【新企画】祝!1000アクセス記念! ~マニア目線からではない飛行機の仕組み~ ランディング・ギア
こんにちは。日ごろから見てくださってる皆さん、ありがとうございます。
昨年から始めたこのブログ、最近ではかなりアクセス数も順調に伸びつつあり、1000アクセスを超えました。書いてることが多分コアな内容なので、記録程度に残しておこうと思って書き始めましたが、まぁよくここまで続いたなぁと。
(1000アクセスくらい(笑)と思うかもですが、されど1000アクセスですよ。この文章力皆無のオタクのブログが1000アクセス‼‼)
そんなわけで、今回は新企画ということで僕の知っている知識を少し、航空マニアの皆さんにおすそ分けしたいと思います。
(自分も大して詳しいわけじゃないですし、かなり脚色して書くので、間違っていても気にしないでください。)
みなさん、飛行機の部位?部品?のなかで、一番力のかかる部分ってどこだと思いますか?
機体の勉強ってここから始まるんです。
飛行機について多少なりともノウハウのある人はすぐにいくつか出てくるかもしれませんが。
答えは、
ランディング・ギア(Landing Gear)
Landing:着陸 Gear:装置
です。
これですこれ。要するに、地上にいるときに使う脚ですね。
航空機の部品の中には、軽く作って重さを減らす部分と、大きすぎる力がかかるので絶対に軽くできない、頑丈に重く作る部分があるのですが、ランディングギアは後者です。
軽く強度を持たせる作り方はあるのですが、衝撃荷重が繰り返しかかるので、ランディングギアには不向きです。それについて語ると記事が一つできてしまうのでまたの機会に。
飛行機の表面(外板)や主翼の部材は大抵、上のB777もアルミニウム合金でできていますが、ランディングギアは鋼が主な材料です。
鋼はまぁ鉄だと思ってもらって構わないです。
アルミと鉄だったら、鉄の方が重いですよね。
上の画像の飛行機を例にとって話を進めますね。
B777(-200)の最大離陸重量(離陸できる最大の重量)は545,000ポンド、およそ247トンです。想像できますかね。
離陸前、普通乗用車247台分の重さを14本のタイヤと、屈強な脚で支えてるわけです。
頑丈に作らないとポキって行っちゃいますよね。
さらに、ランディングギアにはとても大きな使命があります。
着陸時の機体の荷重を受け止めることです。
着陸時は離陸に比べたら、燃料が減っているので結構軽くなってはいるんですが、それでも100トン以上は余裕でありますよ。ええ。
乗っててもわかりますけど、ドーンってなりますよね。着陸するとき。
これもまた金属の話になるのですが、金属材料というのは繰り返し大きな衝撃を受けると、強度が下がっていきますから、着陸時の機体の荷重を一日に何回も受け止めるというのは、部品にとってかなり過酷な状況で使われているんです。
また、着陸時の衝撃を吸収しつつ、着陸した時に跳ねちゃいけないんです。うーん、ジャンプしちゃいけないって言う方が伝わりやすいかな。
スーパーボールを地面に叩きつけたことありますかね。物体は地面に強く当たると、跳ね返ろうとする力を持ちます。これを抑えないと乗り心地も悪いし、最悪事故に至るケースがあります。
✈[4K] 成田空港重大インシデント 大韓航空機着陸時に右車軸折れ火花散る Korean Air B777 HL7573 @Narita Airport rwy16L(成田空港)
よく見るとわかりますが、これは右脚が跳ねてしまって車軸が折れてしまいました。
こうなると大韓航空の整備士さん、この機体をストップさせて大急ぎで日本まで直しに来ないといけません。会社としても大きな損失になるわけです。
パイロットの腕による部分も大きいですが、これを防ぐための機構もしっかり備わっています。それがこちら。
ショックストラット(shock Strut)ですね。
Shock:衝撃 Strut:支柱
簡単な図(借り物)ですが、大まかにこんな感じです。
大きなピストンシリンダ(筒)の中に、空気と油を充満させます。(本当は、燃えないようにするのと、最も化学的に安定なので気体は窒素ガスを使用します。油は標準的な作動油です。)
筒の中に一か所、狭くなる部分を設けておきます。
理科の実験で水と空気を注射器で推し縮める実験やったことありますかね。小学生の実験だったかと思うんですが。水は縮みませんが、空気は縮みますよね。
幼いころそれで注射器何度も壊しました
タイヤが地面につくと、強い力でピストンを押します。すると、筒の中の狭くなっている部分を通る油の量が変化します。押し縮められていくにしたがって、通過する油の量は減っていくので、シリンダが止まります。まずはそこで受け止めます。
それだけだと硬いので、その衝撃を筒の上部に溜まっている空気がギュッと推し縮められて、衝撃を緩和します。
着陸時の衝撃が済んだら、油が少しづつ流れることによって、ピストンの位置が少しづつ戻っていくので、跳ねることを防止するわけです。
ちょっとイメージが難しいかもしれません。車のサスペンションで、縮むけど伸びない仕様の物…みたいな感じです。イメージは。それを油圧でやってる…みたいな。
要するに、縮みやすく伸びにくい構造です。
この言葉を答えられたらランディングギアは満点!!!
ここらで本物見てみましょう。
Main Landing Gear of Boeing 777-300/ER - close-up shots -
実際にANAで運用されている飛行機の脚です。タイヤの上に伸びている太い筒の中、油と上の方に少し空気が充満されているといった具合です。
この油が少なすぎたり多すぎたりすると着陸時に事故ってしまうので、整備士さんたちは飛行機が到着したら、脚から油漏れがないかどうか、いつもチェックしてますよ。
そんなわけで、飛行機の着陸見ましょうか。
脚よく見てみてください。シルバーの部分が縮んでいるのが良く見えるかと思います。
[4K] 間近に見る豪快な着陸・離陸 ANA Boeing 777-200, 777-200/ER at Osaka Itami Airport / 伊丹空港 全日空
以上で、しののめによる、もっと知りたいマニア目線ではない飛行機の話、第1話おしまいです。
画像は少なめですが、難しい英語や科学的な話は避けて説明してみました。どうでしょうか。
少しでも飛行機について理解を深めていただけたら、幸いです。
需要がありそうであれば、またやりますね。
では(^^)
【石勝線完乗】【東鹿越】十勝から石狩平野をぐるっと一周。北の国から ~お散歩きっぷで特急に乗ろう~【19秋おさんぽ】
こんにちは。早くも二月でして、あと一か月もすれば暖かくなってくるのかと感慨にふけることが多くなったしののめです。夕方の海芝浦駅でたそがれたい。。。
過去に何度も訪れてはいます。都会の喧騒からすぐに離れられるし、聞こえてくる波の音がなんだか心地よくて、個人的には結構好きな駅だったりします。
平日の夕方がおすすめ。
さて、長くなりましたが前置きはこれくらいにして、今回は昨年秋に行ったお散歩きっぷ旅行です。ここまで何回かお散歩きっぷを利用しましたが、今回は新たなことに挑戦してみました。
千歳より9:06発、追分行き普通列車に乗車。当ブログでは、千歳~追分間の普通列車はもはや常連になりつつありますね。
1日当たり追分方面は6本ありますが、今回は2本目です。
南千歳を出ると安定のウッシです。
何回も乗っている割に、南千歳ー追分間をちゃんとご紹介したことがないので、またの機会にしっかりご紹介したいと考えています。
追分には15分ほどでつきますが、千歳を出ると南千歳、その次がもう追分です。駅間が長い区間でもありますね。当ブログでは3回目の登場。貨物輸送が多かった時代には、交通の要衝でした。
ここからは特急に乗って新得まで行きます。(特急スーパーおおぞら3号)
別途普通乗車券+自由席特急券1270円(ここフラグ)
詳しい方なら「え」と思うかもしれません。お散歩きっぷの規約にはきちんと書いてあります。
前回ご紹介したとおり、新夕張~新得間は普通運賃にて特急への乗車が可能な特例区間です。理由は普通列車が運行されていないからです。
ただし、今回のように、もし追分から通しで乗車する場合、別途に普通乗車券と特急券が必要になってくるわけです。じゃあどうするのか。
仕方ないので新夕張で一度降りて、後続の列車に乗りなおせばいいじゃない。
思いついたときは天才かと思いました。
前回できなかったので、車窓をご紹介。ずっとこんなんですよ。
自身初乗車だった、キハ283系のシートピッチはこんな感じ。足置きがありがたいです。
でもまぁこれで釧路まではきついなぁと思います汗
あと、ディーゼルエンジンで走る車両なので振動もさながら、変速時の前後振動が気になる車両でした。思ったり乗り心地はよくなかったです。国鉄型気動車特急はこんな感じだったんですかね。
すぐに新夕張に到着。降りないと不正乗車になってしまうので、いったん降ります。
少し時間があったので、夕張支線の廃線跡を見たりしていました。まだ1年くらいなので、自然に帰しているところも少なく、廃線マニアにはたまらない所でしたよ!
新夕張駅に戻り、次の列車に乗ります(特急スーパーとかち3号)
ここからは普通乗車券のみで特急に乗れます。
この石勝線、1981年開業と、かなり新しめの路線なんです。
道東方面からの高速輸送のため、線路はかなり高規格で作られていて、路線のほとんどは盛り土・高架・トンネルのいずれかなんです。
車窓も高い位置から見下ろすような形になることが多いです。
JR北海道の新型気動車特急、キハ261系のインテリアと合わせてご紹介します。
シートピッチも十分作られており、おそらく先ほど出てきたスーパーおおぞら用車両よりも広いです。
デッキも広く、扉も大きいのでバリアフリーにも対応、ということなんでしょう。
新夕張から新得まで1時間ほどですが、駅はたったの3駅です。通過する信号場は12もあります。
過去には最高速度130km/hによる高速運転もされていましたが、特急車両の酷使でトンネル内で火を噴き、火災事故を起こしすぎてしまったため、現在では最高速度110km/h、普段は100km/hほどで走ります。
十勝地方新得町に位置する、新得駅に到着です。西洋風の駅舎、趣があります。
え、バスじゃないかって??
そうなんです、なんと根室本線の新得~東鹿越間は2016年8月の台風10号による大規模災害によって不通になってから、3年半以上運転を再開していません。何でも、線路補修したりして災害前と同じように運行すると、毎年9億円ずつ赤字が増えていくようで。。。完全にお荷物路線と化した模様
おなじみJR北海道の挙げる、「当社独自では維持が困難な路線」トップ3の一角です。
地元観光バスで、道路を富良野方面へひた走っていきます。
狩勝峠からは十勝平野を一望できます。是非観光で訪れた際はドライブしてってくださいね。
1時間くらい走ると、新得の次の駅、落合に到着です。
。。。駅とは。線路も草に覆われてますし、自然に帰り始めてます。
復旧させるのは鉄オタの皆さんが思っているより困難な状況かと思われます。。
幌舞。列車がやってこなくなって、一番困っているのは地元の学生さんかもしれません。
1時間半くらいで代行バスの終着、東鹿越に到着です。
この東鹿越、廃止される予定?の駅だったようですが、台風によって急遽代行バスと列車の終着になることになり、皮肉にも廃止を免れたという面白い歴史を持った駅です。
周りには民家は無いです。
ぽつーーん。「北の国から」のテーマが流れそう。ここからはYouTubeで流しながら読んでくださいww
15:13発、滝川行き普通列車に乗車。
しばらく寂しい車窓が続きます。
下金山
布部。「北の国から」の有名ロケ地、1話で登場した駅がここです。
ここから先、日没を迎えましたので、車窓はわかりませんでした。
東鹿越から滝川まで、2時間ほど。石勝線開業前の特急ルートを堪能しました。
札幌に到着です。
今回は石狩平野と十勝地方を結ぶ交通をなぞるように移動して、勉強できたことも多かったです。
今回は単発になります。いつも見てくださり、ありがとうございます。
【1日あたり2本だけの普通列車】18きっぷを使い切ってJR北海道の赤字でヤバいところに乗りに行こう その2【19秋留萌2】
こんにちは。なにやらまた風邪気味になってしまいました。しののめです。
市販薬を買いに行ったら薬局の薬剤師さんと雑談をするのが楽しくなっちゃいます。
昨日はキャッシュレス決済の有用性について10分くらい話し込んでました。
あ、いらん話でした。
今回は前回の続き、留萌駅からスタートになります。
駅前は田舎の大きな駅といった感じ。。
しかしながら鉄道を利用する人はかなり減ってしまっているため、どうも閑散としてますね。
ここまで乗ってきた列車でそのまま引き返して、深川から函館本線、滝川行き普通列車で札幌方面へ戻ります。
なんか紹介しろよ!!って思いますよね。
わかります。
でもね、仕方ないんです。函館本線の札幌~深川間は、ひたすら石狩川が作り出した平野のど真ん中をまーーーーーーーっ直ぐ進んでくだけなんです。
ね?普通列車も120km/hくらいでただ吹っ飛ばしてるだけです。風景もずっと田園風景が続いてるだけです。
田園風景といえばですが、魚沼産コシヒカリ、近年は北海道産のお米に負けることが出てきたようで。北海道のような涼しい気候でも美味しいお米ができるようになったみたいですね。品種改良技術の賜物です。
日本一の米どころ?を走り抜けます。
というわけで当ブログでは二回目の登場、岩見沢駅に到着です。
こうやってハショってますが、深川からここまで乗り換え時間含め1時間半くらいかかってます。北海道広すぎます。こわいこわい。
乗り換え時間がかなりあったので徒歩10分くらいのセコマでお茶できました。
滝川や深川にはセコマが近くにないので、函館本線乗っててセコマ休憩するなら札幌か岩見沢ですね。
またまた当ブログでは2回目の登場、室蘭本線です。
苫小牧行き普通列車に乗車。前回はキハ40でしたが、今回はキハ150系気動車に乗ることができました。
じつはこの気動車、JR東日本のキハ110系ベースなんですよ。JR北海道の気動車の異端児的存在です。1993年にデビューしたので、平成生まれの車です。
富士重工って鉄道車両はもう作ってなかったと思うんだけど、どうだったかな。
室蘭本線は札沼線(学園都市線)と違い、石勝線系統や苫小牧港からの貨物輸送を行っていたことや、沿線から取れた石炭を輸送していた路線だったので、線形は概ね良い区間が多く、非電化ながら比較的まっすぐな線路が続きます。
気動車でも95km/hで走ります。
ただ、やはりJR北海道の路線は速度を出すと揺れますね。
路線長が長い上に、会社がヤバいので保線も大変そうです。
1時間ちょいの乗車で追分に到着です。当ブログでは2回目の登場。
さて、以前追分を訪れた際、ここから石勝線新夕張方面へ至る普通列車が少ないことをご紹介したかと思います。。。
というわけで、、
石勝線は鉄道トリビア的にも、マニア的にも評価かなり高いです。
いやーいつか乗りたかったんですよ!!
優駿浪漫塗装のキハ40も初めてですね!
ここからめちゃくちゃ田舎を走ります。人よりクマの方が多いんじゃないかな(そんなことはない)
ウッシ!!ウッシ!!!(ピンぼけ)
この駅は??特急は全部通過、この列車で乗降人数0!!!!
ってことは終日ほぼ0の駅だ!!!!
秘境に行くとテンション上がる
というわけで30分ほどの乗車で新夕張駅に到着です。
つい去年3月、この旅行をしている年の3月までは存在していたんです。
https://trafficnews.jp/post/85452
夕張駅は、石勝線夕張支線というしせんの駅でした。大昔、それこそ100年前くらいは夕張駅から石炭を乗せてきて、この新夕張駅から釧路方面だったり、苫小牧方面へ運ぶといったことをやっていたわけです。
今では新夕張駅も、特急と、1日2本だけの普通列車のみになってしまい、とてもさみしい雰囲気が駅前から出てます。北海道の田舎ってなんでこんなに寂しいんでしょうか。
心細ささえ感じます。
前にもご紹介したとおり、石勝線はこの新夕張から帯広・釧路方面に普通列車を運行していません。要するに、特急しか走ってないわけです。だから、ここ(新夕張)から新得までは普通列車運賃で特急列車に乗れます。
ただまぁ、今回はそこまで行っちゃうと帰れなくなるので、ここまで乗ってきた列車で折り返します。
新夕張の周辺については、秋もう一度訪れましたので、別の記事でご紹介しようと思います。
どうも、こういうのに乗っていると、昔ながらの気車旅が楽しめているような気がしていて、いい時代に生まれたなと思います。
多分これから生まれる子たちは、国鉄時代の雰囲気を味わうなんてことは願っても無私な事でしょうし。
だーれも降りないし、乗ってこない駅
というわけで、千歳に到着です。この旅行はこれでおしまいです。
JR北海道には田舎過ぎてヤバいところ、古すぎてヤバいところなどがたくさん残ってます。たぶん数年のうちに無くなるものもたくさんあります。
そういうのを楽しめるのは、そろそろ時期的にラストチャンスなんじゃないかなと思っています。(個人的にじゃなくて、北海道の状況を色々踏まえたうえで)
内地にいるとわからないかもですが、みなさん思ってるより北海道ヤバいです。
お金もないし人も驚くべき速さで減ってます。
電車好きなお子さんがいらっしゃるお父さんだったり、鉄道オタク達はぜひ、こぞって北海道来てほしいです。色々見て回るのは経験にもなりますが、なにより勉強になります。百聞は一見に如かず。
迷ってるうちにいろいろ無くなりますよ。
【新十津川】18きっぷを使い切ってJR北海道の赤字でヤバいところに乗りに行こう その1【19秋留萌1】
こんにちは。檸檬堂サワーが美味しすぎて止まらないしののめです。
オススメしとくので飲んでみてください。
人気で生産が追い付かず、1月後半まで出荷が止まっちゃうみたいなんで、買いだめなら今のうちかも。。。。
さて、今回は昨年秋に行った、18きっぷ使いきり鉄道旅行の記事になります。
まだ秋かよって感じがするかもですが、タイミングとしてはぴったりだと思いましたので、ここらで上げさせていただきます。
9月某日、快活クラブ札幌駅南口店
前日の夕方に札幌入りし、アニメ映画を見倒してその翌日でした。
快活クラブの朝ごはんはトーストとフライドポテトですが、マーガリンを塗ったトーストにフライドポテトを挟むといい感じです。アイスクリームも朝から食べられますw
まぁそんなこんなで、札幌駅から札沼線(学園都市線)の普通列車、石狩当別行きに乗車
Uシート付の普通列車は、Uシートにも普通料金のみで乗車できるので、お得編成でした(^^)
学園都市って言うくらいだったので、ある程度家あるのかなと思いましたが、札幌近郊だけでした。
すーぐにこんな感じ。石狩平野の標準的な風景です。
一時間かそこらで、石狩当別に到着。
ここからは札沼線一番の目玉区間、石狩当別~新十津川間に入ります。
なんとこの札沼線、石狩当別の次、北海道医療大学駅から北側は、列車が1日当たり1往復しか走っていません。
要するに、列車は1日1度来る!♪状態なわけです。
何のために動かしてんだ
違う
石狩月形駅では、1日1度の列車交換です。
撮影するオタクを撮影しました。
数十年後にこの画像出したら絶対プレミア付くで
この駅では20分近く止まっていたので暇を持て余しましたが、交換を終えると出発です。
ここからは本当に田舎極めます。何もないです。クマしか乗り降りしないんじゃないかなぁ。
駅舎があるのはまだマシな方かも
なにこの。台あるので、その上から乗ってくださいみたいな。
誰か乗り降りしてるんでしょうか。当然、僕らの列車でも乗り降りは0でした。
列車の混雑で座れなかったので少し疲れましたが、札沼線の現在の終着、新十津川に到着です。
この駅、ずいぶん前から「列車が1本しか来ない駅」として有名だったのですが、現在ではすっかり観光スポットになっていました。
札沼線の北海道医療大学~新十津川間は、すでに廃線になることが決定されていて、列車がこの駅にやってくるのも今年(2020)の5月まで。
廃線が決まってからは乗り降りする人も多いみたいです。
日によっては10人とかありますけど汗
この先は当然ですが、車止めになっています。
昔は留萌本線まで繋がっていました。
それについては下で。
さて、近くの新十津川村役場から路線バスで滝川駅へ向かいます。所要時間は15分ほど。
料金もそこまでかからないので、新十津川駅に行くときは片道をバスにして、函館本線経由にするのが賢いと思います。
滝川駅からは普通列車も全くなかったので、仕方なく1区間だけ特急に乗ります。
JR北海道の特急に初めて乗る機会がこんなところでできました(*'ω'*)
これなら長時間乗っても疲れなさそうですね。
特急カムイ・ライラックは、札幌~旭川を結ぶ特急です。快適なのでいつか乗り通してみようと思います。
北海道といえばこの赤帯の気動車というイメージがあったので、初めて乗れてうれしいとは思いましたが、この路線で北海道のヤバさを知ることになります。
北一已駅。読めない。駅舎大丈夫ですかね。。当然のように木造だし、手入れされてるのか???
先ほど紹介した新十津川駅の車止めの先は、ここにつながっていたのでした。
接続駅だったためか、駅舎も多少しっかりした作りです。
新十津川~石狩沼田の廃線は1972年のこと。もう半世紀前のことです。
駅構内はやたら広く、赤レンガ倉庫なんかも残ってましたが、向かい側のホームの線路は当然のように撤去されており、当時の面影をほとんどうかがい知ることはできませんでした。
どうやら廃線跡は道路や田んぼになっているらしく、歩くことは可能なようですね。
http://www.hotetu.net/haisen/Hokkaido/150920satusyousenhaishikukan.html
北海道での廃線歩きは、登山装備で、ヒグマに十分注意して行ってください。
また、携帯がつながらない場所も多く存在します。
十分注意しましたからね。万が一のことになっても責任は負いかねます。
こ れ は ひ ど い
ホームが木の板つなぎ合わせただけですね。なんだこりゃ。
昔、ドラマの撮影に使われたそうで、その時の看板が残ってます。昭和な感じが味わえます。。。。が、なんか人形がこっち向いてるし不気味ですね。
少し寂しい感じですね。それもそのはず。
乗降客数(1日当たり、JR北海道調べ)は
1981年:18人
1992年:4人
2011~2015年:1人以下
ここから数えるのをやめてしまったようです。
これが意味しているのは、「集落の消滅」です。
Twitterにも峠下駅の変わり果て様を記録したツイートが上がっていましたが、探しても出てこなかった( ;∀;)
昔は小学校もあったようなのですが。。。なにやら物寂しい雰囲気が漂っています。
この寂れた看板も、四半世紀の変わりようを見て、何を思うんでしょうか。。
この留萌本線、豪雪地帯ということもあり、毎年冬になると当たり前のように運休や遅れが発生しているようです。また日常の利用者も極端に少なく、つい最近に留萌~増毛間を廃線にしたばかりなのに、JR北海道がまとめた「当社単独では維持するのが困難な線区」トップ3にランクインしてしまいました。
https://www.jrhokkaido.co.jp/pdf/161215-5.pdf
https://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/03.pdf
これではまた廃線の危機ですね。どうやらJR北海道としても留萌本線はやめたがっているのが現状らしく。
主な理由としては
・除雪費用が大きすぎる
・老朽化した設備だらけで、メンテナンスに莫大な費用が掛かる←大正時代に作られた橋をいまだに使っているよう汗
・沿線に高規格国道が完成。利用客が少なすぎて上の2つを補えない
だそうです。まぁ、沿線集落が無くなったりしている現状を踏まえれば、そう考えられても仕方ないですよね。国道を走るバスの方が速くて便利だと思います。
北海道の公共交通が、少子高齢化によって崩れていく真っ最中であることを直視してしまい、いろいろ考えながら列車に乗っていました。
すでに廃線にされている車止めの向こう側が、何かを語りかけてくるようでした。
次回へ続く
JALの最新型、エアバスA350型機はすごい! A350クラスJ搭乗レポート(JAL528便A350-900) 【19-20冬帰省】
あけましておめでとうございます。
じっくりと正月休みを満喫してしまいました。更新が遅れまくりました。
すみませぬ。。。。
いやまぁ実は、正月は時給が上がるのをいいことにバイト頑張ってました。
皆さんはどんな年末年始をお過ごしになったのでしょうか。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ネタを温めつつ、マイペースにやらせていただきます。
さて、新年最初の記事が昨年末の物になってしまうのは大変申し訳ないんですが、今回は帰省で初めて乗りました、JALの最新型機材、エアバスの新型旅客機、A350-900型機の搭乗レポートになります。
JALのA350就航の宣伝はそれはそれはすごい規模で、新千歳空港では11月の就航開始を前に10月始めから座席のモックアップを展示し、こだわりをアピールしていました。
これを見て、A350どんな飛行機なんだろうと興味を持ったのもありますし、この規制は少し贅沢をしようということで、2か月以上前から航空券を予約していました。
備えあれば患いなしです。
上で述べたとおり、少しの贅沢ということで、ClassJを予約しました。
ClassJとは何ぞやって言う人に少しだけ解説しますと、
まぁ、ANAのプレミアムエコノミーですね。
それよりも安くていいと思います。
JALの国内線座席クラスには、
・エコノミークラス
・ClassJ
・ファーストクラス
の3種類があって、
「エコノミーよりちょっとグレードアップした座席で、ファーストクラスほど豪華じゃないよ」っていう感じの座席です。
何でビジネスクラスじゃないのかはわかりませんが。
https://www.jal.co.jp/dom/service/j/ ←詳しくはこちら、JAL公式へ
クラスJ、実は庶民にも手の届きやすい座席だったりします。
今回僕は、あらかじめクラスJに乗るつもりで予約しましたので、新千歳‐羽田間で¥15000程度でしたが、当日クラスJに空きがある場合には、すでに購入済のエコノミークラスの運賃+¥1000で座れてしまいます。
お得ですよね奥様??いいえそこの旦那様も。
今回僕が申しあげたいのは、+¥1000してでもクラスアップする価値のある座席だということです。
このブログでも、飛行機の上位クラス座席を紹介するのは初めてですし、クラスJに乗ってみるのも自身初の試みです。
暇つぶしで、友人とフードコートで間食をして、、、
入ってきました!乗る予定のA350-900型機(JA04XJ)、です!
ジャニーズの嵐が20周年ということで、このA350(4号機)には嵐のメンバーの顔がラッピングされています。
https://www.jal.co.jp/dom/A350/20tharashithanksjet/index.html?121=11ZZZZZZ000206&m=d02
このA350、従来のボーイング製、B777-200型機に比べ、胴体が縦長になっているので天井がとても高く感じられ、開放感があります。
まぁこれに関しては頻繁に飛行機を利用する人じゃないと気付くのは難しいかなと思いますが、飛んでいるときの騒音も小さく、エンジンの「ゴォォォォォォォォ」っていう騒音もかなり小さかったです。また、乗っている最中の耳抜き回数も少なくて済んだような気がしています。ここもJALが一生懸命に宣伝しているポイントでしたが、その通りでした。
そして、こちらが座席です。
今まではClassJの座席は黒い革の座席でしたが、赤い革の座席に変わりました。(座面は黒です。)
枕は上下可動式で、頭の横には読書灯、リクライニングは角度もかなり深く、MAXで夜行バスくらいにはなります。またレッグレストもついており、体をよりフラットな状態に持っていくことができます。
語り始めればこれ以外にも、全席にコンセント・USB電源ポートがついているほか、11インチの液晶モニターで映画を見たり、といったこともできます。
シートピッチも97センチで、エコノミークラスよりも20センチも大きいです。
身長165センチの僕なら、足を目いっぱい伸ばしても前の座席につきませんでした。
なんて快適なんだ( ;∀;)
飛行機は狭いという考えを持っていた人も、安心して乗ることができるのではないでしょうか。
なぁんてことを色々体感していたら羽田についてしまいましたw
是非皆さんもA350に狙って乗ってみてください。
今はまだ羽田-福岡と、羽田-新千歳の2路線だったかと思いますが、便の番号の下(この画像なら、JAL504の隣)359という数字の付いている便が、A350使用の便です。
ただ、新型の機械というものは、なかなか不具合が多いものです。
A350という飛行機、まだ初飛行から3年程度しか経っていません。
整備トラブルということで、僕が乗った便は30分以上出発が遅れました。新型なので許してあげてください。(^^;
もう数年すると、信頼性が増してきて、定時運航性も上がってくるはずです(^^♪
今後の活躍を期待したいです。
長々と読んでいただき、ありがとうございました。
今回はHOTな話題ということで、座席の紹介をメインにさせていただきました。
次回もよろしくお願いします。
※この記事では、「A350 XWB(A350 エクストラワイドボディー)」シリーズを、「A350」として扱っています。A330ベースで、開発が中止された「A350」とは別物ですのでご注意ください。
なお、エアバス社公式の個々のモデルとしての正式名称は、「A350-900」になります。
【新日本海フェリー】本格的なフェリーに初めて乗ってみた(新日本海フェリー、新潟-苫小牧東港 ゆうかり号 ツーリストS 乗船レポ)【ゆうかり号】【19夏Uターン】
どうも、こんにちは。しののめです。
年末のドタバタからやっと解放されましたーー!!!
やったぜ。
というわけで溜まりに溜まったネタを記事に起こしていきますww
今回は時系列的には前回の続き、夏休み帰省のUターンに利用した、新日本海フェリーの敦賀-苫小牧東航路、ゆうかり号のレポートになります。
こちらが新潟港の、新日本海フェリーターミナルです。
後ろにそびえているのが、今回乗船する、ゆうかり号です。
この船、何から何までフェリーとしては超ビックサイズでして、
[ゆうかり][らいらっく]
旅客定員数846名
全長199.9m
総トン数18,229←国内最大
航海速力22.7kt(およそ42km/h)
トラックは146台、乗用車58台を積載できちゃいます。
図らず、初めての利用で国内最大サイズのフェリーを利用することになりました。
フェリーターミナルの受付で、発券してもらいます。
乗せる物、人の数が莫大なので、フェリーはかなり早くから改札を開始し、乗船も出航の1時間くらい前からできるようです。
今回利用した客室はこちら
ツーリストSです!
窓はありませんが、仕切りもしっかりカーテンで閉められるようになっていて、最低限プライベートは確保されてます。
映ってませんが、手前左側の壁の裏にテレビがついていて、寝転びながらダラダラ眺めることができます(*'ω'*)
ヘッドフォンでしか音が聞けないので、騒音とかそういう問題も一切ナッシングです。
船内、そこそこな数、100円玉返却式のコインロッカーありますが、乗ったらまずコインロッカーを確保するのがいいと思います。これはマストです。
やはり寝てるときや、身軽で動きたいときに貴重品持ち歩くのは邪魔ですからね。
コインロッカーで何度も物を出し入れするようにすれば、防犯に関してはほぼ完璧です。
これはツーリストSに限らずともいえると思いますね。
簡単に船内の設備も載せておきます。広いのですべてを紹介するのは厳しいです。
ロビーは吹き抜けになっています。フロントもここにあります。
自販機群です。軽食の自販機もあります。
売り切れの物も出てくるので、必要なものはあらかじめ買っとくのがいいと思います。
プレイルーム?って書いてあった気がします。ホッケー台が二台。
ゲームセンターですね。新型の機種なんておいてないです。
レトロゲーの類。僕の1世代上の方々なら懐かしい気分に浸れるかもです。
シアタールームがあります。1航海で映画が2本上映差されるほか、各種イベントなども開かれます。
それから大事です。お風呂。
ちゃんと純水出ますよ。
海水ではないです。あと、そこそこ広いです。
それから、客船最後部は展望デッキになっています。
新潟の夜景を背に、18時間の航海に出発です。
皆さん、思ったことないですか?
フェリーって船酔い大丈夫??って。
よっぽどひどい方じゃなければ大丈夫かと思います。
特に今回はかなり大きい船なので、多少の波なら全く揺れません。これは本当です。
それに、夜はしっかり寝ちゃえば何も関係ないと思います。
それに、ツーリストSの場所も関係しているかもしれませんが、大型船用ディーゼルエンジンの回転が伝わってくるので、僕は気持ちよかったです。
機関の振動って安心できます。(僕が特殊なだけかも)
翌朝、秋田港入港で起こされました。
朝食は食堂で食べることもできますし、あらかじめ持ち込むのも可能です。
各々、海が良く見える座席で優雅に過ごしてくださいww
フェリーからの美しい景色です↓
津軽海峡に差し掛かると、少し波が荒くなりましたが、それでも大きい船は全然揺れません。すごいです。
昼食はレストランでいただきました。
バイキング形式なのでより取り見取りです。
レシートが見えてて申し訳ないですが、価格は少々高めです。
でも、味は文句なしですよ。東〇汽船のさる〇あ丸のご飯は美味しくないと、マニアの間では有名ですが、カレーも美味しい、お刺身も新鮮、美味しいです。
カレーはレトルトにして売り出してください。新日本海フェリーさん、お願いしますw
残念ながら太平洋上に出ると、台風接近のせいもあってか、シケてました( ;∀;)
さすがにこれはまな板の鯉ですね。4~5mくらい高さあるんじゃないかっていう波がずっと続いてたので、揺れて当然です。
酔っちゃいましたww
それでもカフェテリアは営業してますので、暇つぶしはちゃんとできますよwww
胃に何かを溜めておく作戦も功を奏し、船酔いも最低限で済みました。
船酔いは作戦勝ちしましょうね
そんなこんなで苫小牧東港に到着です。
港の前、本当に何もないので、シャトルバスを利用しましょう。
南千歳駅着。
総評として、初めてのフェリー旅、満足度はかなり高いです。
暇なのかなと思う方も多いかもしれませんが、イベントに参加したり、昼寝したり、のんびり過ごしていると意外とあっという間に時間が過ぎていきます。
普段の忙しさから隔離された状態になるので、リラックスできますね。
日常に疲れた方にもおすすめですww
詳しくは公式ホームページをご覧くださいませ。
ぜひ、時間に縛られないゆっくりな旅を。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
【長電バス・新潟交通】地方都市間高速バス長野ー新潟線に初乗車&新潟駅前見学【19夏Uターン】
どうもしののめです。こんにちは。
前回やっと夏休みの鉄道旅行記事が書き終わりまして。
ホッとしていたのですが、よく考えたら温めていたネタがまだまだあるんですよ。。
しかもまだ夏休みのやつ( ;∀;)
夏休み旅行しすぎたかもーー!!!!!
って思っちゃいました。
冬休みはどこも行く予定はないので(とはいってもネタは用意されてます)次の春までには、今あるネタはすべて消化しきれるはずです(おそい)
最近めちゃめちゃ寒いんですよ。暖房付けっぱなしなので部屋の乾燥に困ってます。
皆さんもどうか体調等崩されないようお気をつけて。。。
さて、今回は夏休み終盤に乗った地方都市間高速バス、長野-新潟線(新潟行き5便)のレビュー?レポートになります。
あ、これ全然関係ないですが、この日の昼に食べたものです。
前々回鳥取の倉吉でお土産に買っておいたレトルトカレーです。酸味のあるルーとちくわが程よくマッチするので個人的には全然アリでした。
北海道まで送ってくれ。(本当に話が繋がらない上に必要あるかすらわからない)
さて、意外と知られてないのですが、北陸新幹線開業によって信越本線長野以北は第三セクターに分離という形をとることになり、現状長野-新潟間の公共交通手段として在来線鉄道が選択されることはほぼ無くなったんです。
新幹線開業前は、快速「くびき野」という列車が新潟県の新井駅から走っており、長野から新潟まで乗り換え一回で行けたのです。当時は北陸本線系統の特急も多かったですからね。今よりも便利な時代でした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8F%E3%81%B3%E3%81%8D%E9%87%8E_(%E5%88%97%E8%BB%8A)
「くびき野」という列車は特急「みのり」を受け継いだ形の列車で、使用車両も国鉄型485系だったので、長野から妙高号と乗り継げば、普通車料金だけで長野から新潟まで特急型車両で行けるという恵まれた時代でもありました。小学生のころ何度も乗った記憶があります。
思い出話もここまでにして、じゃあ今の長野-新潟間の客は何を選択しているのかというお話。JR東日本には大人の休日倶楽部というものがあり、年配の方々は切符をかなり安く買えるので、長野から北陸新幹線、上越妙高で特急しらゆき号に乗り換えというルートをとる方も少なくなさそうですが、若者はそんなもの知ったこっちゃありません。
ズバリ、若者は高速バスですよ!!(ボンバー!!)
https://www.nagadenbus.co.jp/highway/niigatasen/diagram/
http://www.niigata-kotsu.co.jp/~noriai/highway-bus/inter-pref/nagano.html
全席指定なので、あらかじめ予約をしてチケットも発券しておきます。
ドン・キホーテの下、まっすぐ伸びてる道路を1分。ローソンの脇あたりにこういうのがあります。ここで発券してくれるので、発券自体はギリギリでも大丈夫です。
来ました。新潟行き5便。使用車両は新潟交通の34席タイプ(だったと思う)の日野自動車、セレガです。
たしかトイレもあったと思います。清潔な車内が好感持てます。
3時間半の高速バス旅、スタートです。夏休み後半なのもあってか、車内はほぼ満席です。客層はやはり自分含め、若い人が多いです。
ジモトークわかんねぇよ って感じですね。失礼しました。
市街地を15分くらい走って長野市の西端(須坂市だったかも)、上信越道須坂長野東インターに入っていきます。
新潟交通の県外線用車両には、コンセント付きの車両もあるところがうれしいですね。
wifi付きの車ももちろんあります。
「学校の課題やんなきゃな~」とか、「仕事やんなきゃ」とか、「同人制作のファイルまだサーバーに上げてねえや」とかもまぁできます。3つ目はわからん。自己責任で。
ここまでの所要時間はおおよそ1時間半といったところ。
柿崎の自動車学校で自動車教習を受けたので、米山のICなら高速教習で来た覚えがあります。懐かしいなぁ。
サマーサンセット
日本海に沈む夕日はそこそこに。休憩時間は10分ですぐ出発です。
ちょっと短いかなーと思いました。
ここからは丘陵地帯を超え、日本の米どころ、越後平野のなかを走ります。
本当にどこまで見渡しても田んぼなんですよ。すごいですね。
おかげさまで毎日米食べられてます。感謝ですね~。(多分僕は越後平野のコメはほとんど食べたことない)
山がないので夕日が映えます。
米山SAの休憩から2時間ほど。バスは新潟駅前に到着。
時間のわりに疲労感はあまり感じなかったです。新潟交通快適です。あざっす。
新潟駅前って実は初めてだったんで、ちょっと楽しみでした。
この景色は写真でしか見たことなかったので、新潟に来た実感わきましたね。
古そうですよねぇ。。この駅舎もいつまで残るでしょうか。
→新潟駅立体交差化工事で取り壊しが決まっているようです。
ラーメン大好きマンなので、新潟では背脂ラーメンを…
んーーー!!見た目以上にあっさりでおいしい!かといってこってりさが足りないわけでもないです。癖になります。
もう一つ、新潟といえばアニメ声でめっちゃ萌え萌えの乗り換え案内放送(やめなさい) 独特のバスターミナルですよね!
こちらもすでに取り壊しが決まっているようで。
鉄骨見ましたが、かなり古い物のようです。記録や見学はお早めにどうぞ。
バス乗り場が横にずらっと並んでいて、路線バスは大通りをまたぐ感じでいったん停車し、バックで乗り場に入ってきます。
こんな形のターミナルは初めて見たので面白いです。
バスの本数も多いので、出発時刻が重なると、複数のバスが目の前の通りに向かって90度向きを変えながら曲がってきます。なかなか壮観な長めですよ。
動画ありましたww↓
https://www.youtube.com/watch?v=9iDvBBC-7CY
キュービックが走ってたり、車両もなかなかマニア受けするものが多いので新潟行ってみるべきですよwww
実際に乗りましたが、皆で譲り合って発車していましたww
面白いです。
新潟交通[E10]臨港病院行きに乗車。
山ノ下郵便局前にて下車し、徒歩10分ほどです。
スーツケース転がしてたので少し辛かった。
新日本海フェリー新潟港に到着です。
今回はここまで。
ついつい新潟割と楽しかったのでいろいろ書いちゃいました。すみません( ;∀;)
皆さんもぜひ訪れてみてください。笹団子、食べたかったなぁ。。。
次回の更新は少し遅れるかもしれません。ご了承ください。。。