しののめ 旅行・音ゲーマニア見聞録

鉄道や飛行機の乗車・搭乗記録や、音ゲーについて語っていきたいです。

18きっぷで3泊4日!バックパッカーの乗り鉄旅行 その1(1日目ー1)【19夏休】

皆さんこんにちは。

8月ももう終わりというところ。北海道では早くも秋の空模様になりつつあります。

本州はまだ暑いですかね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

今回からは8月頭、夏真っ盛りに行った、青春18きっぷを利用したバックパッカー旅行の記事です。

 

このブログを見ている方はわかると思いますが青春18きっぷというのは夏季、冬季、春季の決められた期間の間、1万円ちょっとで任意の5日間、JR全線と3セク線の一部が乗り降り自由になる優れものです。

別途料金を払えば、座席指定列車・指定車両にも乗ることができます。

 

ただし、、、、

 

急行・特別急行列車を利用する際は別途、乗車券・特急券の購入が必要です

 

すなわち、

 

特急・急行・新幹線には一切乗れません!

時間のある人向けの切符となってます。

この夏はすでに期間は終わりそうですが、一応JR東海のリンクを張っておきます。。

https://railway.jr-central.co.jp/tickets/youth18-ticket/

消費増税で次回から切符も値上がりするようなので、ご注意ください。

 

さて、今回は主な行先を鳥取県に定めました。

移動は普通列車・快速列車がメインになるので、しっかり事前予定を立てておかないと、田舎で特急誘導ダイヤに殺されます(^^;

 

googleスプレッドシートなどに、乗る列車の乗車区間、種別、時刻、列車番号なんかもメモっておくと、いろいろ困らなくて済む確率が格段に上がります。

 

また、今回はリュック一つしか持ちません。

持ち物は着替えとガジェット類、あらかじめスーパーで購入した、凍らせたお茶くらいです。あちこち回る際はこのほうが有利だったりします。

 

こちらが青春18きっぷ。5日分欄がありますよね。

指定席券売機で手軽に購入できます。

 

1日目

①2614M 長野駅5:54発 普通軽井沢行

長野駅の始発列車と2本目まではしなの鉄道の列車なんですよね。

こちらは始発から2本目、名古屋行き特急のいっぽん前、軽井沢行きの普通列車です。

早朝なのに部活に行く学生などが多くて感心しました。みんな頑張ってますね。

10分ほどで篠ノ井。ここで降りないと別料金が取られます。

 

②1002M  篠ノ井6:17発 特急しなの2号名古屋行

オイコラ って思うかもしれません笑

いきなり特急に乗ってますからね(^^;

篠ノ井線の始発列車はこの特急しなの2号なので、仕方ないのです。

別料金を払って、特急1区間分だけ乗りました。

 

夏休みだし、1本目の特急ということもあり、車内は大混雑。

先頭車両のデッキでしばし、前面展望を楽しみました。

トンネル内に霧が発生していて面白かったです。

善光寺平もあまりよく見えず、残念でした。

篠ノ井線で特急に乗っているとよくわかります。JRが高速道路に勝てない理由。

分岐器制限速度のために、通過の度に減速を余儀なくされているわけです。

これが無くならないと、特急の所要時間短縮は無理だなあとつくづく思いました。

とはいってもやはり特急。30分くらいで明科駅に到着です。

姨捨聖高原を超えるのに1時間かからないわけですから、停車駅の少なさは所要時間に直結するわけです。

 

この時初めて明科駅で降りましたが、意外と便利な駅です。

列車の本数もそこそこあり、松本の篠ノ井駅みたいな感じですね。

他路線の分岐はないですけど。

今回は数少ない、明科始発列車に乗ります。

2番線の草すごいですね。最近は除草剤を散布する金もケチっているんでしょうか。

 

③430M  明科7:14発 普通甲府

211系3000番台のALLロングシート編成が来ました。

この時間になるとそこそこ明科始発列車の需要があるらしく、やはり学生や通勤客で座席が埋まるほどの乗車率。

明科始発列車は1日にこの1本しかありません。

 

④1824M 松本7:42発 普通中津川行

さて、ここから2時間半の戦いです。この2両の313系木曽路をゆっくり進んでもらいます。

塩尻では20分の停車。今回は行き先でお金を使いたいので蕎麦はパス。

実は長野駅6時半発の飯田行に乗れば、塩尻でこの列車に追いつきますが、45秒乗り換えになるため、運行状況によっては乗り換え失敗の可能性があるので、リスク回避しました。

 

中央本線は1911年に開通した歴史のある路線で、JR東海区間には古い駅舎が今でも存続している駅が多くあります。

こちらは藪原駅1910年開業当時の木造駅舎を今でも使用しています。

明治時代ですよ?!

こういう駅舎は味があって温かみも感じますね。

 

本格的に谷が険しくなってくると、急カーブから見える渓谷の景色がとても美しいです。

この中央西線、木曽谷には寝覚ノ床という名所があり、列車からも見えるのでとても有名ですが、目線を名古屋行きの進行方向左側、川とは反対側に、小野の滝という落差20mほどの滝があり、木曽八景に数えられています。

江戸時代に、葛飾北斎歌川広重にも描かれた名瀑なのです。

ただし、列車から滝の全貌を眺めるのは不可能で、上から見下ろす形になります。

それが、こちら!(だと思います)

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過ぎるのはほんの一瞬。

1秒もありません。滝は確かに見えましたが、カメラには流れる水しか映っていませんでした(^▽^;)

中央西線、上松~倉本間を通る際はぜひ見つけてみてください(笑)

この列車の終点、中津川で乗り換え。

 

⑤5722M 中津川10:20発 快速名古屋行き

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今度はJR東海保有する211系

中津川を超えると名古屋近郊区間に入った実感がわきます。

中津川からは快速列車で名古屋まで1時間ほどでついてしまいます。

快速列車も一日に何本も運行されていて、便利な区間

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211系(5000番台)の運転台。

最高速度110km/hでどんどん飛ばしていきます。

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名古屋に近づくと大きな駅も増えてきた。

ぼーっとしていると、あっという間に名古屋に到着

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JR西日本の特急車両を見ると遠くまで来た実感がわきます。

 

(次回、1日目その2へ続く)