プロペラ旅客機乗ったことある??ANA誇る地方コミューター旅客機、ボンバルディア社製DHC-8-Q400を全力で楽しむ!!(ANA1857便 新潟→新千歳) (6月帰)
寒い!!ついに早朝の冷え込みで氷点下を記録し始めました。北海道だと毎日の生活も暖房なしじゃままならなくなってきてます。
こうも急に気温が変わると鼻水止まらなくなったり、体が色々とびっくりしちゃって困ってます。本格的に風邪ひきたくないので何とか頑張ってはいますがどうなる事やら。。。どうもしののめです。
早いですよねぇぇ。。もう10月も折り返しです。ついこないだまで暖かかった気がしてるんですが、街路樹の葉っぱがすでに落ちちゃってる木もありますね。。。
さて、今回は久々に飛行機に乗った記事になります。
今回は日本を代表するエアライン、ANAの新潟→新千歳路線で運用されている、ボンバルディア社製のDHC-8-Q400型機のご紹介です。
何回か前の記事でも同じ路線の同じ機材に乗っていますが、夜間飛行だったためご紹介できる部分が少なかったので、今回で改めて皆さんにご紹介したいと思います。
その時の記事↑
当ブログでも新潟を通るのは3回目になりました。またしても新潟空港です。
新潟は結構すごい所なんですよ。大阪へも飛行機があるし、北海道にもすぐ行けるし、東京に行きたければ上越新幹線で2時間くらいなので。新潟の交通はすごいなぁと思うことが本当に多いですね。
国際線も一応就航してます。コロナで飛んでないですけど。
ロビーは三階建てで吹き抜け。何やらお土産屋さんなどもそこそこあります。朝早いのと、昨今の事情で人はまばらですが、そこそこカウンターにも人がいました。
ずっと気になってたんですが新潟ってなんでマンガ・アニメの街って言われてるんですかね???よくわかりません。空港にも某正義の味方系聖杯戦争のアニメ(こら)とか、使徒と戦う系アニメの催しポスターなどが飾られていました。
滑走路は2本あるみたいです。
長い方は3000m級の滑走路なので、大型機も飛来できるような構造には一応なってるみたいです。短い方は主に使用事業さんなどが使われているようです。
それではそろそろ飛行機に行きましょう。
今回搭乗するのはANA1857便、札幌(新千歳)行です。定期便で、カナダ製の飛行機、DHC-8-Q400という飛行機が使われています。
地方路線向けで、100人に満たない程度の乗客をささっと運ぶのに適した旅客機がこのボンバルディアDHC-8-Q400になります。航空ファンの間では「ボンQ」と呼ばれて親しまれています。翼は胴体より高い所にあるし、プロペラ後流の影響を受けないよう、後ろの水平安定板も垂直安定板上部に取り付けてあります。
プロペラ機でも積んでいるエンジンはジェットエンジンだし、プロペラ羽の枚数は出力によって比例しますが、これは6枚で、かなり高出力の出る飛行機であることがわかります。時速700km/h程度で飛行するので、国内線だと他旅客機と引けを取らない飛行ができます。それでいて、エンジン回転数も国産YS-11に比べて低い上に、騒音も少なく、航続距離も長いし、条件付きではありますが1200mの滑走路で離着陸できるのでどこへでも飛んでいける、技術の塊みたいな素晴らしい飛行機です。三菱重工が開発に関わっていました。
純国産ならぬ準国産、島が多い日本の特徴にここまでマッチした飛行機は無いなと思いっています。僕はかなり好きですww
日本ではANAのほかに、琉球エアコミューター(JAL系列)、オーロラ航空(ロシア)を見ることができます。
元↓
早速機内の方へ向かいます。
ボーディングブリッジがぴったり付けられないので、このような感じで機体までハジゴを渡っていったり、ドアの裏が階段になっているので、エプロンから直接乗ったりします。床も地面にまぁまぁ近いです。
機内はこんな感じ。片側2列×2の4列配置で、天井が大型機に比べて低いので、立っていると狭さを少し感じるかもです。あまり気にならないと思いますが。
座席は薄めの物です。この飛行機ならではの座席かと思いますが、リクライニングもちゃんとできるし、座ってみると意外と安心感のある座席です。意外としっかりしてます。
ではいよいよ飛んでいきましょう。
前にもお伝えしましたが、この飛行機は出発の際バックしません。
ぐるっと180度頭を回転させて出ていきます。こんな感じで。
DHC-8-Q400はプッシュバックで出発するんじゃなくて、180度ターンで出発するんやで。
— しののめ✈ (@shinonomeDIVA) 2020年4月2日
ターミナルに頭向けた状態から、くるっと回る様子も載せとくよ pic.twitter.com/j4urWCr09j
離陸の際もプロペラの風切り音がする以外普通の旅客機と同じく、大きく背中にGを感じながら離陸していきます。
そしてこの飛行機、最大のお楽しみポイントはここ!
どこの座席でも景色は同じように楽しめる
翼もエンジンも客席窓よりも高い位置にありますから、どの座席に座っても景色は同じように楽しめます。普段だと翼の上は避けようかな~とか、いろいろあると思うんですが、ボンQではその心配は無いです。
北海道に向けて北上していきます
飛んでいる高度も最大で22000ft程度(上空6.7kmくらい)なので、地上が良く見えます。
フェリーも運が良ければ見えます。
だれか高性能カメラプレゼントしてください(^^♪
ANAでは昨今の背景から、飲み物はパックのお~いお茶になりました。
3月では何もサービスしてなかったので、頂けるだけでありがたいですね。フライト中の飲み物はなんだかとてもおいしく感じます。
空いていたおかげもあり、乗員さんがキャビン内を案内してくださいました!!
こちらがギャレーですね。ボンQは定員も少ないのでギャレーが1つだけです。
機能は他の機体と遜色なく、全く同じように使えます。
乗員さんが開けてくださったので冷蔵庫の中身も確認できました。
先ほどのお茶と、子供用のリンゴジュースですね。コロナ前だと、販売商品なども色々あったようですが、今ではスッカラカンですね。
そしてこれがボンQの出入り口ドアです。階段になってますよね。
エプロンに直接乗客を降ろす際は、これが下に降りて、降りられるようになるという仕組みです。
非常時に着水した場合は、これが水の上に浮くのでハシゴのように使うことができ、問題なくボートに乗ることができるといった仕組みのようです。
キャビン内空調設備の操作盤もこの付近にありました。
見学の際も、乗員さんは感染対策をしっかり実行されていて、冷蔵庫の引き出し、中身も乗員さんが開けて見せてくださり、最大限配慮して案内していただきました。
本当に親切な乗員さんでした。感謝感謝です。
フライト時間は1時間20分。あっという間です。新千歳空港へ下っていきます。
ぐるっと回って…
札幌(新千歳)に到着です!!
スポット90番台の所に下ろされたので、ここから到着ロビーまでバスで移動します。
というわけで、今回の記事はここまでです。
航空ファンとか飛行機良く乗る方って、ボーイングとか、エアバスとか、大きな飛行機に割と目が行きがちだなぁって思うんですが、今回のような旅客機としては小型なものにはそこにしかない面白さがあると思います。
こういうご時世だからこそ、感染に気を付けながらもやっぱり飛行機乗ってほしいなって思います。GO TOなんかもありますけど、是非これを機会にANAのDHC-8-Q400とか、JALとかFDAのエンブラエルE170にも乗ってみてくださいな。(^^♪
(終)
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