

というわけで、クレジットカードをJALかVIEWにしていない人も多いと思うので、一番手っ取り早い方法はグランクラス利用なんですね。

というわけで、今回使用したキップを晒しておきます。

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ここに乗車券も加わるので、東京から長野に移動するのに自由席料金より1万円くらい多めに支払っていることになりますね。

 

さて、ラウンジを出るとすぐに新幹線の改札があります。

去り際に、スタッフさんがJR東日本の旅行情報雑誌をプレゼントしてくれました。

上着も、持ってもらって袖を通すだけの着方…金持ち気分ですね。

(おそらくラウンジ利用中は、誰がどんなことをしているか、常にチェックされているんだと思われますwww)

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新幹線ホームに行くとすでに今回乗車する列車が止まっていました。

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台風災害の生き残り

北陸新幹線はくたか569号金沢行き

使用車両:JR西日本W7系

乗車号車:12号車(グランクラス)

乗車区間:東京→長野

 

ドアのすぐ脇でアテンダントさんがお辞儀で挨拶してくれます。

車内に入ると待ち受けてました。夢にまで見た座席が…

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テーレッテレー!!(歓喜

シートピッチは今まで乗った列車の中で断トツで広いです。

脚伸ばし放題!やったぜ!!

床はカーペット敷きですね。スリッパもあります。靴脱いで履き替えてオーケー!

読書灯もあります!この位置の読書灯は上級クラスの特権!

(寄りかかっているような格好になるので太って見えるなぁ。。。なんか嫌だ)

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リクライニングは全電動で、背もたれだけじゃなくて全部動きます。

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好きなポジションに合わせたころ、上野を出発するとアテンダントさんがおしぼり持ってきました。

またこのおしぼり、やっすいやつじゃないんです。ちゃんとしたタオルだし、熱すぎずかといって冷たくもなく、最適な温度で持ってきます。。どこまでやるんだグランクラス

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そして埼玉県に入った頃、いよいよお待ちかねの軽食の時間です。飲み物と、和洋食どっちにするかを聞かれたので、僕はあえて高そうなスパークリング梅酒と和食をお願いしました。

それと一緒に運ばれてきたのがこちら 

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いよぉぉぉぉぉ!!!!(ハイケンスのセレナーデ)

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オープンザプライス

 

ネットの記事とか読んでると賛否両論ですが、これはなかなか旨いですよ!

上品なお味…(全然わかってない)

和食、ちゃんとお品書きがついてます。米から敷き詰められている卵まで、全部高そうなもの使ってますね。。そして梅酒もかなり上品な味わい。お弁当とか、そういう類にしてはかなり頑張ってるなといった印象です。普通の駅弁とはやはり全然違いました。

こんな若いうちから高い酒の味を覚えていいのか……

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グラスにもグランクラスのロゴが入ってますね。

 

のんびり食事をしまして、お酒をちびちびしていると、あっという間に群馬県に入りまして山並みが迫ってきます。グランクラスから眺めると景色も違ったものに見えてきますよ(そんな気がしていただけだと思う)

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さてここらでグランクラス車両の紹介と行きましょうか。グランクラス券持ってないと絶対に立ち入ることすら禁じられている車両ですからね。

まず車内インテリアはこんな感じ。特徴としては直接の照明が一切ないことですかね。

照明はすべて間接照明なので目に優しい感じがしました。

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次にデッキ付近のご紹介です。

客室の落ち着いた茶色と白基調のインテリアとは一転、加賀をイメージしてるんでしょうか、赤基調の派手な色を使用していますが、不思議と居心地の悪さは感じさせない見事な演出です。

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模様も素敵ですよね。すごくおしゃれです。

トイレ・洗面所付近のスペースも普通車とは違うもので、広めに作られてたりします。

 

あと驚いたのはこれですね。

新聞ラック?

ざっと見るだけで9種類ですね。いつでも自由に読んでいいことになってました。雑誌もあります。無料ですよ。無料。お金持ちの人って新聞よく読むんでしょうか。。

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こちらが客室入り口扉です。

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ここから先は違う空間だということがわかりやすいデザインですね。

 

 

 

まぁそんなことをやっていると長野県に入りまして、軽井沢です。

浅間山が見えますね

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ここらになるとアテンダントさんも一仕事終えたような感じになって、何か用事があれば自分で呼びだしボタンを押してお願いする形になります。

りんごジュースをいただきました。

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これもたまげた。

濃縮還元じゃないです。ちゃんと搾ったお高いりんごジュースです汗汗

果物ジュースって味ですぐわかりますよね。。。

何から何まで良い物だらけなので感覚がマヒしそうでしたww

 

まぁそんなこんなで善光寺平に入って…

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長野駅に到着です!

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ここまで1時間半くらいの乗車でしたが、東京駅から一緒に乗ってきた方々は全くいらっしゃらなくて、僕ともう一方くらいでした。軽井沢で降りて行った方が多かったように見えました。

東京駅から高崎駅までとか、そういう乗り方をしている方もいらっしゃったので、ビックリですよね。世の中には本当にいろんな方々がいるものです。

 

降りる際もアテンダントさんが

「お疲れさまでした。行ってらっしゃいませ」とお辞儀で見送ってくれます。

この言葉をもって、僕の「特別なお客様」体験は終了になりました。

 

以上で今回の記事はおしまいになりますが、最後に

やはり普段からいわゆる庶民的な暮らしをしてきた身なので、このような気遣いを常にされる空間に一人で身を置いてみることは初めてで、未知なる経験だったわけでしたが、やはり居心地がいいかと聞かれるとそうでもないです。乗り心地は別ですよ?めちゃくちゃよかったですが。

気を遣わせるというのはやはり気疲れするものなんですよね。アテンダントさんやラウンジのスタッフさんに迷惑がられないようにどうしても逆に気を使ってしまいます。

なので、僕はこれからも貧乏旅行かせいぜい普通の旅行くらいが身の丈に合っていると思うし、幸せの大きさも必ずしも溶かしたお金の量によって左右されるわけじゃないなということも改めて身をもって体験しました。

とても大きな勉強になったなと思います。

 

皆さんもぜひ、乗り心地やサービスを体験したり、社会勉強の意味でも東北・上越新幹線系統のグランクラス、是非乗ってみてください(^^)

絶対に新しい発見があると思います。

僕は今度、東北新幹線新函館北斗から東京までグランクラスに乗ってみたいなと考えています。

 

 

ではまた。