鉄道好き必見?!オススメの「乗り得列車」をご紹介します!第2弾!!新快速の起源??新快速ってそもそも何??【親子向け】【鉄道ファン】【電車オタク】
かなり間隔があいてしまい申し訳ないです。大事な試験が終わりましたのでようやくこうして記事をかけているわけですが。
北海道ではそろそろ朝晩かなり少々冷え込むようになってきまして、木の葉も紅になり始めていて。あぁ…もう秋か。なんて思っております。どうもしののめです。
風邪ひかないのが今年度の目標です。まぁ多分無理ですが( ;∀;)
さて、今回も前回に引き続き、僕が今まで乗ってきた列車の中でも乗り得だと思う列車、オススメだと感じた列車を2つずつ、全3回にかけてご紹介する企画というか、まぁそんな感じですが。今回は2回目になります。
早速1つ目の列車に行きましょう。
いややややややや北海道かよ?! と思われた方、申し訳ないですが全国から選ぶ予定でしたので、ご了承くださいww
快速エアポート号、千歳線系統のJRの列車の中で一番乗車率の高い列車だと思います。
1988年の新千歳空港の開港とあわせて、札幌近郊と新千歳空港を高速で結ぶのを目的として走り始めた列車がエアポート号です。列車としての歴史は浅い方ですが、立派な役目ですよね。
運行形態は新千歳空港~札幌が基本で、その区間で折り返し運転をしている列車のほか、手稲・小樽まで直通で足を伸ばすものもあれば、朝晩は石狩当別方面へ直通する列車もあり、種別変更もありでなかなか複雑な運転をしています。(新千歳空港~札幌間快速、札幌から小樽まで普通列車という列車も終日存在します。)
1日に148本もの快速列車が新千歳空港~札幌を往復しています。コロナもあってしばらく減便してたけど
使用車両は、JR北海道オリジナルの車両、721系と733系で、共通運用が組まれています。721系は1988年~、733系は2012年から導入され始めた車両で、2018年製造の車も運用に入っているのを確認しています。721系の方が若干古いです。内装のくたびれ具合のせいで、どうしても古臭さは感じてしまいますが、733系はUシート以外オールロングシートなうえに、デッキがありません。真冬に乗っていると、ドアが開閉した時にちょっと寒いかなーって思います。
721系はデッキがあるし、座席はすべて転換クロスシートなので、僕個人としては721系の方が好きですねwww
最高速度は120km/hで、2020年改正の新千歳空港~札幌間の表定速度(1時間当たり進む速度)は75.5km/hをマーク。名鉄の特急と同じくらいの速さです。乗ってると速度計が100km/h下回ることの方が少ないので、本当にえげつない走りをします。
さて、一通りエアポートについて説明しましたが、この列車、座席が埋まるほどの混雑は日常茶飯事なんですよね。休日日中などは札幌に行こうとする客でまぁまぁ人が乗ります。東京の混雑と比べると天と地の違いなんですけどね
そうすると、「たまたま新千歳空港から直で小樽まで行きたい」っていうことがあった場合に、座れず1時間以上も立って行かなきゃいけません。
そういう時に重宝するのが、「Uシート」です
内地の人にとって、「uシート」って聞きなれない単語ですよね。どうやら、JR北海道としては「グリーン車ほどじゃないんだけど、普通車よりもちょっとくつろげる車両」って言うのをコンセプトに営業をしているようです。
「『余裕』の旅を『あなた (you)』のためにご用意しました」というキャッチフレーズで始まったサービスのようですが、よほど好評を博しているのか、現在では特急「すずらん」や「スーパーカムイ」にも連結されています。すごい事ですね。快速エアポートには4号車に連結されています。
車内設備はと言うと確かにワンランク上の設備となっていて、快速エアポート用の編成では、リクライニングシートで、シートピッチも広めにとられており、座席の幅も広めに作られています。古い方、721系の座席の方が若干陳腐なように見受けられましたが、733系であれば、特急列車の普通席並みの座席となっています。
(721系のuシート、シートピッチの様子↓)
特急すずらん、スーパーカムイ用車両のuシートに乗ったことはないんですが、そちらも同様、幅広座席、シートピッチ拡大は当たり前、大型テーブル、PC用コンセント、チケットホルダーなども装備されており、特急列車グリーン座席並みの設備の車両に普通特急列車指定券を別に購入するだけで乗ることができます。
話がそれました。快速エアポートのuシートの料金についてなんですが、これは一律で追加指定料金530円となっています。
どこからどこまで乗っても530円を追加で払うだけで乗ることができるわけです。乗り得すぎますよね。
ただ小さな注意点が一つあって、IC対応の指定サービスになっていないので、乗ろうと思ったら必ず駅の指定席券売機か窓口で、uシート指定券を購入する必要があります。
ただそれでも、座って移動できることのメリットは計り知れないものがあると思いますので、是非北海道へ旅行される際は快速エアポートのUシートに乗ってみてください。
札幌までは30分程度、小樽までは空港から1時間程度で行けちゃいます。
はい、おなじみの京阪神新快速です。乗ったことがある方も多いんじゃないかと思うのですが、あえて僕がオススメするのは乗りとおす乗り方です。
そもそも「新快速」って何ぞやって思いませんか?
起源は東海道本線開通時にまでさかのぼります。東海道本線関西地区が一部電化された、1934年にはすでに、緩急分離(複々線とし、内側線で各駅停車を運行し、外側線で特急や急行などの優等列車を運転するやり方)を行っていました。
そして、米原~姫路間が完全に電化完了する1年前、1957年には外側線を走る中距離速達列車を「快速」としました。戦後12年目にして、早くも今の運行スタイルに近いものを作ってしまっていたわけです。それだけ、当時から京阪神地区は人の行き来が盛んな地域だったことがうかがえますね。
そして、1970年の大阪万博終了後さらなる京阪神の輸送需要の高まりにこたえる形で、従来から運行されてきた「快速」からさらに停車駅を絞る形で、「新快速」
が登場しました。運転区間は京都~西明石で、停車駅は大阪、三ノ宮、明石のみで、運転本数は1時間に1本、6往復のみの運転でした。
それでも、急行型電車を投入したりすることで速達性をさらに向上させ、区間所要時間が特急よりも速かったせいで、国鉄本社から新快速のダイヤ管理をしていた大阪鉄道管理局に対して、新快速のダイヤ見直しを求めるといったこともあったようですww
現在ではさらに運転区間が拡大され、京都~姫路間に加え、西側は赤穂線の播州赤穂、東はJR西日本の端の米原、北は湖西線経由で福井県の敦賀まで運転されています。
また、運転間隔は15分に1本、1時間あたり4本体制となり、原則全列車12両編成での運転、最高速度も130km/hに引き上げられました。
特急列車は新快速と同じ所要時間になるようダイヤ設定がなされ、新快速の間に割って入って走っているようです。
京都~大阪は28分、大阪~三ノ宮は21分の所要時間となっています。
使用される車両は、223系(1000番台、2000番台)と、その後継225系(0番台、100番台)で、ほぼ共通の運用が組まれています。
両者ともに転換クロスシートで座席もしっかりしており、長距離座っていても平気だし、とても素晴らしい車だと思います。
前の座席との間隔もそこそこあるので、混んでいる状態でなければ簡単な軽食を済ませることもできるかな~といった感じの列車になります。
225系に去年初めて乗った際、車内でニュースを見られるのに驚きました。
最近では座席指定サービス、「Aシート」というものも始まっています。
運転本数は1日当たり2往復とそこまで多くは無いですが、12両編成のうち9号車に専用車両を連結し、特別料金500円を別で支払うことで、特急列車並みの座席に座ることができます。
やはり普段から混むことも多いですから、素直に嬉しいですよね。しかも、どこまで乗っても追加料金はプラス500円なわけですから。長距離乗れば乗るほどお得です。
まさに18きっぱー御用達列車ですよね
新快速は本当にいろいろな楽しみ方をできる列車だと思っています。
京都、神戸など観光に行くのに使ってよし、18きっぱーで乗り通すもよし、都市間をお金をかけずに早く移動するのによし。
是非皆さんもこの歴史ある快速電車に揺られて、関西へお出かけしてみてはいかがでしょうか(終)
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
過去記事もよろしくお願いいたします。