JR九州の看板特急列車、885系「白いかもめ」「白いソニック」に乗ってみた【20春九州】
こんにちは。しののめです。住んでいる地域の緊急事態宣言がつい昨日かな?解除されました。人生で最も目標としている資格試験の第一段階が7月頭にあるので、遊びに行く暇もなく平日は死んだように勉強してますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。ちゃんとお家にこもれてますか??お仕事してる方は、大変な中ご苦労様です。
解除されたからといって、すぐに遊びに行くのはまずいですよね。。今回のウイルスの感染力は本当に強いものだと思うので。非常事態宣言自体も県ごとに解除するのはマズいんじゃないかなぁって思います。。もう少し段階的にやろうという考えでもよかったのでは。。。感染の大きな第二波が来ちゃう…
こうなった以上インバウンドには頼れませんから、国内の需要をがっちり下支えしていくやり方が必要になっていくと思いますね。。大変な状況から救われる方が少しでも早く出てくるようになることを願っています。
今回も九州の話進めていきます。
前回は1日長崎市内をぐるっと見て回って堪能しました。
その翌日早朝からスタートです。
旅行先で早起きするのは結構しんどかったりしますが、朝5時に起きて長崎駅にやってきました。特急で長崎を離れます。
コンコースにこんなものが。。。
なんとこの日から10日後、3/28に長崎駅~浦上駅、2.8kmの区間が高架化されてしまいましたw
図らずして、長崎駅が地上駅である最後の姿を見ることになってしまいました。
駅というのは出会いの場でもあり別れの場でもあり、ここから人生の大きな旅立ちをする場所でもあるんですよね。そういうことを改めて思わされました。
明治時代から続いている駅は、高架化されて新幹線がやってくる予定。
長崎駅5:58発、特急かもめ2号、博多行きに乗車。
なんだか本州では見慣れない形の電車ですよね。これ、九州来たら絶対乗っておきたかった車両の1つでしたw
JR九州の列車はかの有名デザイナー、水戸岡鋭治氏によるデザインのものが多いんですが、これもそうです。
特急かもめ、遡ればその名を使って運行していた列車は戦前から存在したのですが、それは割愛。現在JR九州で運行されている「かもめ」は国鉄時代の長崎~博多間の急行「出島」を、長崎本線の電化完了とともに特急に格上げしたものです。初登場は1976年。
まぁいろいろ紆余曲折を経て2000年に上の885系電車がデビュー。現在は上の885系、黒い787系、シルバーの783系にて運転されます。783系は佐賀までで、長崎口への乗り入れは無いようです。
URL(上787系、下783系)
885系の話に戻りますが、白くて丸いボディーがとっても特徴的。ヨーロッパの特急列車みたいでカッコいいです。
ロゴはこんな感じ。
車内も見ていきます。(6号車、博多方、先頭車両基準)
まずはデッキから。化粧板が白なので清潔感があります。傷も目立ちません。
車両端のスペースは各車両ごとに違いがあります。
どの車両もコモンスペースとなっていて、様々な使い方ができそう。窓も大きいので車窓も良く見えます。
2号車のデッキには何やら不思議な絵が…教養が無さ過ぎて何の絵かわかりません( ;∀;)
飲み物の自販機もありますし、前まで公衆電話が置いてあったスペースは通話スペースになっています。仕切り戸じゃなくて暖簾w
客室スペースも見ていきます。
客室デザインもかなり凝ってます。
画像奥が乗務員室ですが、シートがすべて革張り。
反対側からも見てみますが、革シートの擦れが気になりますが、イスとしては全然問題なかったです。
荷物棚はこんな感じ。成田エクスプレスみたいに蓋つきです。開けて中に物を入れる仕組み。ただこれには難点があって、奥行きも小さくて、縦もそこまで大きいわけじゃないんですよね。おそらくスーツケース類は荷物棚に入りませんw
大きい荷物は荷物スペースを使うしかなさそうです。
先頭車両の乗務員室との仕切りはガラス張りなので、前面展望も楽しめます。
走行中は普通のガラス、停車中はすりガラスになる仕組みが使われてます。
↑どのサイトにも書かれてないので書いとく。
(どういうことなのか、「訳が分からないよ。」)
お偉いさん方が長崎新幹線を作りたがっている理由の1つがこれ。
ってことです。この885系電車は制御振り子式車両で、カーブに差し掛かると車体を2度程度傾けて乗り心地を向上、通過速度も上がるようにしていますが、それでもこの区間は80~90km/hくらいしか出せない、厳しい速度制限の続く区間を通ります。
これは長崎本線の歴史が古いことにも関係しています。どうしても昔の建設技術では、大きな山を直線的に貫くトンネルを作るにはかなりの難工事、大掛かりになってしまいますから、古くから存在する路線は谷間か、川沿い、海岸沿いを走るのです。
この区間も例外ではないです。干拓で有名な有明海沿いにくねくねと進んでいきます。
6両編成の列車がくねくねと進んでいくと、見晴らしのいいところで最後尾の車両が見えたり、先頭車両が見えたりします。こういう路線ならではの楽しみ方です。
くねくね。
長崎行きなら進行方向左側、博多行なら進行方向右側に、有明海の雄大な遠浅の海。
時間帯、季節によっては干潟が見えたりします。干拓で埋め立てたところも、時間帯によっては見えるかもしれません。堤防道路があるので、わかりやすいかもしれません。
また、諫早駅を出てすぐのあたりであれば、遠浅の海の後ろに雲仙普賢岳を眺めることができます。いろんな車窓を眺めてきましたが、これはかなり立派な景色です。
ここを抜けると肥前山口から再び高速区間になり、佐賀からは福岡に行く人々がかなり乗り込んできます。佐賀から博多は1時間くらいで行けちゃいます。
鳥栖からは鹿児島本線に入って、住宅地を高速で突っ切ると博多に到着です。
長崎からは2時間弱ほどの乗車時間でした。
博多では数分の乗り換え時間。今度は大分行きの特急ソニック5号に乗車。
え、同じ車両じゃんって???
そうなんです。特急かもめ、特急ソニックに使われる白い885系は共通運用が組まれていますw
内装も結構バラバラです。結構鉄分多いですよ。
左は先ほどの「かもめ」に使われた車両のデッキ。案内板にはソニックの表示。
右はこの「ソニック」に使われている客室の窓枠。「KAMOME」と書かれてますねw
要するに、「かもめ」用に作られた車両が「ソニック」の運用に、またその逆もしかりということですねwww
こういった違いにも目を向けてあげると面白かったりします。
885系のシートピッチについては触れてませんでしたね。
この列車の運用についた車両のシートは革張りではなくモケットの仕様(どうやら車両によって号車ごとに革張りだったりモケットだったりするらしい。座り心地はどちらもそんなに変わらない)でしたが、身長165cmの成人男性が目いっぱい足を伸ばしてもノビノビで、窮屈感のかけらもありません。
鹿児島本線の博多~小倉間は福岡都市圏の大動脈で、すごくたくさん列車が走ってます。途中停車駅での乗り降りも盛んです。
香椎、折尾の順に止まっていきますが、沿線もそこそこ住宅あり農地ありで、東京近郊の平野部を走ってるような感覚です。
通勤の方々も、JR九州の特急は乗り心地もいいし、早くて素晴らしいので乗り換えるのも手ですよ
北九州市に入ると、次第に工場や物流センターが増えてきます。
小学校でも習いますよね。北九州工業地域(地帯)です。
近年の工業出荷額が落ちてきていることで有名ですが、それでも九州の産業を支えてきたところ。いろんな工場が動いているし、色んな仕事があるようです。
どうやら最近ではダイハツなど、トヨタ自動車関係の工場や、鉄鋼系の産業が主流のようです。八幡製鉄所おそるべしです。
黒崎。工場が見えます。
博多から1時間弱ほどで北九州市の小倉に到着です。
北九州第一の都市で、新幹線も止まります。
中途半端ですが、尺が長すぎるので今回はここまで。
885系白い特急型電車ですが、デザインもカッコいいし、設備も素晴らしく車内も快適。某鉄道系Youtuberさんは885系の乗り心地を好かないようですが、僕個人の感想としてはかなりいいと思いました。僕も色んな特急列車に乗ってきましたが、885系は横揺れが少ないので、気持ち悪くなる振動は少ないかなと感じました。
この車両なんと、初期に製造されたものだと登場から今年で20年になるということですが、そんなことは言われるまで気づかないくらい綺麗な列車です。
是非乗ってみてほしいです。今回はしののめオススメ列車のご紹介、
鹿児島本線、日豊本線、博多~大分間の特急「白いソニック」でした。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
(終)
過去の乗り鉄記事もよろしくお願いします。
船に乗ったり、飛行機に乗ったりもしてます。
長崎市内観光その2、長崎の街の歴史を学んでみるべし【20春九州】
こんにちは。しののめです。
GWも明けて、ようやくここから色々動き出す方も多いんじゃないかなっていう今日この頃ですが、ここ最近悩みがありまして。
外出時自粛やらなんやらで、もう1か月半くらいまともに外に出てないので、そろそろ体がキツくなってきたなぁと。腰とか痛いし、なんか腋の筋が痛くなっちゃって。今では私がおじいさん。ヴェルタースオリジナル。
日ごろ何気なく歩いたりしてるのって実は健康維持にはとても大事だったんですよね。実は旅行ネタのストックも無くなってきまして、そろそろ外出制限しなくて済むようになってほしいなぁと思い始めてます。GW僕も含め、頑張って自粛した方も多いですからね。報われればいいなと思っております。
さて、今回は前回の続き。長崎観光2日目でございます。
丸1日かけて、長崎市内の観光地をあれやこれや回ってみました。
前回記事↓
前日の疲れもあり、若干のスロースタート。
ここが長崎駅です。路面電車の1日乗車券はここで買うことができました。
長崎で1日中観光するなら、絶対に路面電車1日乗車券があった方が良いです。絶対に4回以上は乗りますから、130×4=¥520ですよね。簡単に元が取れます。
駅前電停から、3番系統蛍茶屋行きに乗車。なんかすごいのが来ました。
この車両、なんとかの有名デザイナー。水戸岡鋭治さんがデザインされた車のようで、昭和から走っている車両をおしゃれに改修したものだそうです。愛称は「みなと」。
元々は昭和29年から走っている車両なんですよ?!
市民会館電停で下車。「みなと」号の車体はきれいなブルーなのですぐにわかりそうですね。
電停から徒歩5分ほど。
中島川に数多くかかっている橋の一つ、「めがね橋」に到着です。なんと完成したのは寛永11年。1634年、江戸時代のことです。
日本初のアーチ式石橋で、日本三名橋の一つです。
1982年の長崎大水害で一部崩壊しましたが、復元されて国の重要文化財に。今では護岸の石垣にハートストーンがある事で人気を呼んでいて、パワースポットとして観光客に人気なんだそうです。たまたまいらっしゃった、地元のおじさんが嬉しそうに色々教えてくださいました。とても勉強になりました。
めがね橋電停から5号系統、石橋行に乗車。
景色が良い公園と聞いていたので、出雲近隣公園という地元の公園にも訪れました。
石橋電停からやってくると、大浦国際墓地の脇、急な石段の坂道を登ってくることになります。色々撮影している余裕はありませんでした。長崎は墓地も切り立ったところに大きく作られていて、大変立派でとても素晴らしいです。
坂を下って徒歩5分ほど、ここはグラバースカイロードと呼ばれているようですが、斜めに進むエレベーターが整備されています。これ、れっきとした道路として整備されたものなんだそうで、地元の方が病院に行くのに使っていたりするようです。
これで上がってグラバー園方面へ行くと、南山手レストハウスがあります。幕末に作られたようですが、なんでも誰が作ったかはわからないそうでw
洋風建築なのに瓦なのがアンバランスな感じですよね。
入場料は無料です。
大浦天主堂方面に進むと、前回夜間に訪れた祈念坂です。
日中は港までまっすぐ見ることができるのでこれもまた素晴らしい。改めて国家資格の取得を祈念して下りました。
ここを下ると、大浦天主堂の真正面と、グラバー園の入り口に来ます。グラバー園は長崎の観光地としても1番有名なんじゃないでしょうか。
中に入るとアンカーが展示されてました。商船や軍艦をこれでもって港に固定するといったことをします。
アンカー!アンカー!○○アンカー!!(やめれ)
彼の功績といえば炭鉱を開いて、近代日本の元を作った~なんてのは有名ですが、彼は幕末日本に渡ってきた頃、茶や生糸なども輸出していましたが、政治の混乱に乗じて幕府にも、新政府側の藩にも武器を売っていました。上手いですよね。商売上手な男です。
皮肉にも、幕末の争いには新政府軍、幕府軍両方ともグラバーが売った鉄砲を使っていたわけですねww
きっと景色のいいところからどうやって儲けるか、思いを巡らせていたのでしょう。結構な野心家だったのかもしれません。
キリンビールの元も実はグラバーさんだったようです
レトロ写真館ではドレスを着て記念撮影なんかもできたりします。女性と出かければこういったのもいい思い出になるんでしょうがww
そのうち相手を見つけてもう一度訪れようと思います。
和風建築と洋風建築の入り交ざったような、洋風建築なのに妙な安心感のある家がたくさん建っています。
グラバー園に訪れたら是非建物の中まで入って、その建物の用途や、どんな人が暮らしていたかまで知ってみると、面白いかと思います。
こういった建築物の中に展示パネルなども多数あって、グラバー商会の何でも屋ぶりを知ることができます。漁業まで手を出していたとは。
トロール漁法ってわかりますか?別名底引き網漁法というんですが、網で海底をごそっと一気にさらってしまう方法ですね。
漁獲量は上がりますが、漁業資源に与える影響は大きい方法です。
そろそろグラバーさんの家を見てみようか…
ん??
世の中にはどうにもならない事も多くあるんです。あるんですが、ちゃんと調べておくべきだった。これは不測。不測なんです。
再戦を誓いました。
グラバー園とりあえずこんな感じです。ブログだと伝わらないですが、ちゃんと見ようとすると1時間じゃ足りないくらいボリュームあります。彼女作ってもう一度来たいですww
庭もすごくきれいでしたし、春が一番いいかもしれません。
午後は前日に続いて再び、原爆の爆心地方面へ向かいました。
まずはこちら。片足鳥居。
名前そのまんまですね。
爆風で片側半分が吹っ飛んだようです。すごい。。。
吹っ飛んだ方もすぐ近くで見学することができます。
この鳥居のある神社も静かな場所にあり、良い雰囲気なので是非行った方が良いです。
徒歩で10分ほどのところには長崎大学医学部なんてのもありました。かつて長崎医科大学というところだったそうですが、皆優秀で医学を学んでいる学生たちが被爆したということで、モニュメントやら慰霊碑なんかもあります。
続いて訪れたのは浦上天主堂。長崎大学医学部から徒歩で10分ほど。
残念ながらお祈り等は感染症の影響でやってないそうで、外観を眺めるのと、扉から少しだけ覗かせてもらうだけにとどめましたが、すごく立派な造り。
画像では伝わらないですが、奥行きもかなりあって、大きめの本格的な教会です。日本人だと教会あまり見る機会無いですから、テンション上がりますww
あまり触れてないですが、長崎には驚くほどたくさん協会あります。
1873年からある歴史的建築物なんだそうで、1945年に一度原爆で全壊しましたが、1959年に再建。現在の姿になっているようです。原爆資料館にでも壊れた様子が展示などで確認できたと思います。
近くには小さな資料館もあり、江戸時代の潜伏キリシタンの暮らしや、当時のキリスト教徒の方々を知ることができます。なぜ長崎にキリスト教徒が多いのかもわかります。
カトリック教徒の数は東京に次いで全国2位、人口に占める割合は全国1位なんだそうです。
被爆してしまったキリスト教徒の方についての資料もあり、キリスト教を通した物の見方も勉強できるので、非常に興味深い所でした。
また今度訪れた時はお祈りの様子なども見学させていただきたいですね。
日も傾いてきたので、再び路面電車で港の方向に戻ります。
長崎のグルメとしてはカステラが有名ですよね。お土産としても有名です。
16世紀にスペインやポルトガルの宣教師が持ち込んだとされていて、しっとりした味わいは牛乳やバターなど、乳由来の油が入っていないからなんだそうです。
こちらが福砂屋さん。独特の包み紙なのでイメージが強いです。
悩みましたが、今回お土産として買って帰るのは松翁軒さんのカステラにしました。
1681年創業で、こちらもまた老舗です。
しかも二階には喫茶スペースがあります。
感染症の影響で時短営業だったので時間ギリギリになってしまいましたが、何とか間に合いました。
非常にオシャレな店内で、男一人でやってくるのも珍しい客だったかもしれませんww
こういうところに入り浸ってるから、ブルジョワ感を感じさせてしまうんでしょうか…
カステラの紅茶セット。ギリギリになってしまって申し訳なかったので、そんなに手間のかからないものをと思い、頼んでみました。¥700です。
客は僕だけだったので、いろいろお話も弾みました。
長崎ならではの風習だとかそういった話も聞けて、いろいろ楽しい場所でした。もうすこしゆっくり来れば良かったですね。。
ホッと一息ついたのもつかの間。今日は一日回り倒します。
本日2回め、松翁軒最寄りの市民会館電停から路面電車に乗って、駅前に向かいます。
長崎駅から路線バスに乗って5分ほど。
稲佐山ロープウェイの乗車口に到着。僕はこういった事に慣れているので迷いませんが、間違った行先のバスに乗ると全く違う場所に行ってしまうので、不安な方は時間は決まってしまいますが、無料循環バスを使った方が良いです。
なんと搬機はエンツォ・フェラーリや、北陸新幹線E7/W7系をデザインされた方らしいです。
九州に来ても地元の車両が載ったポスターを見なきゃいけないのか…
1000万ドルの夜景へ
ロープウェイを降りて少し歩くと展望台があります。
札幌の手稲山みたいな感じです。
屋上から見える景色は…
言葉を失いました。もしかしたら神戸よりもレベルが高いかもしれないですね。
スマホのカメラなので伝わらないですが、明かりの色の種類が多いからですかね、色とりどりです。
こちらが中心街方面ですね
この日はここまでです。
ブログですべて紹介できないくらい長崎は堪能しましたが、工事やら感染症やらで回れない場所もそこそこありましたから、また来ようと思いました。
また長崎は非常に女性ウケする場所が多いなと感じたので、男性の皆さんは大切な方を誘って、長崎を訪れてみるのが良いかと思いますwww
歴史や情緒ある、本当に素敵な場所だったなと、ブログを書いている今でも思ってます。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回は長崎を離れます。
夜景を見て駅前に帰ってきたら、駅に見慣れない列車が止まってました。鉄道ファンなら反応しちゃいますよね。
(終)
長崎市内観光その1、博物館・夜景や夕景はしっかり時間をかけて観察すべし。【20春九州】
こんにちは。しののめです。
このブログを書いているちょうど今ですね。久々に朝9時まで寝ましたw
ついつい普段のように平日忙しいと、休日もクセでそこまで長い時間寝られないんですが、ぐっすりでした。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
最近は自宅で色々料理にハマる人が増えているようで、僕もそのうちの一人なんですが、何でもパンやらケーキやら焼く人が多いので、スーパーから強力粉なんかが無くなったりしているようですね。僕も今度パンケーキ作ってみようかなと考えてみたりしています。
ふわっふわのやつ焼きたいですね。
さて、今回から長崎観光について少しずつ語っていきます。
そろそろ画像の撮影時期なんかについて説明するのは面倒なので、省略させていただきたいと思います。
前回ご紹介した長崎空港からスタートです。
昼過ぎだったので昼食を取ることも考えましたが、行きたい所がたくさんあるのでとりあえず保留。急ぎ目に市内へ向かうことに決めました。
実は長崎空港から長崎市内、ちょっと距離があるので、歩いて行ったりするのは厳しいです。
とりあえず空港から市内への連絡バスを使います。結構な高頻度で運転されていて、料金も1000円ぽっきり。客もそこそこ乗っていたので需要もあるんでしょう。
しかもこの空港リムジンバス、県営バスで運行されているのでびっくり。これって長崎県交通局ですよね。乗務員も扱いは公務員なんでしょうか?県を上げて空港の利用促進に力を入れてるようです。お客さんもたくさん集まっていて成功ですね。
空港から市内まで1時間くらい。長崎県はすごく山がちな地形をしているのですが、そこを高速道路が通っているので、都市間移動も皆難なくこなしているようです。
バスは空港のある人工島を抜け、大村市、諫早市を抜けていきます。どちらも山奥の方を通りました。
大村湾がどかんと居座っているので、陸路では迂回せざるを得ません。
トンネルを抜けると長崎市街に入りました。先にホテルへチェックインを済ませようと思いましたが、まだ時間があるので、平和公園停留所で下車。
とりあえず平和公園の前に、原爆の爆心地へ向かうことにしました。
そこには慰霊碑が立っており、広々とした公園として整備されていました。
75年前に町が丸ごと焼け野原になってしまうような事があったなんて思えないくらい綺麗な公園。。
さらに被害をうけた区域を示した図もありました。ほぼ現在の長崎市全域ですね。
爆心地すぐ脇にある小川ですが、この川も戦時中当時からあるものだそうで。
8月9日は全身大やけどを負った人々がこの小川に集まったそうです。。
次に平和公園と原爆資料館、どちらも一気に回ってしまうことにしました。
おなじみのポーズ。
これも平和公園の敷地内にあるものなんですが、これは当時の刑務所の跡そのままなんだそうです。よく見ると鉄筋コンクリートの鉄筋が丸見えになってますね。鉄筋が入っている建物だろうが原爆は容赦なく破壊できるということですね。。。
どのくらいの爆風があったのかわかりませんが、かなりの熱でコンクリートが溶けてしまったのか、あるいは吹き飛ばされてしまったのか。。
次に訪れたのは原爆資料館。資料館などの入場料って基本そこそこ値段が張るものだと思ってましたが、なんとここは大人200円、高校生以下100円です。
長崎では絶対訪れた方が良いスポットですね。こんな安い値段で歴史の勉強をできる場所はそうそうありませんよ。これはすごい事です。
館内の撮影もOKだったので、気になったものを数点バシバシッと貼っておきます。
これが長崎に投下された原爆のレプリカだそうです。
(この下は飛ばしてみらっても構いません)
仕組みも多よそ理解してきたのでご紹介しますが、原爆というのは火薬を用いた爆弾とは仕組みが異なります。
この卵型の覆いの中に「核」と呼ばれるものがあって、それに現在の発電所などでも使用されている、プルトニウム239を使用します。おおよそ6.2kg程度だそうです。核=コアです。
それを劣化ウランなどの重金属で覆うことによって核分裂反応で飛び出した中性子をコア内部に跳ね返します。1ns(1ナノ秒)に80回も、その連鎖反応が起こります。
その周りを爆薬で囲ってあり、それに点火して刺激を与えるわけですね。
物理のお話になりますが、質量というのは本当に恐ろしいもので、プルトニウム239を6.2㎏使用しただけで通常爆薬で2万トンに相当する威力だそう。
これはアインシュタインが発見した仕組みだったんですが、E=mc2という、世界で最も美しく恐ろしい方程式で説明できます。Eがエネルギ、mが質量、cが光速です。
要するに、エネルギーの大きさは質量と運動の速さに比例します。239なんて質量の大きい物質を1ナノ秒当たり80回も連鎖反応させて…考えるだけで恐ろしいですね。
高校物理もまともに理解できなかった人間の言うことなので調べればもっとわかりやすく理解できるかと思います。
(飛ばしてきた皆さんお待たせしました。)
核分裂反応を加速させると熱も発生しますよね。。
鉄兜なんてあっという間に溶かしてしまいます。爆心地近くでは1800℃にもなったそうです。
原爆に巻き込まれたのは日本人だけじゃなかった事も勉強して、この資料館を後にしました。少なくとも、僕らは戦争のない時代に生まれて本当に幸せだったと実感しました。
さて、長崎のメイン移動手段、なんだと思いますか?京都なら市バス、東京なら電車、都市によっていろいろありますが、、、
長崎では路面電車です
なんと大人一回当たり、どこまで乗っても130円!!
ということで、この日特になんも決めてなかったんですが、景色のいい高台に行ってみようということに決めました。
坂の街といわれるだけあって、上り坂が厳しいですね
もうちょっと進むと、看板が出てきます。
鍋冠山展望台はこちら…と
人が一人歩けるくらいの道で地元の方の通りもさほど多くないので少し心細い道かもしれませんが、足元はしっかりしてますよ
もうしばらく行くと階段がちな急な登りが始まります。
案内は看板にてずっとされているので、道に迷う心配はありません。
ここを登っているときは日ごろの運動不足で景色を映している余裕が全くありませんでした。googleマップに頼りきりになってしまい申し訳ないですが、何となくの雰囲気は伝わるかと思います。めちゃくちゃ石段きつかった…
車でも行けるようなんで、レンタカー借りたら楽だったかもしえません。
石橋電停から徒歩20分強、鍋冠山展望台に到着です!!
こんないい展望台が整備されてるなんて思ってもみませんでした。
当方男一人だったし、こういうところ来るのも気楽で凄く楽なんですが、カップルは流石にいませんでしたね。
女子大生グループに写真撮影をお願いされたり、イッヌの散歩に来た地元の人と話したりしていると、夕日が沈んでいく時間に。。。
造船所の奥に広がる大海原へ太陽が沈んでいきました(/ω\)
そうすると今度は町が色づいていきます
とっても幻想的な景色でした。スマホのカメラしかなかったのが本当に悔やまれる…
寒くなってきたのでこの辺で引き上げました。
帰りはちょっと経由ルートを変えて、記念坂を下ってみました。
街灯もほぼ無い暗い中、人気の少なすぎるほっそい道を行くのでまぁまぁ不気味でしたwww
写らないので撮りませんでしたが、ネッコもめちゃくちゃたくさんいました。
こちらが祈念坂。この景色好きすぎてもう一度訪れたので、詳しいご紹介はまた今度。
ここを下ると大浦天主堂の真正面に出ます。
夜の教会っていうのもなんかすごいですね。
夜は冷えました。気温も低い日だったので寒かったです。この日はこの辺で切り上げることにしました。
今回はここまで。
次回はもっとじっくり市内を見て回ります。
お付き合いいただき、ありがとうございました。(終)
ボーイングB787-9初搭乗!中学生の時以来のANAに乗って長崎へ 東京→長崎 (NH663便)【20-春九州】
どうもこんにちは。しののめです。
アレですよね。毎回コロナウイルス云々で始まってて、そろそろ僕としても飽きてきたので止めますね。大変な時ですけど、できるだけ外出を避けることで、再び早めに旅行を楽しめるときがやってくると僕は信じています。
皆で頑張りましょう。
今回前置き長くなります。すみません。(始まるところまで飛ばしてもいいのよ↓)
家にいる時間を楽しもうということで僕はゲーム買おうと思ったんですが、ニンテンドーの某ゲーム機は品薄になるし、わざわざ買いに外出ていくのもアレだなぁと思ったんですが、こんなのを見つけちゃいまして。
https://www.airshop.co.jp/e-commex/cgi-bin/ex_disp_category/id/ATC4-STAYHOME-SALE/
(Air Shop公式ホームページ)
ぼくは航空管制管4、セールやってるじゃん?!?!
ということで早速ポチって遊んでますww
自分が日本各地の航空管制官になって、飛んでくる飛行機に指示を与えて、効率よく危険も回避しつつシナリオをクリアしていくゲームですね。
パズルゲーム要素が強めなので結構頭使います。パズルゲームのピースが動いてますからね。。ステージ9つあるうちの7までクリアしましたが、毎回ヘロヘロになりながらやってますwww
飛行機知ってる人じゃないと敷居は高いかなぁって思うんですが、自宅待機の選択肢としてここに置いておきますね。
https://www.technobrain.com/atc4/
長くなりました。(ここから今回の記事本編↓)
※当ブログ管理人の旅行・移動は4月1日より見合わせております。記事の取材はそれ以前のものになります。ご批判等は受け付けません。
今回は数年ぶりにANAの飛行機を利用したので、そのレポートです。
中学生の時に行った沖縄旅行以来でした。今は22なので、もう5年以上前のことですね。
今回もいつも通り品川駅から羽田空港に向かったので京急使うんですが、自分語りすみません。✈急行使うとここ最近は毎回京成か北総の車が来ます。どうして?
直通運転だと乗りたい車種がやってこないことも多いです。京急の車どこーー???
今回はANA利用なので羽田空港は第2ターミナルを利用します。
国際線は第3ターミナル固定なのでわかりやすいですが、国内線だと混乱されてる方も多いですね。
ANA,エア・ドゥ,ソラシド・エア,は第2ターミナルですね。
スターフライヤーは便によって異なるので注意です。
ANAとコードシェアしているかどうかで判断するのが楽そうです。
最近は手荷物も自動で預けられるのですごく楽ですね。
ANAマイレージクラブに入会したので、今後はさらに利用が増えそうです。
羽田空港の展望デッキについてはまたご紹介することにして、今回利用するボーイングB787型機について少し語りたいと思います。
ボーイングの次世代型旅客機として開発された飛行機で、2011年から飛んでいます。
量産型1号機はANAに納入されたこともあって、国内では結構大きなニュースになってた記憶がありますね。その後、使用していたリチウムイオンバッテリーから発火したり、新エンジンだったので色々トラブルもありましたが、何とか克服。ANAは昨年春時点で67機を保有するまでになっています。
従来型機のB767と比べると燃費が20%も良くなったり、胴体が大きくなって貨物積載量が増えたり、飛べる距離がびっくりするほど伸びたり、ボーイングの最新技術をこれでもかというほど詰め込んだすごい飛行機なんですが、やっぱり気になるのは燃費ですよね。
B767(左)とB787(右)のエンジンを見比べてみましょう
これ何が違うかというと、直径が違うんですね。細かい説明は省きますが、ジェットエンジンはより多くの空気を取り込むほうが効率よくパワーを出せるんですが、材料強度の問題で難しかったんです。しかし新しい材料の開発によってそれが可能になったわけですね。エンジン直径を大きくして、飛行機メーカーがっちりですね。
しかも、エンジンカウルの後ろ側をギザギザにすることで、騒音も低減できるんだとかww
ついアツくなってしまいました。もどりますね。
今回はNH663便、東京→長崎、機種はB787-9,787でも長胴のロングレンジタイプです。
コロナ減便前だったので、他のお客さんも多かったです。
長胴タイプと、そうじゃないのとで、何が違うのか。座席数が違います。
長胴タイプだと60席分増えるので、より多くのお客さんを運べます。
機内に入るとまず照明にビックリします。
最近のボーイングは間接照明に凝っているなと感じているんですが、787では間接照明ひとつでも凝り方がまた一段違います。乗客へのサービスも抜かり無しといったところですね。
今回指定したのは非常口座席。結構前の記事で、JALのB777非常口座席にも乗りましたね。今回も足元はがらんと開いていて、ゆったりです。
非常口の窓からは、かの有名な車も作っているメーカー、ロールスロイス製のTrent1000エンジンもよく見えます。さっきも話した通り、直径が大きいです。
JALのA350の液晶と比べるとベルトサインは若干旧式な気がしますが、パネルの裏はおそらくLEDでしょう。消費電力も抑えられるし、取り換えが少ないので整備性もいいです。
またこれが787ならではの技術になるんですが、787には窓に日よけがありません。
じゃあどうするのか。このボタン↓を操作すると窓が暗くなります。それできちんと日よけができちゃいます。
なんとこのシステムがすべての窓についています。VIPかよって思いますよね。
いったいどんな仕組みでこんなことができるのかすごく興味深かったですが、後々自分で勉強することになりそうなので楽しみに取っておくことにしました。
次は洗面所。
水はなんと、温度調節が可能です。飛行機ってここまで進化できたんや…
物を置ける棚もあります。身だしなみチェックも余裕でできます。
色々と目新しいものを眺めては感心しているとあっという間に時間が過ぎましたww
天気も良かったので巡航高度もずっと38000ft、全然揺れませんでした。
2020年度自分のベストフライト更新しました。
1時間30分の所要時間ぴったりで人生初の九州、長崎空港に到着です。
来てみるまで全く知らなかったんですが、長崎空港は大村湾の中に作られた人工島にあり、ここから連絡船も出ていて、地方空港としてはかなり栄えていて、すごかったです。
東京への本数もたくさんあるので、とても便利ですよ。
皆さんもぜひコロナ終息したら東京から飛行機で長崎へ行ってみてください。
なんと海外エアラインのカウンターが?!?!
中国でコロナ流行り始めたころだったので、早めに運航は中止になっていたようですが、それだけ規模の大きい空港だということです。
今回はここまで。次回は長崎市内へと向かいます。
長崎、予想以上にいい所でした。お付き合いいただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。(終)
開業はしたけど未完成?開業直後の高輪ゲートウェイ駅とその周辺に行ってみた【20-春九州】
こんにちは。しののめです。
色々バタバタしていて大変な時期ですが。最近在宅で学校の授業がスタートしまして、家にいるのに暇じゃない、かといって特別忙しくないという、不思議な感覚に新鮮さを感じている所です。リモートワークやってる方とかは同じ気分を味わっているのでしょうか。
週末はうちのブログ記事見ていくでもよし、Youtube見てるでもよし、どうぞお家でお過ごしくださいませ。
ニンテンドーswitchとあつ森を誰か恵んでくれ…
さて、今回はTwitterトレンド入りも果たしていた、3/14日開業の高輪ゲートウェイ駅に開業後すぐ行ってきたので、それについて多少ご紹介しようと思います。
東京駅から京浜東北線の電車に乗り込みます。珍しいですね。鶴見行き。
この日は平日朝だったので、こういう行き先も見られる時間帯だったのかもしれません。
浜松町駅ではホームドアがまもなく供用開始といった感じでした。(2020年3月)
山手線でホームドアのない駅も残り少なくなってきましたね。
ホームドアを付けることは非常に大変なことで、古い駅の多い山手線だと、
①ホームドアを付けるためにホームや地盤を補強
②諸々設置準備(点字ブロックの貼り換えなんかも必要だったりする)
③終電後回送電車でホームドアを輸送&設置
といった手順を踏むことになるんです。JRも色々頑張っていることと思います。
東京駅からの所要時間は10分ほど。
21歳JKでぇーーーす☆☆(ゝω・)vキャピ
最近では京浜東北線でも定位置停止装置、TASC(Train Automatic Stop-position Controller)が導入されたようで、高輪ゲートウェイ駅も例外なく、列車は運転士さんがブレーキを調整することなくぴったりと停止しました。
ホームドアを付けると停止位置の許容範囲が厳しくなりますから、こういった設備やソフトウェア面にも改修が必要なんですよね。
いよいよホームに降り立ってみると、まず木目調の天井が目に飛び込んできます。
駅名表示看板もかなり低いですね。とにかく見やすい。
時計と一体型の案内表示器ですね。どこに列車がいるのか表示されるようになりました。
エスカレーターで改札階へ上がるとこんな感じ。ヨーロッパの駅みたいですね。
無人のNewDaysなどはまだ開いてませんでした。それはまた今度ご紹介することとしましょう。
改札階とホーム階は吹き抜けになっていて、やってくる列車と乗り降りする人々をのんびり眺めていました。
こういったAIの案内係も仕事をしてますね。
AIさくらという名前の付いた案内係もいて、愛嬌もありますね。
しばらくは助けを必要とする人よりも、オタクの相手をするのに忙しいかもしれません
高輪ゲートウェイ駅の「AIさくら」とお話する動画 pic.twitter.com/2fmHgAC9n6
— しののめ✈@帰省中 (@shinonomeDIVA) 2020年3月20日
とりあえず改札から出てみました。賛否両論ありましたが看板の字体が好きじゃないです。
むやみやたらと横文字にこだわってカタカナを使う必要はないと思います。
(数年後高輪駅に改称されることを祈って)
一応入場券を購入しておきました。駅名長すぎて入りきらないですね。
駅の見た目はこんな感じ。
近未来的なデザインでカッコいいですよね。
駅前広場気になります?
どうぞ。
なんだまだ未完成じゃないかって。
まさにその通り。
高輪ゲートウェイ駅、今行っても駅しかありません
北海道で乗り鉄してる時に使いそうなセリフですけど、本当のことだから仕方ありません。
高輪ゲートウェイ駅、ここ実は数年前まで「田町車両センター」という東海道線の車両基地でした。
それが上野東京ラインの開業によって、東海道線の電車を直通させて小金井、高崎、国府津といった、近郊の車両基地に置くことが可能になったため、都心に馬鹿デカい土地を使った車両基地は用済みになってしまいました。だから、車両基地の跡地に駅を作って、そこに山手線の線路を移設。元々山手線が走っていた場所は別のことに使おうということになったわけです。
作業員さんたちが色々頑張ってますね。商業施設でもできるのかな。
色々新しいものができる裏には消えゆくものがあります。
これ何だと思います??
これ、高輪橋架道橋というとっても古ーいガードです。
芝浦4丁目と港南1丁目を結んでいるようで、どっちも仕事する人が多い地域ですね。出勤される方が忙しそうにガード下に吸い込まれていきました。
なんと高さは1.5m
大正時代から存在していて、当時は水路だったものを道路に変えたようです。
当時の成人男性は160cm前後でしたので、これくらいの高さでも問題なかったのでしょうか。
先ほどの高輪ゲートウェイ駅のすぐ北側にあり、ご紹介した「田町車両センター」の勝手口もこのガード下に存在していたようです。
僕は身長165cmなので、身を屈めないと歩けないくらい低いです。
しかもこのガード下、車も通行OKでした
トヨタ・アクアでこれですから、背の高い車は絶対無理ですね。
反対側も工事やってますね。品川駅へ歩いていくことも可能だそう。
地元のタクシー屋さんは「提灯(ちょうちん)殺し」と呼んでいたそうで、ここを通れない車も少なくないそうです。
車の上に乗っかている提灯を壊して出てくるタクシーもいたんだとか汗
ぶれていますが、僕も運よくここを通るタクシーを見ることができました。超☆ギリギリ!
私の知り合いは仕事でトヨタ・ジャパンタクシーを転がしているようですが、それだと間違いなく通れませんね。
こういうのもなんか歴史を感じますよね
ということで、今回は高輪ゲートウェイ駅とその周辺をご紹介させていただきました。
港区の再開発事業で新しいものができていく一歩で、消えゆく古いものが共存するのが東京の面白いところですね。(n回目)
ご紹介させていただいた古いガード下、高輪橋架道橋は2020年4月12日から車両通行止めになってしまいました。
タクシーがギリギリで走行する様子はもう見られないということで、この記事をもって供養とさせていただきますw
また、このガード下自体も再開発で近い将来無くなるので、気になる方はコロナ終息後速やかに訪れることをオススメしておきますね。
高輪ゲートウェイ駅からももちろん、都営浅草線泉岳寺駅からも徒歩3分ほどのアクセスです。
次回の旅行記事もよろしくお願いします。(終)
22歳になりました。1年って早いですね。
こんにちは。しののめです。
一昨日になりますね。
22歳になりました
コロナで大変な時期なので、誰からも祝われずに終わるんかなと思っていたら、予想以上にいろんな方からお祝いしてもらえて、心躍りました。ぴょんぴょん。
ここのところ全然連絡とってなかった古い友人からもおめでとう連絡が来て、
「あ、なーに僕意外と覚えられてるじゃん」って嬉しくなりましたww
こういう繋がりを確認できる日も悪くないですね。
ということで、ちょこっと書かせてください。
21歳の2019年度、本当に目まぐるしい日々でした。
将来なりたい職業がビシッと決まって、学校に通い始めて、毎日知らんことばっかり勉強して…
正直めちゃくちゃ大変でした。
趣味も新しいことを始めました。クロスバイクを購入してロングランをする練習を始めたり、違ったサブカルの世界に手を出してみたり。。
色んな身の回りの環境が変わって気づいたのは、人との関わりは大事にしようって思ったんです。
なーにを今更 とか 22歳の若造が何語っとるんじゃ
って言われそうですけど、マジで思ってます。
今の学校に進学する前、僕は2年浪人してました。
特に「これ」といった進路も決まっておらず、漠然と大学受験して、インフラ系企業に勤めて平穏に人生終われればいいかなって。
そんなこと言ってるから大学受験に2度も失敗しました。
元々、先が見えないと頑張れない人間なので、1発逆転なんて向いてない事はわかってたんです。コツコツ頑張らないといけない人種ですよね。
でも、若いってある意味すごいですよね。できないと思ってても「できる」って口からは出ちゃいますから。
交通系企業に勤めることは長年の夢でしたが、その門戸ってそんなには開かれていないってことも一応お話しておきます。
鉄道会社の現業職(運転士さんとか車掌・駅員さん)って、なるのは大卒だとかなり厳しいんですよ。待遇もいいので人気職種なのも原因ですね。
高卒推薦で入社するのが一番の近道なんですが、それに気づいたのが僕は遅すぎました。
飛行機屋さん始めてみようと思ったのは、新しいこと、全く知らない事始めてみようって思ったのもありますが、今からでも遅くないっていうのもあります。
昨年の今頃は航空業界について、飛行機について本当に1ミリも知らなかったんですけど、興味持って自分で勉強したら結構詳しくなれました。
なので、同世代の人に向けて
興味持って何か1つ本気でやってみ??
と言ってみますww
何でもいいんですよ。定職についている人には何も言えないですけど、学生なら。
小さなことでいいんです。目標あるとそれだけでモチベ大きく変わるんですよ。
あともう一つ。
色々頑張っていると人間関係がついて回ります。
いわゆる信頼っていうやつですね。あれ、結構大事なんです。
作るのはめちゃくちゃ大変なのに、崩れ去るのは一瞬です。
これ中学3年のときに身をもって体験しました。
まだ高校生や専門・大学生の方、まわりの大人を軽くあしらってる人いませんか??僕の周りにはたくさんいますww
そりゃ高校出てきて右も左もわからずですから、無理もないんでしょうけど。
でもね?
相手にする大人を選ぶのはいいかもしれませんが、最初から頭ごなしに否定していくのは、これから社会人になる人間としては子供の対応かなと思います。
苦手な先輩、上司、僕だっています。けれど、そんな人からも何か学べることがあるんじゃないかと思うことができれば、それもまた一つ成長なのかなって思ってます。
話が少し逸れましたが、大人に優しくしろって言ってるんじゃないです。
苦手な大人からも学んだ方が良いよって言ってるんです。
(苦手じゃない人からも学ぼうとしない人はそもそも論外ですねww早く目標探してください。)
そんな感じで頑張ってれば、自然と信頼はついて回る気がしています。そうじゃない場合もありそうですが、僕の場合はそうでした。良い大人に恵まれているのかもしれません。
「アイツなら任せても大丈夫だろう、アイツに仕事任せてみよう」
現在そう思ってもらえることがある事はとても光栄なことだし、充実していると思える瞬間でもあります。
まぁ色々ありますが、同世代へ僕が思っていたことをお話ししましたw
こんな真面目な事書いたのは初めてですね。
「また馬鹿があんなこと言ってらぁw」
くらいに思ってもらえれば幸いですww
また次回の旅行記事でお会いしましょう。では。
引退が近いぞ?!ファンの憧れ、子供も憧れるE4系新幹線MAXに乗って東京へ【20-春九州】
皆さんこんにちは。しののめです。
先週申し上げました通り、コロナウイルス終息後に皆さんが旅行に出かけたくなるように、つたない文章力で頑張って記事書いておりますので、温かく見守っていただけると幸いです。
色んな乗り物や観光地を紹介できるように、こちらとしてもできるだけいろんな種類のものに触れられるように頑張ってますww
さて、今回は久々に鉄道に乗ります。
(このブログで紹介されているものは1か月以上前に取材が行われているものが大半です。新型コロナウイルスが流行っていますので、旅行等は終息してからお願いします。注意しましたからね。お願いします。何かあっても当ブログは一切の責任を負いかねます。)
東京に寄ることはまぁ多々あるのですが、今回は始発で出かけるほど重要な用事があったものですから、せっかくなので時間が合いそうなE4系新幹線MAXに乗っていくことにしました。
始発の新幹線に乗るために早朝、最寄り駅へやってきました。
新幹線の営業時間って皆さんご存じでしょうか。新幹線は法律で午前6時から、翌午前0時までしか営業列車を走らせてはいけない決まりになっています。
そりゃそうですよね。皆さん寝ている間にビュンビュンやられたら困りますよね。
だから、始発の1番列車というのは、ほぼ6:00ジャストに近い時間に走り始めることが多いのです。今回乗る列車は「あさま600号」、6時2分発。
この長野始発列車には乗りまくってるので、これについてのうんちくはいくらでもあるのですが、長くなるので別の機会に語りますね。
北陸新幹線車両、E7系/W7系新幹線の普通車は、個人的には7号車がおすすめです。お手洗い洗面所等充実しているからです。
指定席車両になっていることも多いですが、この「あさま600号」は7号車も自由席だったかと思います。(変わる可能性もあるので注意)
佐久平あたりでようやく朝日が見え始めました。
冬季の始発列車というのは外が真っ暗なので、どうしても暇を持て余しがちです。
高崎駅に到着すると、いよいよ今回のメインの一つ、E4系新幹線MAXに乗車です。
MAXって何の略?ってよく聞かれるんですが「Multi Amenity Express」の頭文字をとっているんですね。まぁ、「いろんな快適性のある特急列車」ってことかな~って英語力皆無の僕でもそのくらいはわかります。
E4系新幹線車両は1997年に営業を開始した新幹線車両です。E2系と同世代ですね。
東北・上越新幹線の通勤旅客需要が高まってきたので、座席定員を確保するために全車両2階建てで製造されました。全ての編成が8両編成で、2つ繋いで最大16両編成で運転される列車もあり、その場合の着席定員は1634人。8両編成で運転する場合は817人と、普通新幹線車両10両編成分を8両で稼いでしまう収容能力。
高速列車としては世界最大の着席定員を誇る車両です。
トレードマークはこのロングノーズ。断面積が大きいので、空力的要素を考慮してこの設計になったようです。
2階建てということもあり、ほかの車両と比べると縦にかなり大きいので存在感があります。
最高速度は240km/hです。今時の新幹線車両としては鈍足の部類ですね(´・ω・`)
その鈍足ぶりが祟ってか、2012年に東北新幹線を出禁になってしまいました。
そりゃそうですよね。今の東北新幹線は日常的に320km/h運転がされていますから。
240km/hで走る列車は正直、速度差が大きすぎてダイヤを組むうえではネックになります。
しかしながら現在では、こうして上越新幹線の朝夕の通勤需要をうまく拾って、活躍しています。JRでは引退の話も進んでいるので、乗るなら早めの方が良いですね。
「MAXたにがわ472号」に乗車。
乗ると最初に飛び込んでくるのは不思議なデッキかと思います。
二階建てなので、2階へ上がる階段と、1階に下がる階段で別れています。湘南新宿ラインや上野東京ラインの列車のグリーン車を思い浮かべてもらえれば。そんな感じ。
真ん中の青い部分、何だかわかりますかね。
これ、
車内販売ワゴン用のエレベーター
なんですよ。
客席部分まで転がしていけないので、こんな仕組みになってるわけです。このE4系にしかない設備ですね。
残念ながら近年では車内販売を省略していく流れになっているので、このエレベーターが使用されているのを見るのは難しいことかもしれません。
こちらが車内です。インテリアもシンプルなもの。新幹線としては古い車両なので、コンセント等の設備もありません。
まず天井が低いですね。僕は身長高い方ではないので普通に立てますが、180とかあると屈まないといけない場所があるかもしれません。
これもJR東日本でMAXと呼ばれている新幹線の特徴の一つなんですが、2階席の普通席は(特に自由席車両)3列×3列配置になっています。
3人掛けの座席がすべてくっついたような形になっていて、3人掛けの背もたれ付きベンチが両側に置いてあるような感じをイメージしていただければと思います。
なのでリクライニングなど、余計なものは一切ついていません。これは長時間の乗車を想定していないからです。越後湯沢から東京の通勤でも2時間未満の乗車にしかならないですよね。
そしてこちらが1階席です。こちらの座席の方が若干良い物です。リクライニングも2種類(座面と背もたれ)で、2×3列配置です。
1階席にももちろん乗ったことがありますが、その代わり景色が何も見えません。新幹線は塀の中を走りますからね。当然のことです。
また、MAXには車端部にも平屋の客室があって、そこにも1階席と同じ座席が使用されているのですが定員が少ないので、かなり競争になるかと思います。そこからであれば、通常の新幹線と同じ景色を楽しめます。一応各車両に設けられています。
今回僕は3人掛けの普通車(自由席)2階席に座りました。
シートピッチは若干狭いですが、身長165cmの僕にはあまり気になりません。長時間の乗車ではないので、これも問題のないことです。
いよいよ高崎を出発です。
上越新幹線、この時間は群馬県や埼玉県から東京へ通勤する方々を運ぶ専用列車と化しているので乗車率も結構あるし、16両編成のMAXが運転される数少ない時間帯でもあります。向かい側も16両の同じ車です。
この車両の2階席は、どの新幹線車両よりも景色が一番よく見えます。
目線がやはり、かなり高いところになりますから塀もあまり気になりません。
E2系新幹線車両と比べてみてください。
本庄早稲田、熊谷と止まって、同じ客室の座席の着席定員の9割方埋まりました。
今回は先頭車両に乗っていましたが、16両の一番前でこれだけの混雑ですから、中ほどの車両はもっと混んでいたものと思われます。
当方スマホのカメラなので望遠の画質が悪すぎて申し訳ないのですが、熊谷~大宮間は天気が良くて空気が澄んでいれば東京行きで進行方向右側、富士山を眺めることができます。
他の車両だと塀に阻まれたりして見えたり見えなかったり…といった感じになりますが、この車両であれば全然問題ありません。
うーん、、、良いカメラが欲しいですね。
大宮でも人は乗ってきます。大宮~東京間の着席需要はそこそこにあるようで、少し財布に余裕のあるサラリーマン等が利用している感じですね。
埼京線としばらく並走すると、列車は荒川に差し掛かります。
これを超えると東京都に入ります。やや高い目線から並走する満員の埼京線を見ながら、こちらは悠々と着席して東京へ。優越感に浸れますよ。
およそ1時間の乗車で東京駅に到着。
やはり乗客は半分ずつ上野と東京で降りて行ったような感じです。新幹線は通勤にも大活躍しているということを身をもって体感しました。素晴らしいことだと思います。
この列車は折り返して越後湯沢へ向かうようです。
しばらくE4系新幹線の写真を撮っていたのでここに貼っておきます。
まだこの取材?当時にはギリギリやっていたのかな。暖冬のせいで雪が少なかったようでしたが。スノーボードをもって乗り込もうとしている人も見受けられました。
片割れ8両はガーラ湯沢へ向かうようです。この方向幕もそろそろ見納め。
というわけで、今回はここまで。
元々僕は鉄道ファンなので、列車の話になるとついつい熱が入ってしまいますが、最近は女性の方にお勧めの列車をご紹介して、良い列車旅だったと感想をいただけることも出てきて、充実した鉄道ファン人生を歩めているような気がしています。(いらん一人語りでした。)
最後に。これ何だと思います?
拡大して文字見ちゃえばわかるんですけど、この柱なんと
東京駅開業(1915年)から2015年まで、実際に使用されていた屋根の支柱
なんですね。100年以上も東京の通勤客を眺めてきたわけです。今は何かを支えてるわけではないですが、こうしてホームの端っこで佇んでいます。
ターミナル駅には新しくなっていく物の裏で、ひっそりと歴史を眺めている古いものが意外とあったりするものです。こういうものにも目を向けてみるのも良いですよ。
東京駅5-6番ホーム、京浜東北・山手線品川方面ホームにあります。
是非探してみてください。(終)
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。