長崎市内観光その1、博物館・夜景や夕景はしっかり時間をかけて観察すべし。【20春九州】
こんにちは。しののめです。
このブログを書いているちょうど今ですね。久々に朝9時まで寝ましたw
ついつい普段のように平日忙しいと、休日もクセでそこまで長い時間寝られないんですが、ぐっすりでした。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
最近は自宅で色々料理にハマる人が増えているようで、僕もそのうちの一人なんですが、何でもパンやらケーキやら焼く人が多いので、スーパーから強力粉なんかが無くなったりしているようですね。僕も今度パンケーキ作ってみようかなと考えてみたりしています。
ふわっふわのやつ焼きたいですね。
さて、今回から長崎観光について少しずつ語っていきます。
そろそろ画像の撮影時期なんかについて説明するのは面倒なので、省略させていただきたいと思います。
前回ご紹介した長崎空港からスタートです。
昼過ぎだったので昼食を取ることも考えましたが、行きたい所がたくさんあるのでとりあえず保留。急ぎ目に市内へ向かうことに決めました。
実は長崎空港から長崎市内、ちょっと距離があるので、歩いて行ったりするのは厳しいです。
とりあえず空港から市内への連絡バスを使います。結構な高頻度で運転されていて、料金も1000円ぽっきり。客もそこそこ乗っていたので需要もあるんでしょう。
しかもこの空港リムジンバス、県営バスで運行されているのでびっくり。これって長崎県交通局ですよね。乗務員も扱いは公務員なんでしょうか?県を上げて空港の利用促進に力を入れてるようです。お客さんもたくさん集まっていて成功ですね。
空港から市内まで1時間くらい。長崎県はすごく山がちな地形をしているのですが、そこを高速道路が通っているので、都市間移動も皆難なくこなしているようです。
バスは空港のある人工島を抜け、大村市、諫早市を抜けていきます。どちらも山奥の方を通りました。
大村湾がどかんと居座っているので、陸路では迂回せざるを得ません。
トンネルを抜けると長崎市街に入りました。先にホテルへチェックインを済ませようと思いましたが、まだ時間があるので、平和公園停留所で下車。
とりあえず平和公園の前に、原爆の爆心地へ向かうことにしました。
そこには慰霊碑が立っており、広々とした公園として整備されていました。
75年前に町が丸ごと焼け野原になってしまうような事があったなんて思えないくらい綺麗な公園。。
さらに被害をうけた区域を示した図もありました。ほぼ現在の長崎市全域ですね。
爆心地すぐ脇にある小川ですが、この川も戦時中当時からあるものだそうで。
8月9日は全身大やけどを負った人々がこの小川に集まったそうです。。
次に平和公園と原爆資料館、どちらも一気に回ってしまうことにしました。
おなじみのポーズ。
これも平和公園の敷地内にあるものなんですが、これは当時の刑務所の跡そのままなんだそうです。よく見ると鉄筋コンクリートの鉄筋が丸見えになってますね。鉄筋が入っている建物だろうが原爆は容赦なく破壊できるということですね。。。
どのくらいの爆風があったのかわかりませんが、かなりの熱でコンクリートが溶けてしまったのか、あるいは吹き飛ばされてしまったのか。。
次に訪れたのは原爆資料館。資料館などの入場料って基本そこそこ値段が張るものだと思ってましたが、なんとここは大人200円、高校生以下100円です。
長崎では絶対訪れた方が良いスポットですね。こんな安い値段で歴史の勉強をできる場所はそうそうありませんよ。これはすごい事です。
館内の撮影もOKだったので、気になったものを数点バシバシッと貼っておきます。
これが長崎に投下された原爆のレプリカだそうです。
(この下は飛ばしてみらっても構いません)
仕組みも多よそ理解してきたのでご紹介しますが、原爆というのは火薬を用いた爆弾とは仕組みが異なります。
この卵型の覆いの中に「核」と呼ばれるものがあって、それに現在の発電所などでも使用されている、プルトニウム239を使用します。おおよそ6.2kg程度だそうです。核=コアです。
それを劣化ウランなどの重金属で覆うことによって核分裂反応で飛び出した中性子をコア内部に跳ね返します。1ns(1ナノ秒)に80回も、その連鎖反応が起こります。
その周りを爆薬で囲ってあり、それに点火して刺激を与えるわけですね。
物理のお話になりますが、質量というのは本当に恐ろしいもので、プルトニウム239を6.2㎏使用しただけで通常爆薬で2万トンに相当する威力だそう。
これはアインシュタインが発見した仕組みだったんですが、E=mc2という、世界で最も美しく恐ろしい方程式で説明できます。Eがエネルギ、mが質量、cが光速です。
要するに、エネルギーの大きさは質量と運動の速さに比例します。239なんて質量の大きい物質を1ナノ秒当たり80回も連鎖反応させて…考えるだけで恐ろしいですね。
高校物理もまともに理解できなかった人間の言うことなので調べればもっとわかりやすく理解できるかと思います。
(飛ばしてきた皆さんお待たせしました。)
核分裂反応を加速させると熱も発生しますよね。。
鉄兜なんてあっという間に溶かしてしまいます。爆心地近くでは1800℃にもなったそうです。
原爆に巻き込まれたのは日本人だけじゃなかった事も勉強して、この資料館を後にしました。少なくとも、僕らは戦争のない時代に生まれて本当に幸せだったと実感しました。
さて、長崎のメイン移動手段、なんだと思いますか?京都なら市バス、東京なら電車、都市によっていろいろありますが、、、
長崎では路面電車です
なんと大人一回当たり、どこまで乗っても130円!!
ということで、この日特になんも決めてなかったんですが、景色のいい高台に行ってみようということに決めました。
坂の街といわれるだけあって、上り坂が厳しいですね
もうちょっと進むと、看板が出てきます。
鍋冠山展望台はこちら…と
人が一人歩けるくらいの道で地元の方の通りもさほど多くないので少し心細い道かもしれませんが、足元はしっかりしてますよ
もうしばらく行くと階段がちな急な登りが始まります。
案内は看板にてずっとされているので、道に迷う心配はありません。
ここを登っているときは日ごろの運動不足で景色を映している余裕が全くありませんでした。googleマップに頼りきりになってしまい申し訳ないですが、何となくの雰囲気は伝わるかと思います。めちゃくちゃ石段きつかった…
車でも行けるようなんで、レンタカー借りたら楽だったかもしえません。
石橋電停から徒歩20分強、鍋冠山展望台に到着です!!
こんないい展望台が整備されてるなんて思ってもみませんでした。
当方男一人だったし、こういうところ来るのも気楽で凄く楽なんですが、カップルは流石にいませんでしたね。
女子大生グループに写真撮影をお願いされたり、イッヌの散歩に来た地元の人と話したりしていると、夕日が沈んでいく時間に。。。
造船所の奥に広がる大海原へ太陽が沈んでいきました(/ω\)
そうすると今度は町が色づいていきます
とっても幻想的な景色でした。スマホのカメラしかなかったのが本当に悔やまれる…
寒くなってきたのでこの辺で引き上げました。
帰りはちょっと経由ルートを変えて、記念坂を下ってみました。
街灯もほぼ無い暗い中、人気の少なすぎるほっそい道を行くのでまぁまぁ不気味でしたwww
写らないので撮りませんでしたが、ネッコもめちゃくちゃたくさんいました。
こちらが祈念坂。この景色好きすぎてもう一度訪れたので、詳しいご紹介はまた今度。
ここを下ると大浦天主堂の真正面に出ます。
夜の教会っていうのもなんかすごいですね。
夜は冷えました。気温も低い日だったので寒かったです。この日はこの辺で切り上げることにしました。
今回はここまで。
次回はもっとじっくり市内を見て回ります。
お付き合いいただき、ありがとうございました。(終)