開業はしたけど未完成?開業直後の高輪ゲートウェイ駅とその周辺に行ってみた【20-春九州】
こんにちは。しののめです。
色々バタバタしていて大変な時期ですが。最近在宅で学校の授業がスタートしまして、家にいるのに暇じゃない、かといって特別忙しくないという、不思議な感覚に新鮮さを感じている所です。リモートワークやってる方とかは同じ気分を味わっているのでしょうか。
週末はうちのブログ記事見ていくでもよし、Youtube見てるでもよし、どうぞお家でお過ごしくださいませ。
ニンテンドーswitchとあつ森を誰か恵んでくれ…
さて、今回はTwitterトレンド入りも果たしていた、3/14日開業の高輪ゲートウェイ駅に開業後すぐ行ってきたので、それについて多少ご紹介しようと思います。
東京駅から京浜東北線の電車に乗り込みます。珍しいですね。鶴見行き。
この日は平日朝だったので、こういう行き先も見られる時間帯だったのかもしれません。
浜松町駅ではホームドアがまもなく供用開始といった感じでした。(2020年3月)
山手線でホームドアのない駅も残り少なくなってきましたね。
ホームドアを付けることは非常に大変なことで、古い駅の多い山手線だと、
①ホームドアを付けるためにホームや地盤を補強
②諸々設置準備(点字ブロックの貼り換えなんかも必要だったりする)
③終電後回送電車でホームドアを輸送&設置
といった手順を踏むことになるんです。JRも色々頑張っていることと思います。
東京駅からの所要時間は10分ほど。
21歳JKでぇーーーす☆☆(ゝω・)vキャピ
最近では京浜東北線でも定位置停止装置、TASC(Train Automatic Stop-position Controller)が導入されたようで、高輪ゲートウェイ駅も例外なく、列車は運転士さんがブレーキを調整することなくぴったりと停止しました。
ホームドアを付けると停止位置の許容範囲が厳しくなりますから、こういった設備やソフトウェア面にも改修が必要なんですよね。
いよいよホームに降り立ってみると、まず木目調の天井が目に飛び込んできます。
駅名表示看板もかなり低いですね。とにかく見やすい。
時計と一体型の案内表示器ですね。どこに列車がいるのか表示されるようになりました。
エスカレーターで改札階へ上がるとこんな感じ。ヨーロッパの駅みたいですね。
無人のNewDaysなどはまだ開いてませんでした。それはまた今度ご紹介することとしましょう。
改札階とホーム階は吹き抜けになっていて、やってくる列車と乗り降りする人々をのんびり眺めていました。
こういったAIの案内係も仕事をしてますね。
AIさくらという名前の付いた案内係もいて、愛嬌もありますね。
しばらくは助けを必要とする人よりも、オタクの相手をするのに忙しいかもしれません
高輪ゲートウェイ駅の「AIさくら」とお話する動画 pic.twitter.com/2fmHgAC9n6
— しののめ✈@帰省中 (@shinonomeDIVA) 2020年3月20日
とりあえず改札から出てみました。賛否両論ありましたが看板の字体が好きじゃないです。
むやみやたらと横文字にこだわってカタカナを使う必要はないと思います。
(数年後高輪駅に改称されることを祈って)
一応入場券を購入しておきました。駅名長すぎて入りきらないですね。
駅の見た目はこんな感じ。
近未来的なデザインでカッコいいですよね。
駅前広場気になります?
どうぞ。
なんだまだ未完成じゃないかって。
まさにその通り。
高輪ゲートウェイ駅、今行っても駅しかありません
北海道で乗り鉄してる時に使いそうなセリフですけど、本当のことだから仕方ありません。
高輪ゲートウェイ駅、ここ実は数年前まで「田町車両センター」という東海道線の車両基地でした。
それが上野東京ラインの開業によって、東海道線の電車を直通させて小金井、高崎、国府津といった、近郊の車両基地に置くことが可能になったため、都心に馬鹿デカい土地を使った車両基地は用済みになってしまいました。だから、車両基地の跡地に駅を作って、そこに山手線の線路を移設。元々山手線が走っていた場所は別のことに使おうということになったわけです。
作業員さんたちが色々頑張ってますね。商業施設でもできるのかな。
色々新しいものができる裏には消えゆくものがあります。
これ何だと思います??
これ、高輪橋架道橋というとっても古ーいガードです。
芝浦4丁目と港南1丁目を結んでいるようで、どっちも仕事する人が多い地域ですね。出勤される方が忙しそうにガード下に吸い込まれていきました。
なんと高さは1.5m
大正時代から存在していて、当時は水路だったものを道路に変えたようです。
当時の成人男性は160cm前後でしたので、これくらいの高さでも問題なかったのでしょうか。
先ほどの高輪ゲートウェイ駅のすぐ北側にあり、ご紹介した「田町車両センター」の勝手口もこのガード下に存在していたようです。
僕は身長165cmなので、身を屈めないと歩けないくらい低いです。
しかもこのガード下、車も通行OKでした
トヨタ・アクアでこれですから、背の高い車は絶対無理ですね。
反対側も工事やってますね。品川駅へ歩いていくことも可能だそう。
地元のタクシー屋さんは「提灯(ちょうちん)殺し」と呼んでいたそうで、ここを通れない車も少なくないそうです。
車の上に乗っかている提灯を壊して出てくるタクシーもいたんだとか汗
ぶれていますが、僕も運よくここを通るタクシーを見ることができました。超☆ギリギリ!
私の知り合いは仕事でトヨタ・ジャパンタクシーを転がしているようですが、それだと間違いなく通れませんね。
こういうのもなんか歴史を感じますよね
ということで、今回は高輪ゲートウェイ駅とその周辺をご紹介させていただきました。
港区の再開発事業で新しいものができていく一歩で、消えゆく古いものが共存するのが東京の面白いところですね。(n回目)
ご紹介させていただいた古いガード下、高輪橋架道橋は2020年4月12日から車両通行止めになってしまいました。
タクシーがギリギリで走行する様子はもう見られないということで、この記事をもって供養とさせていただきますw
また、このガード下自体も再開発で近い将来無くなるので、気になる方はコロナ終息後速やかに訪れることをオススメしておきますね。
高輪ゲートウェイ駅からももちろん、都営浅草線泉岳寺駅からも徒歩3分ほどのアクセスです。
次回の旅行記事もよろしくお願いします。(終)